W166 レーダーセンサー　補修

車庫入れに失敗してリアバンパーを軽く当てましたが、見た目に結構なダメージがあったのと

このようなメッセージが表示されるようになったため、バンパーを外して中を確認したいと思います。

ラゲッジルームの左右のトリムを外し
左右のブレーキランプを取り外し
フェンダーライナーを取り外し

このエクスパンションリベットと

この8mmのボルトと
下側を固定している10mmのボルトを外して

左右を均等に少しずつ外してゆけばバンパーが外れます。

最初の写真と同じですが、外れたバンパー

外す途中で分かったのですが、レーダーセンサーがバンパーから外れてしまっていて、エラーが出ていたのかと思いきや

レーダーセンサーとパークトロニックセンサーに行く配線が切断されてしまっていました。

パークトロニックセンサー　2個x 3本
レーダーセンサー　6本
分の配線がまとまって切れてしまっています。
色で見分けがつくのはいいのですが、茶色の+12Vと思われる配線が3本あり見分けがつかず、どのように接続していいかわかりません。

さらに頭が混乱したのは、
左右のレーダーセンサーの配線の数が異なります。左センサーは4本ですが、右センサーは6本です。

さらに車体側に行くカプラーは全く意味不明です。レーダーセンサーからの配線が左右で集合して10本になるのかと思いきやたったの4本になっています。

ネットやらWISやらEPCを探すこと1時間以上

あまり有益な情報が見つからなかったのですが、写真8のずれていたものがレーダーセンサーであることがわかったので

WISを再度検索して
・右のレーダーセンサーは6本
・左のレーダーセンサーは4本
・これがX35/29で集合して車体側のカプラーには4本
と、観察した結果と一致することがわかりました。

また右のレーダーセンサーに行っている+12Vの茶色の配線は結局のところZ36/36で集合して一本になっているため配線の順番が違っていたとしても大きな被害はなさそうです。

安心材料がそろったため、切断されてしまった配線を接続しました。

各配線を圧着端子で接続して、熱収縮チューブで絶縁しました。

また、写真9に示すように断線が配線に対して斜めになっていたため、断線した左右の配線の長さを比較することで、3本の茶色の配線もおそらく元通り接続することができました。

レーダーセンサーを水洗いして綺麗にしてから再度組んで

センサーをバンパーに正しく取り付けて、接続した配線を戻して、

あとはバンパーを車体に取り付けて今日の詐称はとりあえず終了です。


エラーは出なくなりましたし、パークトロニックは正常に動作しているようです。

バンパーはいつもお願いしているところに補修、塗装に出すようにします。
実は今日いつものところにお願いしようとしたら工場が混んでいて入庫できないため、来週末まで待ってくれと言われました。
バンパーが歪んだまま長時間放置すると癖がついてしまうため、とりあえずの歪みを治すためにバンパーを外す決断をしたのでした。