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TAKUMIモーターオイルのブログ一覧

2024年03月21日 イイね!

エンジンオイルの交換方法!基礎知識

エンジンオイルの交換方法!基礎知識|エンジンオイルの交換方法〔下抜き編〕


ネット通販専門のTAKUMIモーターオイルでは、お客様ご自身でオイル交換を行う方がほとんどですね。中には持ち込みOKな整備工場さんもいらっしゃいますが、せっかくお得に購入したエンジンオイルですので、自分でオイル交換に挑戦するのも価値ありです。

一度覚えてしまえば、とても簡単ですよ。

ここでは、一般的なエンジンオイル交換方法である、オイルパン下部から使用済みエンジンオイルを排出して交換する『下抜き』を解説します。



1.まずはボンネットを開けましょう。ボンネットオープナーは車内運転席の右側足元などにあります。この時点でエンジン上部についているオイルフィラーキャップ(エンジンオイルを充填する入り口)を緩めておきます。

2.次に、車体下部のジャッキアップポイントを探し、ジャッキをかけ、ジャッキアップしていきます(車体が傾いて慣れないと怖い感じです)。

3. 車体下部に身体が入る高さまで来たら、安全のためにウマ(リジットラック)を2本使用します。ウマを入れた後に、ジャッキを緩め、ウマに車体の荷重をかけるようにしてください。



4. エンジン下部にオイルパンがあり、その下側にドレン(排出口)がありますので、使用済みエンジンオイルの受け皿として、平らなプラスチックトレーやエンジンオイルの処理箱(使用の可否は自治体により差があります)を用意しましょう。

5. いよいよ使用済みエンジンオイルを抜きます。エンジン下部にオイルパンがあり、その下側にドレンプラグ(排出口プラグ=ネジ)がありますので、メガネレンチ(14mm~17mmが多いですね)で緩めていきましょう。

6. 緩んで来た時点でエンジンオイルが漏れてきますので、手にかかってもいいようにビニール手袋の着用がお勧めです。

7.ドレンボルトを完全に外します。このとき、オイルで滑りやすくなっていますので、落とさないように気を付けましょう。

8.使用済みエンジンオイルが完全に抜け落ちるまでしばらく待ちます。この待ち時間に、次に充填する新品エンジンオイルの準備をしておきましょう。必要な容量は、自動車の取扱説明書で確認しておきます。

9. 使用済みエンジンオイルがもう抜け落ちてこないことを確認して(ポタポタ落ちるくらいは残ります)、ドレンプラグを装着し締めつけます。この時、ドレンプラグについていた銅パッキンは新品に交換しておくとベターです。

10.ウマを外し、ジャッキダウンしていきます。エンジンオイルを充填する時は、車体を水平に戻しておく必要があります。



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11. 新品エンジンオイルを上から入れていきます。この時は何とも言えず気持ちがいいものです。※入れすぎは調整に手間がかかりますので、どちらかと言うと不足気味に充填しましょう。



12. 規定の容量を入れ終わったら、オイルフィラーキャップをしっかり締め、エンジンスタート!



13. 1分間ほどアイドリングを行い、エンジンオイルをエンジン全体に循環させます。

14. エンジンを切り、エンジン側面から出ているオイルゲージで、エンジンオイルの量が適正か確認をします。

15. エンジンオイルの量が不足している場合は、オイルフィラーキャップから不足分を継ぎ足していきます。

これでエンジンオイル交換の手順は終了です。再びエンジンスタートし、走ってみてください。すごく気分が良くなります。自分の手でオイル交換すると愛車への愛着もますます大きくなりますね。

※使用済みのエンジンオイルは自治体のルールに従って、適切に廃棄処分しましょう。

慣れてきますと、20分~30分程度で出来るようになります。今後、オイルエレメント(オイルフィルター)の交換方法や、ギアオイル、デフオイルの交換方法も順番に解説していきたいと思います。

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Posted at 2024/03/21 20:21:01 | コメント(2) | トラックバック(0) | 基礎知識 | イベント・キャンペーン
2024年03月15日 イイね!

"もっと走りたい人のために"!基礎知識

"もっと走りたい人のために"!基礎知識|”高品質×低価格” TAKUMIモーターオイル


自動車の心臓であるエンジンにとって、なくてはならないもの。それはエンジンオイル。エンジンオイルは、よく人間にとっての血液に例えられます。

そんな重要な役割を担うエンジンオイル。やはり大切な愛車に使うエンジンオイルには気を遣います。多少お値段が高くても歴史と伝統ある有名ブランドオイルを入れた方が安心感がありますよね。でもやっぱり高額なオイルを使い続けるのはお財布的にも大変です。でも安いエンジンオイルは品質も悪そうだから手に取るのが怖い、、。もしもエンジンが壊れたらオイルどころの金額ではないから。。

そういう認識の方もたくさんいらっしゃるのではないでしょうか。

しかし、本当に低価格なオイルは低品質なのでしょうか?

この疑問を解決するために、エンジンオイルの小売価格がどうやって決められていくのか?について解説していきたいと思います。

まずは、エンジンオイルの約80%を構成するベースオイルの価格が重要です。ベースオイルの価格は、その原材料である原油価格、原油精製コスト、タンカーなどの船で運んで来ますので海上輸送運賃、そして日本に輸入される際の為替レート(円安だとベースオイルは高くなります)の影響を受けます。

ここに残り約20%を構成する添加剤価格の影響も加わります。添加剤は原油ではありませんが、海外から輸入されるものも多いので、やはり海上運賃や円安の影響を大きく受けています。すでに多くの要因で価格が動くことがわかると思います。

しかしここまでは、日本でエンジンオイルを販売する会社であるならば、条件は変わりません。言わばスタートライン価格であり、ここから先は日本国内において価格に影響を及ぼす要因が残っているのです。



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実は、エンジンオイルの価格は品質だけでは決まりません。日本国内における在庫と流通のコストの影響がとても高い製品なのです。エンジンオイルは『第四石油類/危険等級Ⅲ』の危険物であり、在庫保管には高コストな危険物倉庫(非危険物倉庫の約2倍!)での保管が義務付けられています(一般家庭における保管量であれば危険物倉庫の必要はありません)。

また、流通も大変です。メーカー(製造工場)→大きな卸売業者(危険物倉庫で保管)→各地域の卸売業者(危険物倉庫で保管)→小売店・量販店と長い流通構造があります。加えて、輸送費(重いエンジンオイルは輸送費も高い!)も高く、品質と関係のない費用負担からエンドユーザー価格は大きな影響を受けているのです。


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そこで、TAKUMIモーターオイルでは、高品質な製品をよりリーズナブルにお客様に提供したい、という思いを抱きました。エンジンオイル交換をはじめとするメンテナンスコストの削減に貢献することで、もっとお客様にクルマを楽しんで欲しい。エンジンオイル交換が安くできた分で、タイヤ交換したり、エアロパーツを付けたり、もっとサーキット走行に行ったり…。そういう充実したカーライフを送って頂けるためのブランドがTAKUMIモーターオイルなのです。

そしてその実現のための手段として、流通経路に中間業者を一切通さないネット通販に特化し、在庫保管や発送業務もすべて自社で行うことにしました。私たちは多くの難題を解決し、高品質を維持しながら大幅な低価格を実現することに成功しました。品質に一切の妥協はなく、レース活動からのフィードバックを元に研究開発を行っている、100%日本製の高品質エンジンオイルの誕生です。



|”もっと走りたい人のために”
発売以来、大きな反響を呼び大人気ブランドとなったTAKUMIモーターオイル。まだお試しでない方は、是非いちどその”圧倒的なコストパフォーマンス”をご自身の愛車でぜひとも体感してください。



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▼更に詳しいブランドストーリーを知りたい方はコチラから
Posted at 2024/03/15 20:21:02 | コメント(0) | トラックバック(0) | 基礎知識 | イベント・キャンペーン
2024年03月08日 イイね!

ハイブリッド&エコカー用のオイル!基礎知識

ハイブリッド&エコカー用のオイル!基礎知識|ハイブリッド車やエコカー用のエンジンオイルとは?


近年増加しているハイブリッド車やエコカー(省燃費性能が高い車両)に使用するエンジンオイルは、従来の自動車のエンジンオイルと比較し、どんな違いがあるのでしょうか?

実はエンジンオイルとしては、従来の自動車用と大きな違いはありません。

特にエコカー(省燃費性能が高い車両)に関しては、エンジンオイル粘度が抵抗となりパワーロスしないように、低粘度オイルが指定されています。ですので、メーカー指定粘度の低粘度オイル(一般的には、0W-20が多いですね)を使用すれば何の問題もありません。

▼TAKUMIホームページへ
TAKUMI HYBRID 0W-20



さて、ではハイブリッド車ではどうなのでしょう?ハイブリッド車では、普通車よりもエンジンが動いている時間が短いため、油温が上がりにくい、という特徴があります。そのため、ハイブリッド車に高粘度エンジンオイルは不向きなのです。高粘度エンジンオイルはターゲットとしているエンジンの発熱量が高いことが前提となっていますので、エンジン発熱量の低いハイブリッド車への使用は控えた方がいいでしょう。

・高温側のSAE粘度が 40、50、60 などのエンジンオイルの使用は控えましょう。


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次に、ハイブリッド車は普通車と比べるとエンジンを停止、再始動させることが多いですね。

エンジンが停止状態では、エンジン内部でエンジンオイルの循環も停止します。そこでエンジン停止時には、有機モリブデンという添加剤が固体となり金属と金属の摩擦を抑える機能を果たしています。いわゆるドライスタート性能です。

有機モリブデンに関しては、API規格 SNグレード の製品では、すべてに添加されています。ですから、特にハイブリッド車用のエンジンオイルだけに有機モリブデンが配合されている訳ではありません。あえてハイブリッド車専用オイルということであれば、この有機モリブデンの配合量を増やしているエンジンオイルが適合すると思います。

ちなみに、TAKUMIモーターオイルのHYBRIDシリーズには、この有機モリブデンの配合量を増やし、ハイブリッド車向きの特性に仕上げています。

▼TAKUMIホームページへ
TAKUMI HYBRID 0W-20/0W-30

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ぜひ一度ご検討してみてください。

ハイブリッド車用のエンジンオイルのお話は如何でしたでしょうか。ハイブリッド車とはその名の通り、エンジン+電気モーターが動力となっている自動車です。とはいえ、エンジン自体は普通の自動車と同じものが付いています。過度に高価な専用品などを使用する必要はありませんね。ハイブリッド車で飛ばす方はぜひTAKUMIモーターオイルをご使用ください。


Posted at 2024/03/08 20:21:02 | コメント(0) | トラックバック(0) | 基礎知識 | イベント・キャンペーン
2024年03月01日 イイね!

ディーゼルエンジン用オイルとは!基礎知識

ディーゼルエンジン用オイルとは!基礎知識|ディーゼルエンジンとガソリンエンジンの違い

自動車を購入する時は、ガソリンエンジン車にするか、ディーゼルエンジン車にするか、なかなか悩ましいところです。それぞれのエンジンには一長一短の特徴があり、乗る人の運転スタイルや使用方法によって、どちらがいいかを選ぶことになります。

ガソリンエンジンと比較して、「トルク」(単位:N・m ニュートンメーター)が高く粘り強い特性を持つディーゼルエンジンは、主にバスやトラックなどの重量物を運ぶような業務用車両に使われてきました。

ここで少し「トルク」の説明です。トルクとはクランクシャフトから発生する回転力のことであり、簡単に言うと重いクランクシャフトをブンブン回転させる力強さです。トルクの数値が高いエンジンは、低速域からの加速力や重量物のけん引力に優れています。このような大きなトルクを発生させる特性を持つディーゼルエンジンは、バスやトラックに相性がいいのです。


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しかし、そもそもディーゼルエンジンとガソリンエンジンって何が違うのでしょう?

まず思いつくのは、燃料が違いますね。ディーゼルエンジンは軽油で動きます。ガソリンエンジンはガソリンで動きます。

この燃料の違いから2つのエンジンの仕組みに差が生まれて来ます。単純化しますと、エンジン構造上のもっとも大きな違いは、ディーゼルエンジンには混合気(燃料と空気が混ざっている気体。燃焼室内で爆発させるための気体)を爆発させるためのスパークプラグや点火装置がありません。なぜなら、軽油は引火点が低く、エンジンの燃焼室内で圧縮させることで自然発火するのです。

ガソリンエンジンの場合は、点火プラグの先端から発するスパーク(火花)の1点から燃焼が拡がっていきます。それとは対称的に、ディーゼルエンジンの燃焼は高圧縮比による自然発火のため、燃焼室内の複数の箇所で爆発と燃焼、急激な膨張が起こります。更に、この高い爆発力を効率よくエネルギーに転換するために、ディーゼルエンジンのピストンストローク量(ピストンが上下運動する長さ)は、ガソリンエンジンと比較して長くなっています。つまり、燃料、爆発力、ピストンのストローク量の違いが、ディーゼルエンジン特有の高いトルク特性を生んでいるのです。

ここのテーマから若干それますが、皆さんが気になる「馬力とトルクの違い」についても、今後解説をしていきたいと思います。



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さて、パワフルで乗りやすいディーゼルエンジンですが、問題もありました。①振動が大きい、燃料の臭いがする
②排気ガスが汚い、等の課題が残っていた
そして、このような理由から乗用車では人気がなかったのです。

しかし近年では技術革新により、これらの課題が大幅に改善され乗用車への人気が高まっています。燃費、出力、臭い、環境性能が大幅に向上し、 乗用車にも広く搭載されるケースが増えています。

技術革新の内容は、後述いたします。


|なぜディーゼルエンジン用オイルが存在するのか?


ディーゼルエンジンの燃料である 軽油には、ガソリンよりも多くの硫黄分が含まれています。硫黄は 燃焼すると硫黄酸化物、つまりゴミとなってしまいます。硫黄だけではなく、炭素、窒素、リン、等、軽油に含まれる各成分は、燃焼により酸化反応を起こし、酸性のゴミ(一般的にスラッジと言われていますね)となりエンジン内部に滞留してしまいます。

先程は、燃焼特性の違いから、ガソリンよりも優れているように記載しましたが、実は軽油はガソリンよりもパワフルに爆発するわりには、不完全燃焼も起こしているという特性があり、上述のゴミとなる酸化化合物の発生が多いのです。

そこで、これらのゴミ(酸化化合物)を中和(溶かし)する必要が出てきます。

お気づきの方もいらっしゃると思いますが、ここでエンジンオイルの5大役割のひとつ『清浄分散性能』が登場します。清浄分散剤というのは、簡単に言うとアルカリ性物質であり、これがエンジン内部のゴミ(酸性物質)と中和反応を起こし『中性物質』(水分など)となるように設計されています。これが『清浄性能』です。

しかし、水分がエンジン内部の特定の場所に滞留するとサビや焼き付きを起こす原因となるので、中和して発生した水分はエンジンオイル内に分散して取り込まれます。これが『分散性能』です。

だから、『清浄分散性能』と言うんですね!


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さて、ずいぶん遠回りした内容になりましたが、つまりディーゼルエンジンはガソリンエンジンよりも酸性物質の発生が多く、それを中和するための清浄分散剤をガソリンエンジン用オイルよりも多く配合する必要があるのです。

この清浄分散剤の量の違いが、もっとも大きな差異となります。

この話から考えますと、ディーゼルエンジン用オイルは、ガソリンエンジンにも使用可能です。しかし、ガソリンエンジン用オイルは、ディーゼルエンジンには使用できません。清浄分散性能が足りませんね。


|クリーンディーゼルエンジンとは?

現在、クリーンディーゼルと呼ばれる、新世代のディーゼルエンジンが登場しています。発明とも呼ばれる『コモンレール式高圧燃料噴射装置』(出典:ウィキペディア)により、ディーゼルエンジンの弱点であった不完全燃焼を劇的に改善し、よりパワフルに燃え尽き、環境にも優しいクリーンディーゼルエンジンが登場したのです。

そもそも振動や臭い、排気ガス汚染の原因は、軽油燃料が適切なタイミングで爆発せず、不完全燃焼してしまうことが大きな原因でした。この新しい燃料噴射装置は、素晴らし圧力と精度で燃料を噴射することが出来るので、不完全燃焼の問題を大幅に改善したのです。これにより、バスやトラックが中心であったディーゼルエンジンは、その経済性の高さ(ガソリンよりも軽油の方が価格が安い)も相まって乗用車にも人気が拡大して行きました。



ディーゼル微粒子フィルター(DPF)とJASO【DL-1規格】/【DH-2規格】の登場

『コモンレール式高圧燃料噴射装置』により大幅に改善した爆発と燃焼プロセスでしたが、年々厳しさを増す排気ガスのクリーン基準に対応するのはとても大変でした。そこで登場したのがDPF(ディーゼル微粒子フィルター)です。環境先進国のヨーロッパ諸国から普及していきましたが、日本では2000年代から多くのディーゼルエンジン車に搭載されることとなりました。

これは『コモンレール式高圧燃料噴射装置』を用いた燃焼であっても、どうしても燃え残ってしまう「微粒子」(PM2.5が有名ですね)を排気ガスとして排出する前に特殊なフィルターで捕獲し、燃やしてしまうという装置です。従って、エンジンとマフラー出口までの間に装着されています。

実はこの発生する微粒子は、エンジンオイル由来のものも含まれます。そのため、エンジンオイルに含まれるPM2.5の元となる物質も減らして、フィルターだけに頼らないようにする必要がありました。

そこで、そういった成分を一定量以下に減らしたディーゼルエンジン用オイルとして、JASO(日本自動車標準協会/Japan Automobile Standards Organization)が定めたのが【DL-1規格】や【DH-2規格】なのです。つまり、クリーンディーゼルエンジン車でDPF装置が付いている車両では、【DL-1規格】や【DH-2規格】のオイルを使用する必要があります。これらの規格品を使用しないと、フィルターの目詰まりリスクが高まってしまうのでご注意ください。

また、【DL-1規格】は乗用車用、【DH-2規格】はバスやトラック用の規格になります。



ディーゼルエンジンの解説は如何でしたでしょうか。

高トルクなディーゼルエンジンですが、長いストローク量から高回転は苦手で馬力も大きくはなりません。ガソリンエンジン車とディーゼルエンジン車の特性を理解し、ご自身のライフスタイルに合った選択をしたいものですね。

そして、愛車を大切にするためにも、正しいエンジンの知識を身につけ適切なオイルの選択もしていきましょう。

TAKUMIモーターオイルでは、ディーゼルエンジン用オイルのラインナップも豊富です。






Posted at 2024/03/01 20:21:02 | コメント(1) | トラックバック(0) | 基礎知識 | イベント・キャンペーン
2024年02月22日 イイね!

エンジンオイルの交換時期!基礎知識

エンジンオイルの交換時期!基礎知識│エンジンオイルの最適な交換時期はどれくらい?


TAKUMIモーターオイルでは、日々たくさんのお問い合わせを頂いておりますが、最も多いお問い合わせは、

1位 お客様のおクルマへの適合オイル油種

2位 エンジンオイルの交換時期

3位 TAKUMIモーターオイルの性能に関する質問



となっております。

やはりエンジンオイルの交換時期は、適合オイル粘度や油種と同様に気になるポイントですね。エンジンオイルの交換時期も車種や使用環境によって変わりますので、千差万別で明確な答えはありません。

交換時期の目安としては、5000Km(又は半年間)などの記載が自動車の取扱説明書に書かれています。(最近は10,000Km 又は1年間も多いですね)。こちらはメーカーが推奨している通常の使用の場合ですね。

しかし、スポーツ走行をする!愛車を大切に長く乗りたい!コンディションを維持したい!と思うユーザー様は、ちょっと違う目安が必要ですよね。



愛車を大切に維持したい方へのお勧めの交換時期は

『オイル交換をしてもフィーリングが極端に良くならないくらいの時』

がお勧めの交換時期となります。



ちょっとわかりにくいですが、オイル交換後にフィーリングがすごく良くなるという事は、既に使用していたオイルが十分に劣化している証拠とも言えます。

ですからオイルが十分に劣化する前に早め早めに交換していくことが、エンジンを大切にする最善策と言えます。何度かオイル交換を試してみて愛車に合ったオイル交換時期を見つけ出しましょう。



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ところで、サーキット走行をされる方の中には、サーキット走行前と走行後に2回オイル交換をする方もいらっしゃいます。エンジンには優しくとってもいいことです。でも、お財布には優しくないですね。どちらか1回というならば、サーキット走行前の交換がお勧めです。

街乗りよりもエンジンに大きな負荷がかかるサーキット走行前は、劣化前の新品オイルの使用がお勧めです。

余談ですが、TAKUMIモーターオイルでは、 ”高品質×低価格” をコンセプトに、高品質でリーズナブルなエンジンオイルを各種ご提供しておりますので、サーキット走行の前後2回の交換でもお財布に優しいオイルですよ。



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次に、エンジンオイルの劣化状況の判断ですが、劣化を色で判断するのは難しく、清浄分散性能に優れるオイルほど、より早く黒色化する場合もあります。これは汚れをオイル内部に取り込み分散させる(清浄分散性能)ことで、特定の場所に水分やスラッジ、その他の汚れが溜まらないようにする機能です。

エンジンオイルが黒くなるのは、汚れを取り込む作用が働いている証拠であり悪い現象ではないのです。

逆に、きちんとエンジンオイル交換をされて来た車両は汚れも少なく、エンジンオイルも黒色化しにくいのですが、エンジンオイル自体はすでに劣化している可能性もあります。エンジンオイルは使用により、粘度、潤滑性能や冷却性能など、確実に劣化が進行していきます。

エンジンオイルの色がきれいでも、前述の通り交換時期が来たらきちんと交換することが大切です。

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エンジンオイルの交換時期についてのお話しは、如何でしたでしょうか。車種、年式、走行距離、乗り方、エンジンオイルの劣化状況、そしてお財布と相談しながら、

自分がいちんばん納得できる交換時期を見つけていく

ことが大切ですね。エンジンオイルの交換時期については、ターボ車やハイブリッド車などについても補足していきたいと思います。

Posted at 2024/02/22 20:21:02 | コメント(1) | トラックバック(0) | 基礎知識 | 日記
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「まだまだ寒いですね。。。」
何シテル?   01/26 13:07
エンジンオイルブランド【TAKUMIモーターオイル 公式】 世界25ヵ国以上で愛されている、MADE IN JAPAN製品をお届け! 大切な愛車を守る品...

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[トヨタ サクシードバン] エンジン オイル交換 8回目 
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