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2018年01月23日

L20ETの声に惚れて

L20ETの声に惚れて 私の中でL20ETエンジンを不動の地位へと押し上げた物の1つにタービン音があります。これは本当に衝撃的で、初めて聞いた時には鳥肌が立ったもんです。何じゃ?あの音は!?と。
タービン音が聞きたいんならターボ車なんかそっこら中にあったじゃないかって事になる訳ですが、やっぱり違うんですよね。猫も杓子もターボ装着が当たり前だったパワーウォーズ真っ只中の名だたるエンジン勢の中でも、音が鳴り始めるまでの時間、本気さ、響き、音量、優しさ、匂い・・・と多岐に渡るファクターを加味した時、私的にはやっぱりL20ETに行き着く事となります。
タービンから音が鳴るのは実は負の要素であり、動バランスの良否や軸受けの精度云々と言われますが、無音では魅力半減どころか10割減と言わざるを得ません。ターボの魅力は何と言っても音にあります。毎分20万回転で回るタービンには効率や性能だけでは語り切れないロマンを感じずにはいられません。

何とかしてパワーのあるエンジンを作りたいという日産自動車の情熱の元、当時の運輸省から半ば強引に認可を勝ち取った最先端のメカニズムであるターボチャージャー。その技術がもう時代遅れと言われ始めたL20Eエンジンに組み合わされ、ひと花咲かせるどころか最高傑作を生み出す結果となりました。そして運命の悪戯か、R30という珠玉のボディと組み合わされて有終の美を飾ったと言っても過言ではありません。逆に言えばその花道とも言える大役を担えたのはR30以外には存在しえないと言う事。これはFJ20しかりです。少なくとも私はそう思います。
ターボの時代を切り開き、直列6気筒エンジンの傑作となったL20ET。そしてその伝統ある強心臓を深い懐で受け止めたR30。この双方に魅力を感じた自分の感性に狂いは無かった事と再認識すると同時に、所有している事を誇りに思います。今夜は何か変に興奮していますね。

以下はお気に入りの動画です。


白ポール号の引き取り時に運転席から撮影したものです。太い排気音とE4N71Bミッションの作動音のコラボレーションが味わい深いです。返品しなけりゃ良かったな・・・


L20ETのMT車が発進する時の音ですね。L20ってエンジン音が優しいんですよね。


凄まじい冷却ファンの音と共に加給の始まりを告げる音です。


こちらはC31ローレルですが、同じL20ETのサウンドが楽しめます。このエンジンの性格上からか、ATの変速の方が自然に感じたりもしますね。

そして極めつけがこれです。変速の様子からしてAT車と思われますが、キックダウンしてフルブーストに入る瞬間のタービン音が堪りません。12秒からです。



デビューから35年以上経っても色褪せる事の無い溢れんばかりの魅力。恐らくこれから先も出会う事は無いでしょう。この思いを文面に残したいという衝動に駆られ、突如として意味不明なブログ投稿となりました。お付き合いありがとうございました。
ブログ一覧 | 日記
Posted at 2018/01/23 21:11:05

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この記事へのコメント

2018年1月23日 21:42
そう言われればそう…3代目から始まった直6のL20は6代目で終わるんですね。長い間スカGを支えた名機ですからね。私のはATですが、下から鳴り出すタービン音は堪らないし、ATの2ndギヤのまま市街地を走るとずっとタービン音が楽しめます(^^)
生前、櫻井さんは馬力はいくらでも出せるが、実用領域でチューニングしてあげる事が自動車屋の役割だと言ってました。また、若い人に無理して3ナンバー車を買わせたら高額納税で苦しむから5ナンバー枠でL26、L28並みのパワーを提供したいんだ…と言ってくれてましたね。そんな優しい技術者達が贈ってくれたエンジン=L20ETをお互い大事にして行きましょうね。もちろんFJ20E、FJ20ETも6代目を盛り上げた孤高の名機です。
コメントへの返答
2018年1月24日 6:27
ミナミナさん、おはようございます。

「小型車の枠の中で出来る限りの事をやってみた」と櫻井さんは語ってましたね。スカイラインの基本は5ナンバーであり、税制面でオーナーに負担を強いる事は極力避けたかったと言うのがR30を開発する上での最重要項目だったと強調していたのが印象に残っています。その思いからあの多岐に渡るエンジンバリエーションが展開され、2000ccエンジンの傑作が揃い踏みする事になったんでしょうね。
R30を語る上でFJ20は絶対に外せませんが、L20も重要な立役者です。この基幹部分を我々が守り抜きましょう。
2018年1月23日 22:06
こんばんは。

免許取りたての小僧にとって、L20ETのタービン音は最高でした。
4半世紀以上前の記憶ですが、アクセルを踏み込んで加給が始まり、インターセプトポイントまでブーストが上がっていく時が特にいい音だったような気がします(*´▽`*)
良かったな、あれ…
コメントへの返答
2018年1月24日 6:52
テッポロトルさん、おはようございます。

流石は前期のES乗りでいらっしゃいますね。全く仰る通りで、インターセプトポイントまでの音が最もテンションが上がります。また低いギアでパーシャルスロットルを保っていて一気に踏み込んだ時のブン回される感じの音も秀逸ですね。
以前はあの冷却ファンの音が邪魔だと思っていたんですが、今では絶妙なハーモニーを楽しめるようになりました。決して速くはないんですが、あの秘密兵器が始動する感じが堪りません♪
2018年1月23日 23:34
こんばんは

私の幼少の頃、我が家の愛車は発売されたばかりの「セドリック ターボ ブロアム」でした
日本発のターボ車!
あのタービン音!
そのときから私の「ターボ好き」が始まりました♪
あのタービン音は、実はわざと大きな音が鳴るようにセッティングされていたようですね
「ターボが効いてるぞ!」ってのをアピール&実感させるために
もちろん私はまんまとハマったわけですがwww
コメントへの返答
2018年1月24日 7:28
岩手のけんちゃんさん、おはようございます。

430のターボ ブロアムが家の車だったんですね!幼少の頃からあのサウンドを耳にされていたのなら、ターボ好きになるのも自然の流れだと思います。ヤル気にさせてくれる音ですよね。
私もL20ETのハッタリサウンドにノックアウトされたクチですが、本家のターボとしての誇りを持って動態保存に邁進する所存です。
2018年1月24日 7:45
おはようございます(⌒∇⌒)ノ
いや~まいりましたョ(>_<)
こちら埼玉県出も大雪が降りました(;_☆)
ターボの音はやはりLターボでしょうね、あの音はとても心地良いですからね(-^〇^-)
私が言うのも変ですがやはりターボは日産ですョ(^w^)
コメントへの返答
2018年1月24日 8:01
二台流さん、おはようございます。

今年の雪は変な降り方ですよね。この辺りは例年よりも少なくて助かっていますが、関東・北陸の豪雪となると次はいよいよかと腹をくくっております。
ターボ=日産の方程式ってありますよね。その裏にはやっぱりLやFJのようなターボエンジンの存在が大きいんだと思います。そう考えるとR30は偉大ですよ。
2018年1月25日 20:59
田んぼESさん、こんばんは!

L20ETに対する熱い思いが伝わりました。
R30に搭載された頃はほぼ完成形でしょうね。

私は先代のGC211に搭載された経緯を思い出します。
「名ばかりの・・・・」って揶揄されましたからね。
起死回生のエンジンに当時私は興奮しました。
しかし、前にも書きましたがこのエンジンを搭載した車を運転したことがありません。
スムーズな回転フィールとターボの加速が素晴らしいと想像します。
田んぼESさん、いつまでも大切に維持して下さいね。
コメントへの返答
2018年1月25日 21:19
フジィさん、こんばんは。

L20ETが初めてスカイラインに載ったのはジャパンですからね。名ばかりのGTと言われて悔しい思いをしたスカイラインファンにとっては待ちに待ったエンジンだったと思います。「夢のスカGターボ登場」と言った後にカメラの上をジャンプして行くCMがまだカッコ良いんですよね!
L20ETはあの極低圧縮比のために低速トルクがありません。一度お乗り頂くとFJとの違いにビックリすると思いますよ。明らかにFJの方が乗り易いです。ターボを効かせて高速巡航する時なんかは静かで快適なんですけどね〜。
もう半分化石になり始めたようなエンジンですが、あれはあれで素晴らしいフィールを持っていますので大切にしていこうと思います。

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「青ポール号のお受験です。無事に受かりますように。」
何シテル?   04/14 18:47
北信州に生息しております”田んぼES”と申します。 前期・後期・グレード問わず、R30スカイラインが大好きです。中でもターボGT系のポール・ニューマン バ...
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