
6月9~10日の北陸旅5回目、6月10日の続きです。
富岩運河環水公園を後にして、また氷見方面へ向かいました。
氷見魚市場食堂で海鮮丼がどうしても食べたかったので、同じあたりを行ったり来たりしています。
営業時間は6時30分~15時ですが、昼時はすごく混みそうなので11時前に店に入りました。
ちょっとおどろおどろしい書体の看板を頼りに暖簾のかかった入口を入って狭い階段を上ると入口の案内が見えました。
氷見漁港の市場の建物の2階で食堂をやっているようで、通路の右側から階下の市場が見学できます。
整理券発券機に店内にお入りくださいと張り紙がありました。
さすがに平日のこの時間なので待ちはなくすんなり席に着けました。
でも結構お客さんが入っています。
ジャーン!氷見浜丼(海鮮丼)の定食1880円を注文しました。
ガンドブリと甘エビと鰆…運んでくれたお姐さんが教えてくれたのに、目の前の獲物に頭がいっぱいになり馬耳東風…。
やわやわ盛(並盛)でも結構なボリュームでしたが、はんさ盛(大盛)でもいけたかもとちょっと後悔の念。
ネタがきっときと(新鮮)でとても美味しかったです。
奥の土鍋漁師汁が付いて、白みそ仕立てのあまじょっぱい味がブリのアラでいい出汁が出て最高でした。
ブリの身もしっかり入っていたので食べ応えは十分、大満足でした。
そしてもう一品…。
白海老コロッケも頼みました。
これ1個680円もする高級品です。w
心して味をかみしめるように食べました。
上品な白海老の風味を味わうにはコロッケだと台無しなのかもしれませんが、しっかりと白海老の風味を感じることができました。
サクサクの揚げたてでとても美味しかったです。
ご飯を食べ終わって、いよいよ今回の旅のメインともいうべき称名滝を目指します。
富山の遊び場!TVさんのYouTubeで称名滝(2024Ver.)が最近UPされたばかりだったので、しっかりと予習させていただきました。
おかげで道を走っていても初めての気がしない、まるでデジャヴのようでしたw。
漁火ロード→R160→R8→常願寺川の右岸→称名川の右岸を走って、まず悪城の壁 展望台に寄ります。
氷見から約1時間30分かかりました。
富山の遊び場!TVさんのYouTubeはこちら↓
【富山】日本一の滝へ川沿いドライブしたら1年ぶりにテンションあがった
称名川の対岸が切り立った岩壁で、高さ500m、幅約2kmに渡ってつながっています。
これが悪城の壁で、日本一の一枚岩盤だそうです。
今にも壊れそうな趣のある展望台から見渡すことができます。
悪城の壁には「すごく恐ろしく、砦のように人を寄せつけない崖」という意味があるそうです。
土地の男たちは山菜取りに訪れ、中段の2階と呼ばれるところまで登れるようになると一人前の山男と見なされたそうです。
どこからこんな大きな岩が転がってきたのかとても不思議ですが駐車場の隅っこに落ちています。
富山の遊び場!TVさんがここを訪れるたびレポートしてくれていますが…、報告です。
落石に一応コーンで規制線が引かれていましたよ。
県道をどんどん登っていくと右手に称名滝の駐車場が見えてきます。
それほど車は止まっていないので、人はあまり多くないようです。
称名滝休憩所は案内所兼展示館になっていて四季の写真や称名滝に関する情報が展示されています。
例えば、落水量は最大毎秒約100t、ph4の驚異の酸性度、滝の位置は7万年で7kmも後退している(浸食され続けている)、日本一の落差は350m、ハンノキ滝は500m(ハンノキ滝は雪解けの時期や大雨によってみられる滝で常時みられる滝ではないので日本一には認められていない)とか、・・・情報の宝庫でした。
ここで予習していくだけで称名滝が何倍も楽しめると思います。
休憩所を上ると右手に展望所があって遠くに称名滝とハンノキ滝が見えます。
ハンノキ滝はすごく細くなっていて風前の灯です。
さあ、これからあそこまで歩いて登っていきます。
約1.3kmの距離があり、坂道なので結構息が切れます。
ハンノキ滝、細っ~。
展望所からはチラ見せしていた称名滝も出し惜しみをして最後の最後まで姿を見せてくれませんw。
急に細い道が湿気って、細かいミストが強い風に乗って飛んできます。
称名橋に出ると称名滝の全貌が目の前に開けます。
これはまさしく絶景です。
橋の上は吹き抜ける風がすごいです。
ビュービューと風が鳴り、帽子が飛びそうで慌てて手で押さえました。
水はとてもきれいで透き通っています。
橋を渡って階段を上ると滝見台園地から称名滝が目の前に見えます。
でも、この角度からはハンノキ滝は死角になってよく見えません。
下の方にうっすらと「2時に虹?」(条件に恵まれ午後の西日が差し込むと、運が良ければ見れる虹)が見えました…と思います。
ここ称名滝はとても見応えがありました。
やはり自然の創造物は心に響くものがあります。
自分の足でその場所まで行き目の当たりにすると、その大きさ、力強さ、肌や体で感じる風やミスト、疲労感などすべてがリアルなんですね。
あらためて動けるうちにいろいろと体験しておきたいという気持ちが強くなりました。
とても気持ちが良くて癒される時間でした。
次回、最終回に続きます。
JG3 北陸旅① R417冠山峠道路~道のオアシスフォーシーズンテラス
JG3 北陸旅② 千里浜なぎさドライブウェイ ~羽咋・七尾
JG3 北陸旅③ 富山県高岡市 雨晴海岸
JG3 北陸旅④ 富山 海王丸パーク〜富岩運河環水公園
JG3 北陸旅⑤ 富山 氷見魚市場食堂~称名滝←この記事
JG3 北陸旅⑥ 富山 クリーンセンターからの立山連峰~雨晴再び
Posted at 2024/06/22 10:37:56 | |
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