30さんと出会ってもう少しで2年になります。
2年の期間といえば・・・
車検ですね〜
早いもんでもう車検の30さん
合間合間で準備をしようかと足廻りの部品をあれこれ手配♪
実は先日
帰りの途中でフロント足廻りから異音が出ていることに気づきまして・・・
こりゃベアリングですな〜
ということでバラしついでにキャリパーもやっとこう♪
となった訳です
早速
フロント足廻り ベアリングメンテ編 いっきま〜す♪
ホイール外してキャリパーとパッドのブラケットを取り外す。
フリーで回すとやはりゴロゴロ変な音が出ている・・・
センターキャップ外してグリスの状態確認
それなりの劣化レベル
ハブを取り外しますが
回り止めのコッターピン
とりま適当に折り込み側の髭(通称)を伸ばす
髭の端をコンコン叩いて反対側に押すような感覚で
真っ直ぐじゃないので同然抜けません
なので
少し飛び出れば目玉側摘まめるのでペンチのカッター部分で摘まんだままハブの側面にペンチの刃先を架けてテコの原理で目玉側にこじると・・・
多少曲がったままでも比較的楽に取れます♪
あ、コッターピン今ままでお疲れ〜♪
ピンを外すとロックワッシャーが取れて27ミリソケットでハブナットを緩めたらアウター側のベアリングとスラストワッシャーが外れます。
後はローターごとハブを外してバラシは終わり
と言いたいですが
外したローターひっくり返してハブシールを取る
ハブとシールの境目狙ってマイナスでシール方向に叩いて潰して外します。
因みに慣れればクランクやミッションのシールもだいたいこんな感じではずせます。
(シールは基本再使用不可なので壊してもいいですがケースなどにキズがつかないように注意必要です。)
アウター側からベアリングごと叩いてシールを抜く方法もありますが再使用するかも?のベアリング叩くのは整備とは言えません
外れたインナーベアリング
案の定イカれておりました
グリスが物語る・・・終わってますよ〜♪
一応綺麗に拭き取りましたがインナーアウター共にレースの辺り面は虫食いだらけなので交換になります。
見にくいですがDRのハブ内面には対角に二ヶ所切り欠きがあります。
大概どのホイールハブにもこのような施工はしてありますが
・・・
そこから反対側のレースの裏面に宛棒を当てて対角にハンマーで叩いて徐々にレースを外します。
こんな感じで♪ ハブは叩いちゃだめですよ!
全バラで部品はこんな感じでしょうか?
因みに
レース綺麗に拭いて目視で良くても指で押さえてレースがハブの中でクルクル回らないかどうかも確認いります
もし回るのであればハブの挿入面が減って最悪ハブがパーになりうるかも・・・です
さてさて
今回交換する部品
ベアリングはテーパーローラータイプのベアリングですので
ベアリングとレースはセット交換です。
新品には防錆?の油が塗布してあるので綺麗に拭き取ります。
今度は新品のレースをハブに組み付けますが・・・
さっきより当て面が薄いので注意してやらないと簡単にレースが欠けてしまいます。
圧入工具などないのでさっきの逆で徐々に打ち込んでいく・・・
入りきるとだいたい反動と音が変わるので分かりますが確実なのはノギスなどで深さを測る
今回使うグリスは少し変わり種の品
試してみたかったのもありますがいいグリスなのと色がカッコいい♪
ただ若干・・・絵の具臭いのがアレなんですが・・・
ハブ側とベアリングとセンターキャップにグリス充填
青い♪
ハブシールを打ち込んでハブ側終わり
あ!インナーベアリングは必ず入れてからシール打ち込みです!じゃないと新品のシール即ゴミになります。
スピンドル掃除っと〜♪ ん???
バックプレートに き? の文字
それはどう意味?汚いの き? キモいの き?
なら・・・こんでどうよ? シャシブラでお色直し♪
30さんの前ではき〜から始まるよろしくない言葉は禁止だよ?
ローター組み付け、アウターベアリング入れたらナットで締め付ける・・・
さて問題はここです
テーパーローラーベアリングなのでプレロード調整が必要になります。
教えてもらった方法ですと4.0〜4.5kgmのトルクでナットを締め付け90°戻しで起動トルクを測って基準値内でなおかつハブのガタが無いならOK
だそうです
ナットの角とハブボルトを整列させて・・・
左隣のハブボルトの位置までナットを回し角をボルトに合わせる
ほぼ確実な90°???
起動トルク確認・・・いいぜぇ〜♪
ロックワッシャーの切り欠きをスピンドルの穴に合わせてコッターピンを挿入してセンターキャップ取り付けたらハブ編は終わりです
フロントキャリパー編に続く m(__)m
Posted at 2018/09/06 21:21:00 | |
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