W222 ラッピング　剥がし　清掃

W222は購入時にカウルのラッピングがひどいことになっていました。
前オーナーからはラッピングを剥がして塗装したけれどうまくいかなかったと聞かされています。

今日は気温も高く劣化した粘着剤を剥がすのに適しています。黒のラッピングで太陽光を吸収して温かくなっておりさらに剥がしやすいです。

ちょうど劣化した電工用の塩ビテープを剥がすような感じで簡単に剥がすことができました。

ちなみにこの画像を見るとどこから購入したがバレるかもしれません。有名どころから購入しています。

簡単にラッピングを剥がして、残った糊との格闘が始まります。

前側は前オーナーがラッピングを剥がして糊残りを除去せずに塗装したような感じです。
後ろ側が今回ラッピングを剥がして糊が大量に残っているところです。

アルコールで拭き取ろうとしましたが、糊残りがあまりにも多いので断念して作戦変更です。

より強力な糊で剥がし取ることにしました。
テープで数回ペタペタすると劣化したネバネバの糊残りが取れます。

ペタペタを繰り返すことしばし、ほぼ糊残りを除去することができました。

次は前オーナーがラッピングフィルム剥いだ後に塗装した部分です。
糊残りの上に塗装が乗っていますので、塗装ごとアルコールで拭き取ってゆきましたが

最後にガラスコートが残っていました。
これが固くてスベスベしているので一番厄介です。

デルリンのヘラでもそれなりに取れるのですが、下地処理がうまくいっている部分はガラスコートが強固に密着しているため歯が立ちません。

デルリンでは歯が立たなかったので、歯ならぬ刃を使ってガラスコートを除去することにしました。刃の部分ではなく峰打ちをしました。

全て綺麗に除去できました。