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TAKUMIモーターオイルのブログ一覧

2024年03月01日 イイね!

ディーゼルエンジン用オイルとは!基礎知識

ディーゼルエンジン用オイルとは!基礎知識|ディーゼルエンジンとガソリンエンジンの違い

自動車を購入する時は、ガソリンエンジン車にするか、ディーゼルエンジン車にするか、なかなか悩ましいところです。それぞれのエンジンには一長一短の特徴があり、乗る人の運転スタイルや使用方法によって、どちらがいいかを選ぶことになります。

ガソリンエンジンと比較して、「トルク」(単位:N・m ニュートンメーター)が高く粘り強い特性を持つディーゼルエンジンは、主にバスやトラックなどの重量物を運ぶような業務用車両に使われてきました。

ここで少し「トルク」の説明です。トルクとはクランクシャフトから発生する回転力のことであり、簡単に言うと重いクランクシャフトをブンブン回転させる力強さです。トルクの数値が高いエンジンは、低速域からの加速力や重量物のけん引力に優れています。このような大きなトルクを発生させる特性を持つディーゼルエンジンは、バスやトラックに相性がいいのです。


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しかし、そもそもディーゼルエンジンとガソリンエンジンって何が違うのでしょう?

まず思いつくのは、燃料が違いますね。ディーゼルエンジンは軽油で動きます。ガソリンエンジンはガソリンで動きます。

この燃料の違いから2つのエンジンの仕組みに差が生まれて来ます。単純化しますと、エンジン構造上のもっとも大きな違いは、ディーゼルエンジンには混合気(燃料と空気が混ざっている気体。燃焼室内で爆発させるための気体)を爆発させるためのスパークプラグや点火装置がありません。なぜなら、軽油は引火点が低く、エンジンの燃焼室内で圧縮させることで自然発火するのです。

ガソリンエンジンの場合は、点火プラグの先端から発するスパーク(火花)の1点から燃焼が拡がっていきます。それとは対称的に、ディーゼルエンジンの燃焼は高圧縮比による自然発火のため、燃焼室内の複数の箇所で爆発と燃焼、急激な膨張が起こります。更に、この高い爆発力を効率よくエネルギーに転換するために、ディーゼルエンジンのピストンストローク量(ピストンが上下運動する長さ)は、ガソリンエンジンと比較して長くなっています。つまり、燃料、爆発力、ピストンのストローク量の違いが、ディーゼルエンジン特有の高いトルク特性を生んでいるのです。

ここのテーマから若干それますが、皆さんが気になる「馬力とトルクの違い」についても、今後解説をしていきたいと思います。



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さて、パワフルで乗りやすいディーゼルエンジンですが、問題もありました。①振動が大きい、燃料の臭いがする
②排気ガスが汚い、等の課題が残っていた
そして、このような理由から乗用車では人気がなかったのです。

しかし近年では技術革新により、これらの課題が大幅に改善され乗用車への人気が高まっています。燃費、出力、臭い、環境性能が大幅に向上し、 乗用車にも広く搭載されるケースが増えています。

技術革新の内容は、後述いたします。


|なぜディーゼルエンジン用オイルが存在するのか?


ディーゼルエンジンの燃料である 軽油には、ガソリンよりも多くの硫黄分が含まれています。硫黄は 燃焼すると硫黄酸化物、つまりゴミとなってしまいます。硫黄だけではなく、炭素、窒素、リン、等、軽油に含まれる各成分は、燃焼により酸化反応を起こし、酸性のゴミ(一般的にスラッジと言われていますね)となりエンジン内部に滞留してしまいます。

先程は、燃焼特性の違いから、ガソリンよりも優れているように記載しましたが、実は軽油はガソリンよりもパワフルに爆発するわりには、不完全燃焼も起こしているという特性があり、上述のゴミとなる酸化化合物の発生が多いのです。

そこで、これらのゴミ(酸化化合物)を中和(溶かし)する必要が出てきます。

お気づきの方もいらっしゃると思いますが、ここでエンジンオイルの5大役割のひとつ『清浄分散性能』が登場します。清浄分散剤というのは、簡単に言うとアルカリ性物質であり、これがエンジン内部のゴミ(酸性物質)と中和反応を起こし『中性物質』(水分など)となるように設計されています。これが『清浄性能』です。

しかし、水分がエンジン内部の特定の場所に滞留するとサビや焼き付きを起こす原因となるので、中和して発生した水分はエンジンオイル内に分散して取り込まれます。これが『分散性能』です。

だから、『清浄分散性能』と言うんですね!


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さて、ずいぶん遠回りした内容になりましたが、つまりディーゼルエンジンはガソリンエンジンよりも酸性物質の発生が多く、それを中和するための清浄分散剤をガソリンエンジン用オイルよりも多く配合する必要があるのです。

この清浄分散剤の量の違いが、もっとも大きな差異となります。

この話から考えますと、ディーゼルエンジン用オイルは、ガソリンエンジンにも使用可能です。しかし、ガソリンエンジン用オイルは、ディーゼルエンジンには使用できません。清浄分散性能が足りませんね。


|クリーンディーゼルエンジンとは?

現在、クリーンディーゼルと呼ばれる、新世代のディーゼルエンジンが登場しています。発明とも呼ばれる『コモンレール式高圧燃料噴射装置』(出典:ウィキペディア)により、ディーゼルエンジンの弱点であった不完全燃焼を劇的に改善し、よりパワフルに燃え尽き、環境にも優しいクリーンディーゼルエンジンが登場したのです。

そもそも振動や臭い、排気ガス汚染の原因は、軽油燃料が適切なタイミングで爆発せず、不完全燃焼してしまうことが大きな原因でした。この新しい燃料噴射装置は、素晴らし圧力と精度で燃料を噴射することが出来るので、不完全燃焼の問題を大幅に改善したのです。これにより、バスやトラックが中心であったディーゼルエンジンは、その経済性の高さ(ガソリンよりも軽油の方が価格が安い)も相まって乗用車にも人気が拡大して行きました。



ディーゼル微粒子フィルター(DPF)とJASO【DL-1規格】/【DH-2規格】の登場

『コモンレール式高圧燃料噴射装置』により大幅に改善した爆発と燃焼プロセスでしたが、年々厳しさを増す排気ガスのクリーン基準に対応するのはとても大変でした。そこで登場したのがDPF(ディーゼル微粒子フィルター)です。環境先進国のヨーロッパ諸国から普及していきましたが、日本では2000年代から多くのディーゼルエンジン車に搭載されることとなりました。

これは『コモンレール式高圧燃料噴射装置』を用いた燃焼であっても、どうしても燃え残ってしまう「微粒子」(PM2.5が有名ですね)を排気ガスとして排出する前に特殊なフィルターで捕獲し、燃やしてしまうという装置です。従って、エンジンとマフラー出口までの間に装着されています。

実はこの発生する微粒子は、エンジンオイル由来のものも含まれます。そのため、エンジンオイルに含まれるPM2.5の元となる物質も減らして、フィルターだけに頼らないようにする必要がありました。

そこで、そういった成分を一定量以下に減らしたディーゼルエンジン用オイルとして、JASO(日本自動車標準協会/Japan Automobile Standards Organization)が定めたのが【DL-1規格】や【DH-2規格】なのです。つまり、クリーンディーゼルエンジン車でDPF装置が付いている車両では、【DL-1規格】や【DH-2規格】のオイルを使用する必要があります。これらの規格品を使用しないと、フィルターの目詰まりリスクが高まってしまうのでご注意ください。

また、【DL-1規格】は乗用車用、【DH-2規格】はバスやトラック用の規格になります。



ディーゼルエンジンの解説は如何でしたでしょうか。

高トルクなディーゼルエンジンですが、長いストローク量から高回転は苦手で馬力も大きくはなりません。ガソリンエンジン車とディーゼルエンジン車の特性を理解し、ご自身のライフスタイルに合った選択をしたいものですね。

そして、愛車を大切にするためにも、正しいエンジンの知識を身につけ適切なオイルの選択もしていきましょう。

TAKUMIモーターオイルでは、ディーゼルエンジン用オイルのラインナップも豊富です。






Posted at 2024/03/01 20:21:02 | コメント(1) | トラックバック(0) | 基礎知識 | イベント・キャンペーン
2024年02月22日 イイね!

エンジンオイルの交換時期!基礎知識

エンジンオイルの交換時期!基礎知識│エンジンオイルの最適な交換時期はどれくらい?


TAKUMIモーターオイルでは、日々たくさんのお問い合わせを頂いておりますが、最も多いお問い合わせは、

1位 お客様のおクルマへの適合オイル油種

2位 エンジンオイルの交換時期

3位 TAKUMIモーターオイルの性能に関する質問



となっております。

やはりエンジンオイルの交換時期は、適合オイル粘度や油種と同様に気になるポイントですね。エンジンオイルの交換時期も車種や使用環境によって変わりますので、千差万別で明確な答えはありません。

交換時期の目安としては、5000Km(又は半年間)などの記載が自動車の取扱説明書に書かれています。(最近は10,000Km 又は1年間も多いですね)。こちらはメーカーが推奨している通常の使用の場合ですね。

しかし、スポーツ走行をする!愛車を大切に長く乗りたい!コンディションを維持したい!と思うユーザー様は、ちょっと違う目安が必要ですよね。



愛車を大切に維持したい方へのお勧めの交換時期は

『オイル交換をしてもフィーリングが極端に良くならないくらいの時』

がお勧めの交換時期となります。



ちょっとわかりにくいですが、オイル交換後にフィーリングがすごく良くなるという事は、既に使用していたオイルが十分に劣化している証拠とも言えます。

ですからオイルが十分に劣化する前に早め早めに交換していくことが、エンジンを大切にする最善策と言えます。何度かオイル交換を試してみて愛車に合ったオイル交換時期を見つけ出しましょう。



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ところで、サーキット走行をされる方の中には、サーキット走行前と走行後に2回オイル交換をする方もいらっしゃいます。エンジンには優しくとってもいいことです。でも、お財布には優しくないですね。どちらか1回というならば、サーキット走行前の交換がお勧めです。

街乗りよりもエンジンに大きな負荷がかかるサーキット走行前は、劣化前の新品オイルの使用がお勧めです。

余談ですが、TAKUMIモーターオイルでは、 ”高品質×低価格” をコンセプトに、高品質でリーズナブルなエンジンオイルを各種ご提供しておりますので、サーキット走行の前後2回の交換でもお財布に優しいオイルですよ。



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次に、エンジンオイルの劣化状況の判断ですが、劣化を色で判断するのは難しく、清浄分散性能に優れるオイルほど、より早く黒色化する場合もあります。これは汚れをオイル内部に取り込み分散させる(清浄分散性能)ことで、特定の場所に水分やスラッジ、その他の汚れが溜まらないようにする機能です。

エンジンオイルが黒くなるのは、汚れを取り込む作用が働いている証拠であり悪い現象ではないのです。

逆に、きちんとエンジンオイル交換をされて来た車両は汚れも少なく、エンジンオイルも黒色化しにくいのですが、エンジンオイル自体はすでに劣化している可能性もあります。エンジンオイルは使用により、粘度、潤滑性能や冷却性能など、確実に劣化が進行していきます。

エンジンオイルの色がきれいでも、前述の通り交換時期が来たらきちんと交換することが大切です。

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エンジンオイルの交換時期についてのお話しは、如何でしたでしょうか。車種、年式、走行距離、乗り方、エンジンオイルの劣化状況、そしてお財布と相談しながら、

自分がいちんばん納得できる交換時期を見つけていく

ことが大切ですね。エンジンオイルの交換時期については、ターボ車やハイブリッド車などについても補足していきたいと思います。

Posted at 2024/02/22 20:21:02 | コメント(1) | トラックバック(0) | 基礎知識 | 日記
2024年02月20日 イイね!

シリーズチャンピオン!!

シリーズチャンピオン!!お写真は頂いたのはTAKUMIモーターオイルでスカラシップ制度
ご加入中の【間瀬戸 勇樹】様。

2023年JAF近畿モータースポーツ表彰式のご様子です~☆

カテゴリー:ジムカーナ
シリーズ名:JAF近畿地方選手権およびJMRC近畿チャンピオンシリーズ
参戦クラス:BR3
シリーズ順位:シリーズチャンピオン
使用オイル:X-TREME 0W-40

ジムカーナ近畿エリアでのチャンピオンなんてスゴイ(^^♪

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【間瀬戸様のコメント】
自身3度目のチャンピオンを獲得でき、本当に嬉しいです。
2022年はタイヤと仲良くなれずに連続チャンピオンを逃してしまい、2023年はチャレンジャーとして挑みました。
結果、有効5戦を優勝し、満点チャンピオンを獲得することが出来ました!

低温からでもローフリクションや、熱く高負荷がかかる状況においてもエンジンに不具合なく、思い切って全開にすることが出来た事が優勝・シリーズチャンピオンに繋がったと思います。ありがとうございました。

もちろん、今年も継続使用させて頂きますので、よろしくお願いします!

なんと嬉しいお言葉でしょうか。。励みになります!!

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間瀬戸様の今後のご活躍も楽しみにしております!

おめでとうございます!!

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TAKUMIモーターオイルはスカラシップ制度の募集を随時行っています!
スカラシップ制度とは何なんだろう?🤔
そんな方に向けて、下記に説明と制度概要のリンクを貼っています!
是非ご覧ください🥰

次の参戦報告はどなたかな?🤔次回の投稿・更新をお待ちください✨

【スカラシップ制度とは】TAKUMIモーターオイルでは様々なカテゴリのレースへの参戦を通じて、その品質向上に努めています。
また、プロ、セミプロ、レース好きの方へ「スカラシップ制度」を導入しレーサー支援を行っています。公式レースである必要はありません。草レース、ドリフト地方大会、ジムカーナ、ラリーに参加されている方はお気軽にお問合せください。もちろんプロドライバーの方からのお問い合わせも歓迎してお待ちしております。

▼詳しくはコチラから
PROMOTION | TAKUMIモーターオイル
--------------------------------------------------------------------------------
エンジンオイルブランド【TAKUMIモーターオイル 公式HP】

世界25ヵ国以上で愛されている、MADE IN JAPAN製品をお届け!
大切な愛車を守る品質をコンセプトに、さらなる進化へ!

2023年は引き続き、スーパー耐久・D1GPなど様々なレースへ参戦!
品質向上のための研究開発に妥協はありません。

あらゆる情報を発信しながら、皆さまとの【コミュニケーションが取れる場でありたい】と思っています!

ぜひ、お気軽にお友達申請ください!皆さまの充実したカーライフのお役に立てることが
TAKUMIモーターオイルの理念です。

HP→TAKUMIモーターオイル
公式通販サイト→大切な愛車を守る品質【TAKUMI MOTOR OIL OFFICIAL SHOP】


2024年02月16日 イイね!

エンジンオイルの品質と規格!基礎知識

エンジンオイルの品質と規格!基礎知識|品質によって認証される規格

エンジンオイルはエンジンを心臓と例えるなら、血液のようなものです。どんなに高性能エンジンでも、大排気量エンジンでも、良質なエンジンオイルを使用しければ、本来の性能を発揮できません。それだけに留まらず、もしもエンジンオイルが粗悪品であった場合は、重大なエンジントラブルを引き起こす可能性すらあります。

しかしながら、エンジンの中で頑張っているエンジンオイルの品質はとてもわかり難いものです。車やエンジンに詳しい方やサーキットで走らせて、車の限界近いパフォーマンスを引き出せる人でもフィーリングの良し悪しを感じることは出来ても、本当のエンジンオイルの性能を数値で出せることはないでしょう。

そのために、多くの人に安心して使用してもらえるように、エンジンオイルにはその品質を示す『品質規格』が存在します。

品質を示すの代表的なものは、アメリカ石油協会(American Petroleum Institute)による API規格(エーピーアイ規格)や国際潤滑油標準化認定委員会によるILSAC規格(イルザック規格)、 欧州自動車工業会のASEA規格(アセア規格)、さらに日本自動車技術会によるJASO規格(ジャソ規格)などが存在します。たくさんありますね。

現在はひとつのオイルに対して、これら複数の規格認定を受け表示している場合もあります。

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日本で一般的に使用されている規格はアメリカ発のAPI規格で、旧型の「SL規格」や「SN規格」、最新の「SP規格」などがあります。エンジンオイルの規格は自動車の進化とともに、アップグレードされいます。

ここで気を付けなければならないのは、例えば最新規格の「SP」をオイル缶に表記しているエンジンオイルでも、正式な認証を取得していないケースがあることです。

API規格においては、アメリカ石油協会から正式な認証を得てる場合は、下の画像のような認証マークが表示されています。

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このマークの表示がない製品に関しては、すべて「相当品」という事です。

きちんとしたメーカー(ブランド)さんの製品であれば、「相当品」も品質基準を満たしていますが、あまり有名でないブランドやその製品ラインナップの中に、ひとつ足りとも正式な認証を受けていない場合は要注意です。それは規格を取得できるだけの技術力がない可能性があります。

TAKUMIモーターオイルでは、最新のAPI【SP規格】において、すべて正式に認証取得済みとなりますので、安心してお使い頂けます。

規格は国や地域によって採用されている規格が異なりますので、わかりにくい部分かと思います。例えば、日本で主流の規格はアメリカ発のAPI規格ですが、ヨーロッパではACEA規格が認知されています。日本はAPI規格を採用しながらも日本独自のJASO規格も使用しています。更にここに、各自動車メーカーが認証する「メーカー認証」も参戦してきます。本当に難しいですね。

各規格の中でも、よく使用されるものを個別に解説していきます。

【API規格】


ガソリンエンジン用の規格

ディーゼルエンジン用オイルの規格



【ASEA規格】

ガソリンエンジン用オイルの規格

ディーゼルエンジン用オイルの規格



【JASO規格】

ディーゼルエンジン用オイルの規格



一方で「オイルの粘度」を表す規格としては、 アメリカの【SAE規格】があります。こちらは、エンジンオイルの粘度と選び方に詳しく記載していますので、そちらを参照してください。



TAKUMIモーターオイルでは、豊富なラインナップからお客様のお好みに合うエンジンオイル・ギアオイルを取り揃えています。



高回転を多用する乗り方、スポーツカーで峠を攻める!という方は、燃費よりもパワーを出せる高粘度のエンジンオイルがいいかも知れません。


Posted at 2024/02/16 20:21:02 | コメント(0) | トラックバック(0) | 基礎知識 | クルマ
2024年02月09日 イイね!

開発現場は耐久レース!基礎知識

|レースを開発現場と考える

TAKUMIモーターオイルは日本最高峰のレースである、SUPER GT、スーパー耐久、全日本ラリー選手権、全日本ジムカーナ選手権、D1 GRANDPRIX、等、多くの参戦およびオイル使用実績があります。

その過酷なレースの世界から得られたデータは、現行モデルの改良や次世代モデルの開発データとして研究室へフィードバックされており、日々、より高性能なエンジンオイル、ギアオイルの開発が継続して進められています。

特に最長24時間にも及ぶ耐久レースにおいて、高回転型レーシングエンジンに投入されたオイルは、高温高圧下で24時間を無交換で油圧性能、潤滑性能を維持しなければなりません。



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このような環境から誕生したオイルが、TAKUMIモーターオイルのフラッグシップモデル【X-TREME】シリーズです。

ラインナップは、0W40、5W-50、10W-40、10W-60 

ベースオイルは、粘度ラインナップにより若干異なり、エステルベース、PAOベース、HIVIベースなど、最適なブレンド、添加剤の配合率を決定し、TAKUMIモーターオイルのコンセプトである”高品質×低価格”を実現しています。

シリーズ毎のベースオイルは、『エンジンオイルの種類とベースオイル』にも記載しておりますので、そちらも覗いてみてください。


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レース活動はプロレーサーによるものばかりではなく、TAKUMIモーターオイル独自の『スカラシップ制度』によるレース活動、情報収集も重要な役割を担っています。『スカラシップ制度』では、個人のモータースポーツファンや草レース、ドリフト競技など行っている方を支援する目的で、幅広く募集しておりますので、ご興味がある方はお問い合わせしてみてください。

TAKUMIモーターオイルでは、レース用から街乗り用、旧車用まで豊富なラインナップで、お客様の好みに合うエンジンオイル・ギアオイルを各種取り揃えています。



【ラインナップの一部をご紹介】



高回転を多用する乗り方、スポーツカーで峠を攻める!という方は、燃費よりもパワーを出せる高粘度のエンジンオイルがお勧めです。



高粘度エンジンオイル(例)

MICRO TITANIUM MELT(マイクロチタン)シリーズ 

5W-30/5W-40/10W-55/15W-60

高性能エンジンオイル+マイクロチタンによる潤滑性能とエンジン内部クリーニング作用をプラス。パワーアップした愛車を長く乗りたい方に最適です。


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X-TREMEシリーズ 

0W-40/5W-50/10W-40/10W-60

ハイパワー車、高性能車、サーキット走行に求められる性能を純粋に追求したモデル。愛車本来のパフォーマンスを発揮したい方に最適です。





高粘度というのも、あくまでSAE粘度10~20番アップが限界だと考えてください。

それ以上の硬いオイルを使用するとオイルの粘度にエンジンパワーが負けてしまい、エンジン回転数の上昇が遅くなりクルマが重く感じるようになります。

5W-30 → 5W-50 or 10W-40 or 10W-50

もちろん、チューニングを施して、エンジンパワーを上げている車両はこの限りではありません。


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HYBRID シリーズ 

0W-16/0W-20/0W-30

燃費を重視する乗り方や、始動性が気になる方、国産の高年式スポーツカー(メーカー指定粘度が0W-20/0W-30)にお乗りの方は、こちらの低粘度エンジンオイルであるHYBRIDシリーズがお勧めになります。

ちなみに、HYBRID(ハイブリッド)と言うネーミングですが、ハイブリッド車用と言う訳ではなく、2種類のベースオイルにハイブリッド処理を行い、製品化したことから名付けられました。ハイブリッド車以外にも使用できます。


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中粘度エンジンオイル(例)

HIGH QUALITYシリーズ 

5W-20/5W-30/5W-40/10W-40

普段は街乗りでサーキットには行かないけど、たまにアクセル多めに踏むよ、という方で、コスパの良い高品質なエンジンオイルを使いたい!というユーザー様へ最適なエンジンオイルです。

当社の主力製品でもあります。


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「解説は読んだけど、やっぱり自分で選択するのは不安だ…!」という方へ!

TAKUMIモータオイルでは皆さまに合ったオイルや添加剤に関するアドバイスを受け付けております。

こちらのリンク【適正オイルのご質問】よりお気軽にお問合せください。



TAKUMIモーターオイルでは、高性能ギアオイルもご用意しております。

MULTI / RACING GEARシリーズ 

75W-90/80W-90 / 75W-140/85W-140

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Posted at 2024/02/09 20:21:02 | コメント(0) | トラックバック(0) | 基礎知識 | クルマ
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「暑さに負けず駆け抜けるぞー!」
何シテル?   07/28 11:32
エンジンオイルブランド【TAKUMIモーターオイル 公式】 世界25ヵ国以上で愛されている、MADE IN JAPAN製品をお届け! 大切な愛車を守る品...

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[トヨタ サクシードバン] エンジン オイル交換 8回目 
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