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2018年02月24日 イイね!

悩ましきかな、オイル選び

悩ましきかな、オイル選びここのところ、次に入れるエンジンオイルの候補を色々と物色していたのですが、あまりの情報の多さに電脳の海で溺れかけていました。

いやはや、ドライブレコーダーを選んだときにも散々迷いましたが、エンジンオイルについてはその比ではありませんね…。

さて、何故オイルについて急に調べだしたかというと、自分が思っていた以上にエンジンオイルの影響というのは大きいと感じたためです。

というのも、今までは整備工場さんお任せで、もっぱらA.S.H. PSE 10W-40だったのですが、前回のオイル交換の際に、エンジン保護を期待して、試しにFuchs TITAN UNIVERSAL HD 15W-40を入れてみたところ、吹け上がりが重くなったような感触があり、燃費もパッとしない感じになってしまいました。

もちろん、粘度を硬めにしたので当然のことではあるのですが、鈍感な自分でも体感出来るほど変化するとは思っていなかったもので・・・。

ここでA.S.H. PSEに戻せば話は早いところを、あえて新たな選択肢はないかと調べだしてみたは良いものの、モノの見事にエンジンオイル選びという名の迷宮に囚われてしまい、新たな情報に接するたびに判断基準がクルクルと変わって、なにやら精神的な消耗戦の有様を呈してきたので、途中から自分なりに一定の基準を設けて選定を進めてみました。


1.粘度は10W-40とする

これは取扱説明書にある粘度の通りですね。15W-もOKですが、今回それで微妙だったので、柔らかめの10W-40から探すことにしました。5W-40まで行くと柔らかすぎて漏れが心配ですしね。


実際の取説とは若干差異がありますが、M103エンジンでの粘度指定は概ねこのような感じです。


2.100%化学合成油は除外する

ベースとなる構成成分に100%化学的に合成されたPAOやエステルなどを使用した所謂「100%化学合成油」は、シールへの影響が心配なので除外することにしました。最近のオイルなら大丈夫だとは思いますが、万が一漏れたら面倒なので・・・。


この分類図におけるグループ3までを対象にしました。 引用元⇒エンジンオイルのベースカテゴリ分類について

ところで、このグループ3、素直にVHVIや高度水素化分解精製油などと表示すべきところを、鉱物油を精製したものであるにもかかわらず合成油だと名乗っても良いという虚偽表示がまかり通っているせいで、オイル選びの際にお困りの方も大変多いのではないでしょうか。

どうもこの摩訶不思議な商慣習は、その昔にカストロールが行ったゴリ押しに原因があるらしいので、選定候補からカストロールは「いの一番」に外しました。逆に、この辺の分類を有耶無耶にせず、キチンと表示してくれているオイルメーカーさんは好印象ですよね。


3.メルセデス・ベンツ承認オイルであること

これを選定基準に入れるかは正直なところ迷ったのですが、あるに越したことはないので・・・。ちなみに承認オイルのリストですが、ネットから閲覧することが出来ます。

Mercedes-Benz Specifications for Operating Fluids (MB BeVo)
各種油脂類の承認リスト一覧

このリストの中で乗用車向けマルチグレードエンジンオイルのリストは229番台ですが、10W-40が設定されているのは229.1および229.3だけなので、この2つのシートから探せば良いことになります。

229.1 Multigrade engine oils (Specification 229.1)

229.3 Multigrade engine oils (Specification 229.3)

ここで気になるのが、「229.1と229.3の違いは一体何なのか?」ということです。それについては以下の文章中に記述がありました。

Requirements in respect of engine oils ※PDFです。

該当部分(7ページ目)をGoogle翻訳にかけると、

シート229.1と比較して、これらのエンジンオイル[229.3]は以下の特徴を示す:

 ・より高い品質(摩耗と清潔さに関して)
 ・省燃費
 ・より良好な冷間始動特性
 ・より良い環境適合性(塩素および硫黄含有量の低減)


となりました。まあ、基本的に229.3の方が性能は上のようですね。という訳で早速、229.3の10W-40をツラツラと眺めていくと、とあるオイルメーカーが候補として浮かび上がってきました。



そう、ドイツの潤滑油メーカーであるリキモリ社です。


自分としては、もっぱら添加剤のイメージだったのですが、ドイツ本国でのエンジンオイルにおけるアフターマーケットではかなりの存在感があるようで、試しにドイツのAmazonで10W-40のエンジンオイルで検索して、レビューの評価順にしてやると、ライバルと比べて割高な値段設定にもかかわらず、トップと3番目がリキモリ製品でした。



Amazon.deでの検索画面のスクリーンショット(※18/2/23現在)


日常的にアウトバーンを速度無制限でかっ飛ばしている連中が、評価しているのであれば、まず間違いなかろうということで、リキモリ社の本国サイトのオイルガイドで190E2.6にお勧めのオイルを調べてみたところ・・・。


オイルガイドの検索結果画面

これによると、青いボトルのSuper Leichtlauf 10W-40が一押しとのことで、商品説明を読んでみるとこんな感じでした。

ハイテク合成オールシーズン、低摩擦モーターオイル。Super Low-Frictionは、メンテナンス間隔を延長することなく、最新の高性能ガソリンおよびディーゼルエンジンの最も厳しい要件を満たすために開発されました。

触媒コンバータとターボチャージャーの使用をテスト済み。燃料を節約し、最適な摩耗保護を提供します。この配合物は、シーリング材料に有益な効果を及ぼし、ひいてはエンジンの漏れ止め性に有益な効果をもたらす。

これにより、スーパーローフリクションモーターオイルは特に60,000を超える走行距離の車両に適しています。

- 低温での迅速な油供給
- 優れたエンジンクリーン度
- すべての市販のモーターオイルと混合可能
- シールを再生する
- 高いせん断安定性
- 100,000 km以上の走行距離を持つ車両に特に適しています
- 高い潤滑信頼性
- 燃料を節約し、汚染物質の排出を削減する
- シールを維持する
- 滑らかなエンジン走行
- 優れた摩耗保護
- 老化に対する最適な安定性
- ターボチャージャおよび触媒コンバータのテスト済み

翻訳 by Google先生


過走行車にオススメでシールの維持再生までしてくれるとは、まさに190Eにぴったりな感じです!ベースオイルもSynthesis technology=水素化分解油ということで、Fully synthetic(100%化学合成油)には当たらないようなので、全ての条件を満たしています♪

あとは、日本で入手出来るかどうかだけですが、日本国内でのリキモリ社公式サイトの製品案内を見ると「Super Leichtlauf 10W-40」も、ちゃんとラインナップされています!


ただこれ、内容量が20Lからなんですよねえ・・・。




・・・あゝ、悩ましい。


Posted at 2018/02/24 09:32:59 | コメント(1) | トラックバック(0) | 190E | クルマ
2018年02月08日 イイね!

Boxoh ~国際貨物のトラッキング情報をグーグルマップ上で可視化~

Boxoh ~国際貨物のトラッキング情報をグーグルマップ上で可視化~海外のネットオークション等でお買い物をした時に、ついつい運送会社のサイトで追跡情報を何度も確認してしまうってことありませんか?

私は、特に意味もないのに、かなり頻繁に再読込を掛けてしまいます・・・。

そんな時にちょっと便利なのが、「Boxoh」というUPS、Fedex、USPS、DHLのトラッキング情報をグーグルマップ上に表示してくれるサービスです。

詳しくはこちらで紹介さているのでどうぞ⇒UPS、Fedex、USPS、DHLのトラッキング情報をGoogle Map上に表示してくれるBoxohがいい感じ

通常のトラッキングというと文字の羅列で、どのへんに荷物があるのか、ピンときません。


そこでこの「Boxoh」で、トラッキングナンバーを入力してやると、グーグルマップ上で過去の動きも含めて、可視化してくれます。


ドイツ国内でアッチコッチたらい回し


ケルンを出発したら、深センを経由して成田へ

このサービス、なにげに移動距離も計算してくれます。今回の荷物は成田までで8000マイルを超えてますね~。

明日の晩には、届きそうなので楽しみです♪
関連情報URL : http://www.boxoh.com/
Posted at 2018/02/08 10:34:03 | コメント(0) | トラックバック(0) | パソコン/インターネット
2018年02月02日 イイね!

再びのホイール交換、ついに鉄チン仕様へ

再びのホイール交換、ついに鉄チン仕様へ前々回のブログでW169からのホイール転用案がポシャってしまった鉄チン化でしたが、元々のオフセット(ET44)と一致させるのを諦めて、当時の純正ホイール(6J×15インチ ET49)の使用に踏み切りました。


ホイールキャップが樹脂製なので、取り付ける前に裏面へ導電性アルミテープを貼り付けてみました。

今回使ったホイールキャップは、未使用品を使うのが勿体無くなってしまって、新たに4枚買い足した中古品です。元々は、新品未使用のホイールキャップを手に入れたことをキッカケとした鉄チン化でしたが、結局使わないという本末転倒っぷり・・・。

ともあれ、ホイール/ホイールキャップ/スチールホイール用ボルトの三点セットをディーラーさんに持ち込んで、組み換えをお願いしました。余談ですが、持ち込んだホイールキャップをご覧になった古株のサービスアドバイザーの方曰く、メッキの縁取りがあるキャップは初めて目にされたとのことで、どうも縁取りのあるタイプは国内仕様では存在しなかったようです。


2週間とたたず、組み替えられる羽目になったタイヤ

ちなみにW169用ホイールに換装した際に、タイヤも新品にしました。コンチネンタルのCC6 185/65R15です。以前はCEC5 195/60R15だったので、扁平率/銘柄ともにコンフォートよりになりました。


紆余曲折のすえ、ようやく鉄チン化を完了しました。


比較用その1 93年式向け標準8穴ホイール装着時


比較用その2 スポーツライン/16Vモデル向け鍛造15穴ホイール装着時

こうして見比べてみると、ホイール単体だと鉄チン仕様はちょっと地味な気もしますが、全体としてはデザインにまとまり感が出たお陰で、シックで落ち着いた印象となり、より往年のメルセデスといった風情が増したのではないかと思っています。

しかし、ここまで来るとスポーティーなリアスポイラーも雰囲気にそぐわないので、取っ払ってしまいたいという気もしてきます・・・。


斜め前から


斜め後ろから190Eを眺めるたびに、ブルーノ・サッコ氏は本当にいい仕事したなぁと、しみじみ感じています(笑)


メルセデス往年の名車たちのデザインを手掛けたブルーノ・サッコ氏とW201初期モデルのミニチュア

余談ですが、ブルーノ・サッコ氏が自分がデザインしたモデルの中で一番のお気に入りはW201だそうです♪
※元ネタのインタビュー記事はこちら ⇒ http://www.automobilemag.com/news/mercedes-benz-bruno-sacco/

さて、今回の一連のタイヤ及びホイール交換(鍛造15穴→W169鉄チン→190E鉄チン)を経た後の乗り心地の変化ですが、随分とまろやかになったというか、しっとり感が出ました。タイヤ銘柄も扁平率も変えているので断言はできませんが、やはりリム幅を狭くすると継ぎ目や段差がある場合の突き上げ感がマイルドになるようです。

【今回のタイヤ及びホイール交換の流れ】

鍛造15穴ホイール
品番:2014001302
仕様:7J×15インチ ET44 15穴 鍛造
重量:8.0kg(ホイールのみ)

タイヤも新替(CEC5 195/60R15⇒CC6 185/65R15)

W169向け鉄チンホイール
品番:1694000402
仕様:6J×15インチ ET44 スチール
重量:6.6kg(ホイールのみ)

タイヤはそのまま

190E向け鉄チンホイール
品番:1244000602
仕様:6J×15インチ ET49 スチール
重量:9.2kg(ホイール+キャップ)

それと、同じ鉄チンでもW169のホイールは190E用と比べて、随分と軽かった(-2.6kg)のですが、そのせいか路面の状況を拾いすぎて、コツコツ感がかなり気になりました。

サスペンションの設計にもよるのでしょうが、普段使いの場合、ホイールには適度に重量がある方が乗り心地的には良いようです。


190Eのリアサスペンション、市販車でのマルチリンク採用は世界初でした。


詳細は不明ですが、マルチリンク開発用の試験車両のようです。これを見る限り、開発時には鉄チンだったみたいですね。


ラジエーターとエアクリーナーボックスの位置から考えると、助手席前方にエンジンを搭載しているんでしょうか?

それにしても、殆ど使わなかったW169用のホイールと特殊ボルトをどうしたものか・・・。
Posted at 2018/02/02 14:21:52 | コメント(4) | トラックバック(0) | 190E | クルマ

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