FUYAO SUNTECT(サンテクト)  

フロントガラスが破損してしまい、交換した。（走行約58,000kmで、2回目=3枚目）

整備手帳「フロントガラス破損【3回目】」
https://minkara.carview.co.jp/userid/2649750/car/2218656/5254585/note.aspx

今回は、メーカー純正部品ではなく、赤外線と紫外線をカットする社外品（サンテクト）を、自動車ガラス修理業者で交換してもらった。（保険修理）

サンテクトはFUYAOという中国メーカー製なので品質に一抹の不安があったが、国産自動車メーカにもOEM供給しているとのことだったので、試すことにした。

同様の自動車ガラスには国産のクールベール（旭硝子）などがあるようだがFIAT500用は用意されていない。

また、同じFUYAOからは、金属膜を蒸着させた赤外線反射ガラスの「コートテクト」と言う商品も出ている。最初はこちらを注文したのだが、これもFIAT500用はラインナップがなかった。残念。(´o｀；

（よくメルセデスなどで、フロントガラスがうすい紫色を帯びて反射してように見えるアレ）http://www.coattect.club/

また、FIAT500純正ガラスは（モデルによるようだが）実は「遮音ガラス」だそうで、事前に修理屋さんからは、サンテクトに替えると「遮音性が下がる可能性があります」といわれた。しかし、交換後1週間程度通勤で走行した限りでは、違いは体感できなかった。

また、何となくだが、ガラス自体の重量が純正より重いような気がする。（気のせいかも知れないが）

遮音ガラスは中間に遮音剤がラミネートされているので、その分ガラスの厚みが薄く、飛来物からの衝撃に弱いということはないのか？とガラス修理業者さんに尋ねたが、「そんなことはないと思います」という否定的なニュアンスだった。このへんの所は、私がザッとネット検索した範囲では分からなかった。

二枚目の画像にあるように、上部にブルーのぼかしがかかっているので、逆光のまぶしさをいくらか抑えてくれると思うが、FIAT500の外観にマッチするかどうか、好みは別れそうだ（私はあんまり好みじゃない…実用性重視で妥協）

予期しなかった効果として、不意にAピラー付近で鳴る「ピッ」とか「ピチッ」という音が激減してほとんどしなくなったことに気づいた。

これはガラスが変更されたからなのか、それともガラスを固定する技術（施工業者のウデ）の違いなのかは分からないが結果的にはとても快適になった。

赤外線カットの効果については、これからの季節のエアコンの効きやダッシュボード回りの熱さなどで確かめてみたい。

【2019年4月29日　追記】
交換してからまだ10日しか経っていないが、日差しが強い日には手をかざしたりしていろいろ試している。どうやら赤外線カットはかなり効いているようで、手の甲に感じる太陽光がチリチリ刺すような感じからほんのりポカポカするような和らいだ感じになっているし、車に乗る時に車内の空気が予想より暑くない感じがするのは間違いない。