
NGC-JAPAN 「スムースドライブシステム」
スムースドライブシステム装着後、青果市場でのジムカーナ練習会に3回参加しました。
そのインプレッションと、初めて自分以外の競技をされている方に運転してもらい、走行後にうかがったぼくのNDの評価を書きたいと思います。
まず、ぼくのインプレです。
アンダーが出にくくなっていて、出た場合も、流れていく幅が装着前よりは少なく、収束も早く、アンダーが出た時もタイヤの形がくだけていないような感じがします。
立ち上がりでアクセルを開けて滑り出しても安定感があります。
例えると、タイヤが流れている感触が、これまでは#80のサンドペーパをかけていたものが、#800でかけたようになります。
一言でいうと、どんな状況下おいても
「収まりが良い」です。
はじめは約3ヶ月のブランクで、まだ慣れていないためかと考えていましたが、3回目の練習会で慣れてきて、自分なりに走行できるようになっても印象は変わらなかったので、スムースドライブシステムの効果が出ているためだと思います。
それでは、2月12日の練習会でのFRコーチのぼくのNDの評価です。
尚、ここからの表現については、FRコーチの評価があまりにも嬉しかったため、その時の会話の内容など、日が経つにつれ、脳内妄想により過大に変換されている恐れがありますので、ご注意ください。
FRコーチは、ご自分ではSW20でジムカーナをしています。
同乗をさせてもらった時、ぼくが「サイドターンをする時のハンドルの舵角は、いつも同じですか?」と質問すると、「舵角はいつも同じではなくて、状況によって変えます。サイドを引くタイミングもその都度変えるんですよ」と、サイドターンの使い分けができる、ぼくにとっては異なる星の人の腕前を持つ方です。
FRコーチが、ぼくの走行に対しての評価は「クセがない」でした。
それを何で判断するかというと、車の挙動、荷重の変化なので、おかしな動きが少なかったのだと思います。
でも、ぼくが意識するようになったからといって、それがすぐに出来るはずもなく、運転技術自体は装着前とほとんど同じでも、雑な挙動をスムースドライブシステムが吸収、修正してくれた結果そうなったのでしょう。
FRコーチ同乗、スタート順番待ち中。
FR:「この車は、改造しているところはありますか?」
2 :「静電気をなくしてあります。簡単に説明すると、静電気をとって、サスペンション本来の動きに戻すようにしてあります」
・・・意味不明。
FR:「・・・そうなんですかぁ」
当然の反応です。
そして走行、上記の評価となります。
走行後は、これが静電気をなくした結果だとは思いがよるはずもなく、今後の走行のアドバイスを聞いて終了です。
FRコーチ運転に同乗、スタート順番待ち中。
FR:「これから、どこか弄っていく予定とかってありますか?」
2: 「今のままが気にいっているのでないです」
FR:「もしやるようなことがあるなら、自分でチョコチョコとやるとバランスが崩れていってしまうから、ちゃんと分かっていて出来る人か、お店でやってもらうといいですよ」
2: 「前に参加した練習会でも、インストラクターさんが同じことを言っていました、やっぱりそうなんですね」
FRコーチも、さっきの話が少し気になっていたのか、改造についてのアドバイスをくれました。
スタートです!
FRコーチ、初めてのNDと思えないぐらいの見事な走行、さすがです!
ゴールライン通過。
FR:「オォッ、良いですね!」
と言ったような、そしてその後に少し笑みをうかべたような。
人が想像していたことより、それを上回ったことを体験をした時、信じられなくて「何コレ?」な心境の時に出てくる笑みです。
2 :「たぶん、静電気をとった効果が出ているんだと思います」
FR:「ほう」
これでFRコーチに、このNDがノーマルとは
別物だということを分かってもらえました!
ぼくは、それだけで十分でした。
すると、
FR:「もう、1本いいですか?」
今ナント!最初からそのつもりだったのか、今の走行が楽しすぎて、どうしてももう1本走りたくなってしまったのか。
もちろん!
2 :「どうぞ、お願いします!」
断る理由などございません。
次の走行を待っている間、先ほどとはうってかわり、FRコーチはスムースドライブシステムに興味津々です。
色々と聞かれたので、アーシングとは違う事や、トヨタより先に特許を取得している事などを説明しました。
会社で車好きの人に薦めた時は、「眉唾物」扱い、こんなにスムースドライブシステムに関心を持ってくれる人に会うのは初めてでした。
今の走行で、このNDはクセがないのがクセだと把握したハズ、のFRコーチ。
2本目スタート!
1本目より、さらに攻めこんだ走りでパイロンの間を駆け抜けます!
車の挙動が、去年、装着前の助手席同乗の時のそれとは、明らかに違うのはぼくでも分かります。
ロールが少なくなっている感じです。
これが自分のNDの走りだとは!ビックリしながらゴールです。
2 :「楽しい!」
歓喜の声をあげるぼく。
FR:「いやぁ、良いですよコレ!」
2 :「おもしろかったですね!」
何言ってんだ、オレ!
FR:「この車、良いですよ!」
でしょ。
FR:「弄る必要ないです」
2 :「ハイ」
FR:「このままで練習していけば、上達しますよ」
2 :「分かりました。ありがとうございました」
心で号泣。
恐らく、自分で整備やセッティングのできるFRコーチからの、このお言葉。
本当に本当に、うれしかったです!
走行後、気になることがあったのでチェックをしました。
去年の助手席同乗後、タイヤを見てみると、ブロックが大きく欠けている箇所がけっこうありました。
今回は、ざっと見たところ、そのような箇所なく、きれいに減っています。
これは、タイヤがどんな状況下でも万遍なく設置していて、部分的に無理な付加がかからなかったのだと推測できます。
ぼくの感覚だけでなく、見た目にもはっきりと違いのあることが分かりました。
スムースドライブシステムが凄いのは、さらに街乗りでも不満がないどころか、快適になっているところです。
ここまでスポーツ走行と一般走行を両立させている製品は、他にはないのではないでしょうか。
スタッドレスはけば、雪道でもグリップ力が上がると思います。
ぼくのNDは、NGCさんが販売しているものに、自分で実験的にショックサイレンサーナットを増やして装着してあるので、デフォルトのままだと、また少し違いがあるかもしれません。
スムースドライブシステムは特に競技用というわけではありません。
こういうことは信じなくても良いので、ご家族や大切に思っている方が軽自動車を運転していれば、Fサスの頭だけにでも、騙されてショックサイレンサーナットを着けてあげてみてください。
お願いします。