コーナーポール、通称「下手くそ棒」とも呼ばれる車両の見切り性を高める装備ですが、この棒に旗を括りつける為の2つの輪っかが付くと、あら不思議!
「下手くそ棒(笑)」から「フラッグホルダー」へと華麗にジョブチェンジするのです!
そうです!これはあくまで旗をたなびかせるための棒で、車両感覚が乏しいのを補助するための棒じゃないから恥ずかしくないもん!なのです!!(詭弁)

フラッグホルダーを装備したW108/W109
実際のところ、190Eはコンパクトな上に、車体形状からも見切り抜群なので、要らないっちゃ要らないのですが、
黒塗りのセダンといえば旗棒なので、入手の機会があれば試しに付けてみたいとは思っていました。

W201用コーナポールステー
そんなコーナーポール用のステー、それも190E向けの新品を手に入れたので、フラッグホルダーを探していたのですが、どうも国内の角目メルセデスに付いていたポールって、メーカーの日本法人が独自に作らせていたもののようで、海外にはほぼ流通していません。
ステーに付属していた取説からもそれが伺えます。
この国内仕様のポール、中古品を手に入れてみたのは良いものの、あんまり見た目にピンと来ません。先端のスターがやたら大きい上に、そのスター自体も樹脂製のようで、どうにも安っぽいです。

W201用のフラッグホルダー
そこで、本国仕様のフラッグホルダーはないのかなと、試しに探してみたらあったので、とりあえず買ってみました!

お世話になってる部品商さん経由でドイツから取り寄せたホルダー
品番が120から始まっているので、元々はW120(通称ポントン)用だったみたいですね。ちなみに写真だと分かりにくいのですが、
ポールが根本部分に対して若干傾斜しています。これは仕様なのか、傾きを調整可能なのかは、部品商さんに調べてもらっている最中です。

フラッグホルダーが取り付けられているポントン

本来は、台座を車体に直付けにするようです。

台座の方は既に供給終了で入手できませんでした。(写真は拝借してきた物です)

上から国内仕様のW126/W124用(多分)、W201用、本国仕様の120品番

ステーから、上に出る部分の長さ比較

120品番は先端のスターも随分と小さめ
国内品と比べると、かなり小ぶりではありますが、
全体の造りや見栄えは120品番の方が良いです。
しかし、試しにステーにホルダーを取り付けてみようとしたところ、ホルダーをボルト止めする為の穴の径がM10なのに対して、ホルダーのネジ径がM8となっているおり、このままではキチンと固定出来ないと判明!
ちょうど良いアダプターは無いかといろいろと調べた結果、支柱のネジサイズや寸法などを細かく指定の上、一本から発注できるサイト見つけたので、M8→M10になるように指定して発注しました。
円形支柱 片端おねじ片端めねじ (直径20mm、円柱部分40mm、おねじM10、めねじM8)
ついでに樹脂製ワッシャーとゆるみ止め機能があるスカートナットも同じサイトで注文しました。
極薄樹脂ワッシャ(M8、直径20mm)
極薄樹脂ワッシャ(M10、直径20mm)
スカートナット(M10)

樹脂ワッシャが透明で見にくいですが、右からホルダー本体、樹脂ワッシャ(M8)、円形支柱、樹脂ワッシャ(M10)、スカートナット(M10)

円柱を組み合わせると、国内仕様のW201用ホルダーとちょうど同じくらいの全長になります。

ステーまで組み込んだら、こんな感じ

スカートナットは通常のM10ナットより、若干頭部分が小さいので、作業性もGoodです。

旗のサイズは、東京製旗の卓上旗が16×24cmで、ちょうど良い大きさでした。
車に取り付けたら、また写真をアップしてみたいと思います。
Posted at 2018/08/02 15:57:47 | |
トラックバック(0) |
190E | クルマ