こんなCGが制作されるほど、重要な様々な役割を果たしているリアウイング・・・。
F355challengeでは、1998年のレギュレーションから装着が可能になった「challenge純正リアウイング」ですが、装着してリアのダウンフォースを増やすだけでなく、角度を調整することで荷重変化を起こすことが可能な機能パーツなので、正しい使用方法で活用すればサーキットが走り易くなる嬉しいパーツです。
実測でも10°の調整が可能で、翼端板上端の角度で調整するのではなく、図にあるようにウイング本体の角度でセットするように指示があります。
角度で調整する理由は、車高の前後バランスを変更すると同時にウイング角度も変化するので、車高と明確に分けて角度によるウイング単体での管理が必要だそうです。
また、このリアウイングの角度は、スプリングレート・前後車高バランス・減衰力設定とも密接にリンクするので、この無数のパズルを謎解きながら理想的なクルマの動きを追求するのも走る愉しみの一つ・・・。
実際にリアウイングの角度を調整して挙動の違いを体感すると、安心してペースを上げて走行することが出来るので、外見ではなく機能部品としての役割を確実に果たしています。
また、昨年にFスポイラーを装着してからは、これまでのRウイング設定値では役に立たなくなりましたので、順を追って再度調整していましたが、スプリングレートやダンパーセッティングの変更と合わせて、最近やっと美味しいところが見付かり始めました。
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F355challenge | 日記
Posted at
2010/11/19 10:54:51