
458challengeが
正式デビューしました。
予想通りのchallengeスペックには驚きませんでしたが、注目すべきは、やはり
こちらの動画でもあったようにトラクションコントロールが装備されたこと・・・。
これまでのchallengeでは、ドライビングスキルを競うためか、この手のデバイスが装着されることはありませんでしたが、アマチュアが2駆で570psものパワーをコントロールする危険性を排除するためか、いよいよトラコンが装備されることに・・・。
タイムにおいては、タイム差がサーキットで顕著に現れるエンジンのパワーアップだけでなく、このトラコンの装備で全開率が格段に上がることになるので、この技術の恩恵は絶大であるはず・・・。
フィオラノでの参考タイムも、FXXに次ぐタイムなんだとか・・・。
2008年までのF1やF430GTCでも採用されたこのトラコンですが、実際にサーキットのコース脇で「バッバッバッバッバッバッ」という機関銃のような音をさせながら走る姿を観ても、向きが変わっていればクリップからただアクセルを全開にするだけでマシンがトラクションをコントロールしていたので、マシンドライブはイージーそのもの・・・。
360challengeからは、F1で採用されたF1マチックが導入されてブレーキングやコーナリング中でのシフト操作が容易になりましたが、トラコンはクリップからただ踏むだけなのでさらに容易になるだけでなく、プロドライバーとのタイム差もさらに縮まることでしょう。
そして、もしこの458challengeでタイムを競うのであれば、ドライバーのタイム差はターンインのスキル以外では差が少なくなるのではないでしょうか?
F1がそうであったように、現代のスポーツドライビングにおいて、セミオートマ&トラコンは最強の武器・・・。この世の中で、このアイテムを体感することが出来る車両は、FXXや599XXを除くと458challenge以外には存在しないので、現代の技術を堪能して遊ぶには最高のクルマなのかも・・・。
また、環境問題から最後のNAエンジンであるかもしれない458なので、サーキット道楽の最後を飾るクルマにする人がいるかも知れません・・・。
それにしても、「1.6G」というグリップもスゴイなぁ・・・。
Posted at 2010/07/15 23:57:25 | |
トラックバック(0) |
etc | 日記