Vmax17 60th anniv チャンバー調整

排気チャンバーを国内純正仕様から逆車仕様に変更した時にリアバンクのエキパイ位置を変えずに、リアバンクエキパイを基準として組んだのですが、前回の整備手帳で示したように左マフラーがスイングアームと擦れてしまっていました。

リアバンクエキパイの位置も少し変えて排気チャンバーを左に寄せようと思いました。
この写真はリアバンクのエキパイのスタッドナットを緩めることに成功した写真ですが、

スタッドナットを緩めるために鬼門のヒートガードを外してずらす必要があります。

4つのボルトで固定されていますが、緩めるために手が入らず四苦八苦しました。

バッテリーを外すとアクセスが良くなるかと思いきや、バッテリーは全く離れた位置にあるため役に立ちません。

この写真で見えている上の2つのボルトはまだ手がなんとか入るためにどうにかできますが、

下の2本は遠く離れた後ろから延長したツールを用いて緩めました。

なかなかヒートガードのボルトが緩まないため、ジョイフルホンダとアストロプロダクツに走って上段のツールを購入しましたが、結局役に立ったのは下段のツールです。

板ラチェットと超短い6角です

ヒートガードのボルトをガードにつけたままにして排気チャンバーの位置調整をしたのですが、ボルトがヒートガードから抜け落ちてどこかに行ってしまいました。
あちこちに指を突っ込んで探したのですが、なかなか出てきません。

また、ボルトのワッシャーがわりにメッシュのスペーサーが2枚使われていますが、外すのはいいとして、組む前にアクセスが極端に悪く裏側のワッシャーがこれまた何処かに行ってしまいました。

結局
下側ボルト2本欠落
裏側ワッシャーが入っているのも1ヶ所のみという惨状でヒートガードを組み戻しました。

排気チャンバー調整後はやっとこれぐらいのクリアランスを確保できました。
これは正しい組み付け方ですがオレンジで示すワッシャーを外して、逆に組みました。

このワッシャーです。


散々苦労してやっと少しクリアランスを確保できましたので、まあよしとします。
ヒートガードのボルトとワッシャーは新品を購入して暇な時に再度組みつけにトライします。