目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
初級 |
作業時間 |
3時間以内 |
1
昭和58年10月、それまでのターボGT-ESがポール・ニューマン バージョンとして発売されました。なのでマイナーチェンジの8月から2ヶ月間はESが存在しない事になります。よく勘違いされがちですが、限定車や特別仕様車ではなくごく普通のカタログモデルです。
このポール・ニューマン バージョンですが、デビュー当初はサイドステッカーが注文装備扱いで画像のようなブロック体のステッカーがオプションとして存在するようなんです。ボンネットのサイン入りステッカーとリアエンブレムは標準装備とされますが、サイドステッカーが無い時期の車両はカタログにも存在しません。これも謎なんですよねー。
2
ブロック体のサイドステッカーもなかなか渋いので、レプリカを製作してみる事にしました。まずは長さの測定です。画像の印象だど全長が38cm程度といったところでしょうか。
3
カッティングマシンのソフトでサンプルを作ってみました。Paul Newmanは明朝、VERSIONはArialのフォントが近そうです。このままでもそれっぽく見えますね。
4
しかし、そうは問屋が卸しません。R30のステッカー類には非常に多くのフォントが使用されていて、それがなかなか市販されていない物ばかりなんです。CMの画像を見ながら細部を修正してみますが、下段の明朝と比べると全く異なるフォントである事が分かります(困)
5
特にaとwの違いが大きいですね。aは2箇所あるので、修正して出来上がった文字をコピペして使います。
6
裾部分の広がりや太さも違うので、カーブのアールも含めて修正を加えて行きます。本当に何ていうフォントなんでしょうかね?
7
そう言えば!と思って、当時ディーラーで配られたノベルティのステッカーを見てみたら普通の明朝でした。何だよー
8
フォントの違いと太さを修正してそれらしく出来上がりました。それでも下の帯に対するVERSIONの位置など、細かい部分は本物と比べると全然違います。データさえ出来てしまえばあとはカッティングマシンに転送するだけカットしてくれますが、30cm×30cmサイズが限度なので38cm幅は一工夫が必要になります。昔はこんなのもカッターとハサミを使って根性で切ってましたね。
#028グレーMtには黒の文字が映えそうですが、純正オプションのステッカーは何色用意されていたのかが気になります。白ポール号に黒文字を入れた姿を想像したら物凄く似合いそうな予感がしました。製品化すれば・・・売れませんね(苦笑)
[PR]Yahoo!ショッピング
[PR]Yahoo!オークション
関連整備ピックアップ
関連リンク