インフォメーションディスプレイ内時計の表示

＊注意＊
これから行う事は車両ECUと直接通信しますので、不必要な場所を触ると最悪車が動作不能になる恐れがあります。全て自己責任でお願いします。

まずPCでインターネットよりDDT4ALLというソフトをDLし、解凍します。このソフトはルノー車とスマート、一部日産車のEUCの読み書きをPC上で可能にするソフトです。
ソフトはPython上で動作します。DLしたフォルダにPythonも入っているので未インストールでも大丈夫です。

ELM327 OBDⅡインターフェースユニットを車両のOBDⅡコネクタに差し込み、ノートPCに認識させます。私はBluetooth通信タイプにしました。ELM327ユニットはV1.5でPIC18F25K80チップを搭載したものじゃないと、車両ECUとうまく通信出来ないようです。元々持っていた激安パチモンユニットは読み取りは出来ても書き込みは出来ませんでした。

アプリを起動するとポートと通信方式を選択するウィンドウが開きます。
自分のELM327ユニットと同じものを選択して、一番左のコネクティッドモードのボタンを押します。
なお文字コードはUTF-8を指定しないとエンコードエラーが出て、ここから先に進めません。

通信に成功すると自分の車両に搭載されているECUの一覧が出てきます。
純正オーディオ搭載車両ではこれにMFDも出るのかな？Ph2だとまた違ったECUが出ると思います。

一覧のCLUSTER…をダブルクリック、中段もCLUSTER…を選択し、下段はGENERAL CONFIGRATION中の一番上を選択します。

PCの解像度の問題か、上手く表示されてませんが、左から読み取った情報、書き込む情報、書き込みボタン、再起動ボタンになっています。

CLOCKの項目をClock Displayedに変更します。

左上のアインシュタインマークのボタンを押して書き込み準備にします。

赤いCLOCKのボタンを押すとECUにデータを書き込みます。

心の準備をした後、一番右のSoft Resetボタンを押します。
するとアナログメーターの針が0に戻り、ブルブル震え出しますので、恐怖に打ち勝ちます。
見事恐怖に打ち勝った場合は、ピーとブザー音が鳴りクラスターメーターがリセットされます。
不用意な書き込みを避ける為にアインシュタインボタンを元に戻しておきます。

ワイパーレバー横の表示切り替えボタンを押していくと、見事時計が表示されました。

なお、リンクURLのイタリアン兄貴の手順を参考にさせていただきましたので、満足された方はイイねを押してあげてください。