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TAKUMIモーターオイルのブログ一覧

2024年02月22日 イイね!

エンジンオイルの交換時期!基礎知識

エンジンオイルの交換時期!基礎知識│エンジンオイルの最適な交換時期はどれくらい?


TAKUMIモーターオイルでは、日々たくさんのお問い合わせを頂いておりますが、最も多いお問い合わせは、

1位 お客様のおクルマへの適合オイル油種

2位 エンジンオイルの交換時期

3位 TAKUMIモーターオイルの性能に関する質問



となっております。

やはりエンジンオイルの交換時期は、適合オイル粘度や油種と同様に気になるポイントですね。エンジンオイルの交換時期も車種や使用環境によって変わりますので、千差万別で明確な答えはありません。

交換時期の目安としては、5000Km(又は半年間)などの記載が自動車の取扱説明書に書かれています。(最近は10,000Km 又は1年間も多いですね)。こちらはメーカーが推奨している通常の使用の場合ですね。

しかし、スポーツ走行をする!愛車を大切に長く乗りたい!コンディションを維持したい!と思うユーザー様は、ちょっと違う目安が必要ですよね。



愛車を大切に維持したい方へのお勧めの交換時期は

『オイル交換をしてもフィーリングが極端に良くならないくらいの時』

がお勧めの交換時期となります。



ちょっとわかりにくいですが、オイル交換後にフィーリングがすごく良くなるという事は、既に使用していたオイルが十分に劣化している証拠とも言えます。

ですからオイルが十分に劣化する前に早め早めに交換していくことが、エンジンを大切にする最善策と言えます。何度かオイル交換を試してみて愛車に合ったオイル交換時期を見つけ出しましょう。



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ところで、サーキット走行をされる方の中には、サーキット走行前と走行後に2回オイル交換をする方もいらっしゃいます。エンジンには優しくとってもいいことです。でも、お財布には優しくないですね。どちらか1回というならば、サーキット走行前の交換がお勧めです。

街乗りよりもエンジンに大きな負荷がかかるサーキット走行前は、劣化前の新品オイルの使用がお勧めです。

余談ですが、TAKUMIモーターオイルでは、 ”高品質×低価格” をコンセプトに、高品質でリーズナブルなエンジンオイルを各種ご提供しておりますので、サーキット走行の前後2回の交換でもお財布に優しいオイルですよ。



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次に、エンジンオイルの劣化状況の判断ですが、劣化を色で判断するのは難しく、清浄分散性能に優れるオイルほど、より早く黒色化する場合もあります。これは汚れをオイル内部に取り込み分散させる(清浄分散性能)ことで、特定の場所に水分やスラッジ、その他の汚れが溜まらないようにする機能です。

エンジンオイルが黒くなるのは、汚れを取り込む作用が働いている証拠であり悪い現象ではないのです。

逆に、きちんとエンジンオイル交換をされて来た車両は汚れも少なく、エンジンオイルも黒色化しにくいのですが、エンジンオイル自体はすでに劣化している可能性もあります。エンジンオイルは使用により、粘度、潤滑性能や冷却性能など、確実に劣化が進行していきます。

エンジンオイルの色がきれいでも、前述の通り交換時期が来たらきちんと交換することが大切です。

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エンジンオイルの交換時期についてのお話しは、如何でしたでしょうか。車種、年式、走行距離、乗り方、エンジンオイルの劣化状況、そしてお財布と相談しながら、

自分がいちんばん納得できる交換時期を見つけていく

ことが大切ですね。エンジンオイルの交換時期については、ターボ車やハイブリッド車などについても補足していきたいと思います。

Posted at 2024/02/22 20:21:02 | コメント(1) | トラックバック(0) | 基礎知識 | 日記
2024年02月20日 イイね!

シリーズチャンピオン!!

シリーズチャンピオン!!お写真は頂いたのはTAKUMIモーターオイルでスカラシップ制度
ご加入中の【間瀬戸 勇樹】様。

2023年JAF近畿モータースポーツ表彰式のご様子です~☆

カテゴリー:ジムカーナ
シリーズ名:JAF近畿地方選手権およびJMRC近畿チャンピオンシリーズ
参戦クラス:BR3
シリーズ順位:シリーズチャンピオン
使用オイル:X-TREME 0W-40

ジムカーナ近畿エリアでのチャンピオンなんてスゴイ(^^♪

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【間瀬戸様のコメント】
自身3度目のチャンピオンを獲得でき、本当に嬉しいです。
2022年はタイヤと仲良くなれずに連続チャンピオンを逃してしまい、2023年はチャレンジャーとして挑みました。
結果、有効5戦を優勝し、満点チャンピオンを獲得することが出来ました!

低温からでもローフリクションや、熱く高負荷がかかる状況においてもエンジンに不具合なく、思い切って全開にすることが出来た事が優勝・シリーズチャンピオンに繋がったと思います。ありがとうございました。

もちろん、今年も継続使用させて頂きますので、よろしくお願いします!

なんと嬉しいお言葉でしょうか。。励みになります!!

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間瀬戸様の今後のご活躍も楽しみにしております!

おめでとうございます!!

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TAKUMIモーターオイルはスカラシップ制度の募集を随時行っています!
スカラシップ制度とは何なんだろう?🤔
そんな方に向けて、下記に説明と制度概要のリンクを貼っています!
是非ご覧ください🥰

次の参戦報告はどなたかな?🤔次回の投稿・更新をお待ちください✨

【スカラシップ制度とは】TAKUMIモーターオイルでは様々なカテゴリのレースへの参戦を通じて、その品質向上に努めています。
また、プロ、セミプロ、レース好きの方へ「スカラシップ制度」を導入しレーサー支援を行っています。公式レースである必要はありません。草レース、ドリフト地方大会、ジムカーナ、ラリーに参加されている方はお気軽にお問合せください。もちろんプロドライバーの方からのお問い合わせも歓迎してお待ちしております。

▼詳しくはコチラから
PROMOTION | TAKUMIモーターオイル
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エンジンオイルブランド【TAKUMIモーターオイル 公式HP】

世界25ヵ国以上で愛されている、MADE IN JAPAN製品をお届け!
大切な愛車を守る品質をコンセプトに、さらなる進化へ!

2023年は引き続き、スーパー耐久・D1GPなど様々なレースへ参戦!
品質向上のための研究開発に妥協はありません。

あらゆる情報を発信しながら、皆さまとの【コミュニケーションが取れる場でありたい】と思っています!

ぜひ、お気軽にお友達申請ください!皆さまの充実したカーライフのお役に立てることが
TAKUMIモーターオイルの理念です。

HP→TAKUMIモーターオイル
公式通販サイト→大切な愛車を守る品質【TAKUMI MOTOR OIL OFFICIAL SHOP】


2024年02月16日 イイね!

エンジンオイルの品質と規格!基礎知識

エンジンオイルの品質と規格!基礎知識|品質によって認証される規格

エンジンオイルはエンジンを心臓と例えるなら、血液のようなものです。どんなに高性能エンジンでも、大排気量エンジンでも、良質なエンジンオイルを使用しければ、本来の性能を発揮できません。それだけに留まらず、もしもエンジンオイルが粗悪品であった場合は、重大なエンジントラブルを引き起こす可能性すらあります。

しかしながら、エンジンの中で頑張っているエンジンオイルの品質はとてもわかり難いものです。車やエンジンに詳しい方やサーキットで走らせて、車の限界近いパフォーマンスを引き出せる人でもフィーリングの良し悪しを感じることは出来ても、本当のエンジンオイルの性能を数値で出せることはないでしょう。

そのために、多くの人に安心して使用してもらえるように、エンジンオイルにはその品質を示す『品質規格』が存在します。

品質を示すの代表的なものは、アメリカ石油協会(American Petroleum Institute)による API規格(エーピーアイ規格)や国際潤滑油標準化認定委員会によるILSAC規格(イルザック規格)、 欧州自動車工業会のASEA規格(アセア規格)、さらに日本自動車技術会によるJASO規格(ジャソ規格)などが存在します。たくさんありますね。

現在はひとつのオイルに対して、これら複数の規格認定を受け表示している場合もあります。

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日本で一般的に使用されている規格はアメリカ発のAPI規格で、旧型の「SL規格」や「SN規格」、最新の「SP規格」などがあります。エンジンオイルの規格は自動車の進化とともに、アップグレードされいます。

ここで気を付けなければならないのは、例えば最新規格の「SP」をオイル缶に表記しているエンジンオイルでも、正式な認証を取得していないケースがあることです。

API規格においては、アメリカ石油協会から正式な認証を得てる場合は、下の画像のような認証マークが表示されています。

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このマークの表示がない製品に関しては、すべて「相当品」という事です。

きちんとしたメーカー(ブランド)さんの製品であれば、「相当品」も品質基準を満たしていますが、あまり有名でないブランドやその製品ラインナップの中に、ひとつ足りとも正式な認証を受けていない場合は要注意です。それは規格を取得できるだけの技術力がない可能性があります。

TAKUMIモーターオイルでは、最新のAPI【SP規格】において、すべて正式に認証取得済みとなりますので、安心してお使い頂けます。

規格は国や地域によって採用されている規格が異なりますので、わかりにくい部分かと思います。例えば、日本で主流の規格はアメリカ発のAPI規格ですが、ヨーロッパではACEA規格が認知されています。日本はAPI規格を採用しながらも日本独自のJASO規格も使用しています。更にここに、各自動車メーカーが認証する「メーカー認証」も参戦してきます。本当に難しいですね。

各規格の中でも、よく使用されるものを個別に解説していきます。

【API規格】


ガソリンエンジン用の規格

ディーゼルエンジン用オイルの規格



【ASEA規格】

ガソリンエンジン用オイルの規格

ディーゼルエンジン用オイルの規格



【JASO規格】

ディーゼルエンジン用オイルの規格



一方で「オイルの粘度」を表す規格としては、 アメリカの【SAE規格】があります。こちらは、エンジンオイルの粘度と選び方に詳しく記載していますので、そちらを参照してください。



TAKUMIモーターオイルでは、豊富なラインナップからお客様のお好みに合うエンジンオイル・ギアオイルを取り揃えています。



高回転を多用する乗り方、スポーツカーで峠を攻める!という方は、燃費よりもパワーを出せる高粘度のエンジンオイルがいいかも知れません。


Posted at 2024/02/16 20:21:02 | コメント(0) | トラックバック(0) | 基礎知識 | クルマ
2024年02月09日 イイね!

開発現場は耐久レース!基礎知識

|レースを開発現場と考える

TAKUMIモーターオイルは日本最高峰のレースである、SUPER GT、スーパー耐久、全日本ラリー選手権、全日本ジムカーナ選手権、D1 GRANDPRIX、等、多くの参戦およびオイル使用実績があります。

その過酷なレースの世界から得られたデータは、現行モデルの改良や次世代モデルの開発データとして研究室へフィードバックされており、日々、より高性能なエンジンオイル、ギアオイルの開発が継続して進められています。

特に最長24時間にも及ぶ耐久レースにおいて、高回転型レーシングエンジンに投入されたオイルは、高温高圧下で24時間を無交換で油圧性能、潤滑性能を維持しなければなりません。



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このような環境から誕生したオイルが、TAKUMIモーターオイルのフラッグシップモデル【X-TREME】シリーズです。

ラインナップは、0W40、5W-50、10W-40、10W-60 

ベースオイルは、粘度ラインナップにより若干異なり、エステルベース、PAOベース、HIVIベースなど、最適なブレンド、添加剤の配合率を決定し、TAKUMIモーターオイルのコンセプトである”高品質×低価格”を実現しています。

シリーズ毎のベースオイルは、『エンジンオイルの種類とベースオイル』にも記載しておりますので、そちらも覗いてみてください。


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レース活動はプロレーサーによるものばかりではなく、TAKUMIモーターオイル独自の『スカラシップ制度』によるレース活動、情報収集も重要な役割を担っています。『スカラシップ制度』では、個人のモータースポーツファンや草レース、ドリフト競技など行っている方を支援する目的で、幅広く募集しておりますので、ご興味がある方はお問い合わせしてみてください。

TAKUMIモーターオイルでは、レース用から街乗り用、旧車用まで豊富なラインナップで、お客様の好みに合うエンジンオイル・ギアオイルを各種取り揃えています。



【ラインナップの一部をご紹介】



高回転を多用する乗り方、スポーツカーで峠を攻める!という方は、燃費よりもパワーを出せる高粘度のエンジンオイルがお勧めです。



高粘度エンジンオイル(例)

MICRO TITANIUM MELT(マイクロチタン)シリーズ 

5W-30/5W-40/10W-55/15W-60

高性能エンジンオイル+マイクロチタンによる潤滑性能とエンジン内部クリーニング作用をプラス。パワーアップした愛車を長く乗りたい方に最適です。


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X-TREMEシリーズ 

0W-40/5W-50/10W-40/10W-60

ハイパワー車、高性能車、サーキット走行に求められる性能を純粋に追求したモデル。愛車本来のパフォーマンスを発揮したい方に最適です。





高粘度というのも、あくまでSAE粘度10~20番アップが限界だと考えてください。

それ以上の硬いオイルを使用するとオイルの粘度にエンジンパワーが負けてしまい、エンジン回転数の上昇が遅くなりクルマが重く感じるようになります。

5W-30 → 5W-50 or 10W-40 or 10W-50

もちろん、チューニングを施して、エンジンパワーを上げている車両はこの限りではありません。


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HYBRID シリーズ 

0W-16/0W-20/0W-30

燃費を重視する乗り方や、始動性が気になる方、国産の高年式スポーツカー(メーカー指定粘度が0W-20/0W-30)にお乗りの方は、こちらの低粘度エンジンオイルであるHYBRIDシリーズがお勧めになります。

ちなみに、HYBRID(ハイブリッド)と言うネーミングですが、ハイブリッド車用と言う訳ではなく、2種類のベースオイルにハイブリッド処理を行い、製品化したことから名付けられました。ハイブリッド車以外にも使用できます。


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中粘度エンジンオイル(例)

HIGH QUALITYシリーズ 

5W-20/5W-30/5W-40/10W-40

普段は街乗りでサーキットには行かないけど、たまにアクセル多めに踏むよ、という方で、コスパの良い高品質なエンジンオイルを使いたい!というユーザー様へ最適なエンジンオイルです。

当社の主力製品でもあります。


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「解説は読んだけど、やっぱり自分で選択するのは不安だ…!」という方へ!

TAKUMIモータオイルでは皆さまに合ったオイルや添加剤に関するアドバイスを受け付けております。

こちらのリンク【適正オイルのご質問】よりお気軽にお問合せください。



TAKUMIモーターオイルでは、高性能ギアオイルもご用意しております。

MULTI / RACING GEARシリーズ 

75W-90/80W-90 / 75W-140/85W-140

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Posted at 2024/02/09 20:21:02 | コメント(0) | トラックバック(0) | 基礎知識 | クルマ
2024年02月02日 イイね!

エンジンオイルの種類とベースオイル

エンジンオイルの種類とベースオイル|化学合成油、部分合成油、鉱物油、何がどう違うの?

基本的な内容ですが、クルマ好きの興味の尽きない化学合成油や部分合成油、鉱物油など、エンジンオイルの大部分を占めるベースオイルの違いってぼんやりとしか理解していないこともありますね。ここではそう言ったエンジンオイルの種類について、『ベースオイル』を切り口にご解説していきたいと思います。

エンジンオイルは大まかに言うと、その成分の約80%を構成する『ベースオイル』と、残りの約20%を構成する『添加剤』をブレンドしたものになります。エンジンオイルの種類や性能はこの約80%を構成する『ベースオイル』の種類によって特徴が分かれています。



【エンジンオイルの種類=ベースオイルの種類】

ベースオイルの種類を下記に並べてみます。一般的には、上から下への並び順が性能順となります(上から高性能)。



グループⅤ エステル系、動植物由来、その他グループⅠ~Ⅳに属さないもの全て

グループⅣ パオ(PAO/ポリアルファオレフィン)

グループⅢ 高度水素化分解基油

グループⅡ 鉱物油(グループⅠよりはキレイ)

グループⅠ 鉱物油

いずれのオイルも地下から採れる原油から作られますが、現在では化学的に精製、化学反応処理されたグループⅢ~Ⅴが化学合成油、グループⅠ、Ⅱが鉱物油として広く認識されています。

グループⅢは鉱物油と化学合成油のちょうど真ん中に位置づけされることや、「もともとは原油由来の油分を化学処理(高度水素化分解)しているので、化学合成油ではなく鉱物油である」、という意見をよく耳にします。しかし現代では原油は多くのハイテク産業に必要な基本原料であり、精製および化学反応技術の進展に伴い高付加価値製品としてあらゆる分野で実用化されています。

例えば、スマートフォンやコンピューター、ナビのディスプレイや各種部品、燃料電池技術の材料、医薬品、医療機器、電子機器、包装材料、自動車用タイヤ、等々です。このようなハイテク製品と原油を関連付ける人は少ないかと思います。更に、自動車のタイヤは原油由来の化学合成ゴムですが、自動車のタイヤを化学合成製品ではなく、「鉱物油のタイヤ」と考えることはあまりないと思います。

実際にこの論争については、アメリカの広告審議を担当するNAD(National Advertising Division)において、既に決着が着いています。興味がある方はこちらの記事「化学合成油の概念が変わった」(出典:ウィキペディア)も読んで見てください。

このような技術的、性能的、または歴史的な背景から、当社でもグループⅢベースオイルの製品は【全合成油】と表記しています。ちなみに、「化学合成油」、「全合成油」、「合成油」などはメーカーやブランド毎に表記の違いがあっても、すべて同様の意味となります。

現在、最も需要が高いのはグループⅢベースオイルであり、品質と価格のバランスがよく世界でもっとも多く使用されている全合成油(化学合成油)となります。TAKUMIモーターオイルのラインナップでは、



HIGH QUALITYシリーズ(商品紹介ページ)

5W-20

5W-30

5W-40

10W-40

になります。街乗り~スポーツ走行まで必要十分な性能と価格がバランスしている多くの方にお勧めな万能エンジンオイルです。


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グループⅣ(PAO)は、精製工程において粘度調整の幅が大きく使い勝手のよいベースオイルですが、近年では価格が高騰しており、グループⅢと混合して使用することが多くなっています。TAKUMIモーターオイルのラインナップでは、



HYBRIDシリーズ(商品紹介ページ)

0W-16

0W-20

0W-30

ハイブリッド車や最新の低粘度エンジンオイルを使用する車両、高年式のスポーツカーにも最適です。


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HYBIRDシリーズに加えて、

X-TREMEシリーズ(商品紹介ページ)

10W-40

10W-60

もPAO配合の製品です。この高粘度エンジンオイルは、サーキット走行で高回転を多用する車両やハイパワー車、チューニング車両に最適です。



更に、グループⅤ(エンジンオイルでは、主にエステル)は、ジエステル、ポリオールエステル、コンプレックスエステルなど種類があります。エンジンオイルの市場ではエステルが最も高品質なベースオイルという認識がありますが、極性の高いエステルは他の添加剤と混ざりにくくエステル単体でベースオイルとして用いることはありません。つまり100%エステルベースのエンジンオイルは存在しないのです。エステルは他のベースオイルと混合して安定性を高めるための添加剤的な役割を担うことが多くなります。TAKUMIモーターオイルのラインナップでは、

X-TREMEシリーズ(商品紹介ページ)

0W-40

5W-50

になります。低粘度~高粘度までをカバーするワイドレンジオイルなので、エステルを配合することで、安定性を高めています。こちらもサーキットでのレースやドリフト、ラリー車など競技系の車両を想定しています。


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最後に鉱物油(グループⅠ、Ⅱ)ですが、グループⅠは主に船舶用や機械、工業用としての使用となり、自動車用エンジンオイルとしてはグループⅡの鉱物油が用いられます。現在では鉱物油自体の需要が減少しており、製造コストが上昇しています(たくさん製造することで価格を抑えることが出来るため)。そのため、需要が多く大量生産できる化学合成油と比較しても、価格面での優位性も失っています。但し、1960年~1980年代のいわゆる旧車、クラシックカーには一定の需要があるため、TAKUMIモーターオイルではSTANDARDシリーズとしてラインナップしています。



STANDARDシリーズ(商品紹介ページ)

10W-40

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エンジンオイルの種類に関する解説は、如何でしたでしょうか。エンジンオイルの種類は『ベースオイル』を知ることで理解が深まりますね。是非ここまで読まれた方は、「エンジンオイルの粘度と選び方」から、愛車に最適なエンジンオイルの考え方を理解してみてください。

Posted at 2024/02/02 20:21:02 | コメント(0) | トラックバック(0) | 基礎知識 | クルマ
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「まだまだ寒いですね。。。」
何シテル?   01/26 13:07
エンジンオイルブランド【TAKUMIモーターオイル 公式】 世界25ヵ国以上で愛されている、MADE IN JAPAN製品をお届け! 大切な愛車を守る品...

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