クルマの修理と改善が必要になったのでしばらく乗れません。
あ、街乗りは、まあしますが、モータースポーツ的遊びがしばらく出来ない、という事です。
その一連の流れでの気付きのメモです。
まず、今回、クルマの修理もしくはアップデートが必要そうだ、と思ってアレコレ考えたり、幾つかのお店や何人かの先人に相談したりという事をしていたのですが、おおよその方向と修理の範囲が決まりました。
その中で、何より、とても良いお店(というか整備工場)に巡り合えました。これが良かった。
実際の細かな内容はこれから詰めますが、ざっくり言うと「リアまわりの修理と改善」を行なう事になります。
リアまわり・・・、これはだいぶ前から闇の預言者に言われてきたことですが、やはり予言的中でした・・・恐るべし(もしくは当然のコトか、、)。
その事も含めてですが、今回、感じた事は自分自身がまあまあバイアスを持っていたという事です。
自分としては、色々な事をなるべく公平に見て、信じられないような事や、同意できない事があっても、なぜそうなるのか?なぜそう考えるのか?という事をまず初めに考えるようにしているつもりでした。
つまり、いきなり、そんなこと信じられない!同意できない!とはせず、一旦受け止め、その人(等)が、なぜそう考えるのか、という理由を考えるようにしているつもりでした。
そうすれば、イロイロな考え方を知ることが出来、自分の世界が広がるハズだと考えているからです。
が、まだまだうまく出来ていなかったことが、今回、よーく分かりました。
具体的な例で言うと、タイトル画像にあるデフクーラーの配管です。
タイコにほぼ密着する位置です。
マフラー全体はゴムで吊られているので、走行時にはかなり動くはずです。きっと当たってるだろうな、、、とか。
せっかくポンプで循環させたオイルがタイコ部分で加熱されてしまっているんじゃないの??? とか。
これは良い事ではありません。
実際、フィッティングパーツの接続箇所にオイルの滲みがありあましたし、ブリーザーからの吹き出し量がかなり多いのでは?と思えます。
しかし、この配管の位置に私が気付いたのは実は既に1年くらい前です。
約1年前の整備入庫の際に、作業を行なってくれた方に「この配管は良くないですね」と言われておりました。
では、なぜ放置してきたか?についての私の思考の流れは概ね次の通りです。
(1)配管が良くないって言われてもねぇ。。。
(2)そもそもこれはZ34用としてキット化されている商品だ。
(3)それに加えて、まあまあ名の知れたお店で取り付けを行なってもらった。
(4)更には、そのお店はZの素人向けレースへ参加する等、モータースポーツを良く知っていそうなお店だ。
(5)なので、間違いがあるはずがない。
今となってみれば、我ながら(5)への飛躍が凄まじいです、、、。
要するに、自分に都合の良い情報を積極的に集めて、都合の悪い情報を見ない(もしくは重みを下げる)ようにしていた訳です。
イヤな事実から目を背けていたと言うコトです。。。
あ、これは、あくまでも自戒のためです。
そのキット商品やお店が悪いとは(あまり)思っていません。
なぜかと言うと、そのキット商品をポン付けしても全く問題無いケースもあるだろうからです。
簡単に思いつくケースは、社外マフラーに換えているケースです。
ノーマルよりもタイコが小さいので配管との距離が大きくなるから問題無し。とか、そんなケース。。。
そう考えてみると、、、
キット商品の開発側としては、
Z34専用のキット商品なので、まずはノーマルマフラーでも取り廻せる配管としよう。
デフクーラーを入れるような人はマフラー周りの改造もしている可能性が高いからキットの配管でうまく行かないケースは現車合わせをするだろう。
いずれにしろ、こういったパーツは現車合わせが必要なので配管はあくまでも(利用可能な場合もある)サンプルだ。
取り付け店としては、
Z34専用のキット商品なので、取説をしっかり良く読んで、その通りに超正確にポン付けしよう。
タイコに密着しているがメーカーが作成した専用商品なので問題無しという事だろう。
・・・などと考えていたのでは無いか。と想像します。
つまり、メーカーにも取り付け店にも悪意があるとは思えません。
結論:
自分で責任を持ってしっかりやれ、オレ、と言う事です。
・・・整備は続く。。。
Posted at 2019/09/02 12:40:09 | |
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