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　ベッテルの2011年鈴鹿仕様のヘルメットです。

　なんと「絆」の文字が描かれました！

　今年、日本は残念ながら震災に見舞われましたが、ベッテルもペインターも心を痛めていたようで、8月の下旬に「今年は震災に関連したデザインにしたい」とのメールが・・・。





　日本の現状と震災後の様子や復興支援策を伝え、両氏の間で検討が重ねられた結果、「復興支援をイメージしたデザインアイデアを採用した」との連絡が9月の下旬にありました。



　デザインテーマは、もちろん「絆」。

　こちらで日本政府から各国に伝えられたテーマであり、ベッテルやペインターからのメッセージでもあります。

　また、ヘルメットのサイドは、夜明けと日の出がモチーフになっており、復興への再出発を願うメッセージが表現されたデザインになりました。

The symbol on top means ‘kizuna’, which as Vettel explains: “Means bond of friendship; it was putting people together when they had the earthquake and weeks after. Just trying to make people stick together and support each other.”


　今回の鈴鹿は、ベッテルにとりシリーズチャンピオンが決まる重要な一戦。

　このヘルメットが「The World Champion helmet」になることを祈るばかりです。





　Congratulations on the victory!　It’s my pleasure!

　ペインターから完成画像が送られて来ました。

　ペインターからデザイン画像が届きました。

　「Ferrari Driver Academy」でビアンキとペレスのテストが行われ、それぞれのタイムは↓だったそうです。

　ペレス　1分00秒650
　ビアンキ　1分00秒213






　来年度のドライバー・オーディションの意味合いもありますので、それぞれが本気だったことでしょう。

　う～ん、乗ってみたい・・・。

　あと1ヵ月ほどで日本GPが開催されますが、F1やMotoGPのドライバーやライダーの一部は、原発事故の影響を懸念して来日を躊躇っているんだとか・・・。

　首相官邸は、このような感謝文を各国の主要紙に掲載しておりますが、海外からも早く信頼を取り戻せるような環境になってもらいたいものです。





　震災からちょうど半年を迎え、私も日頃様々な形で被災地の復旧・復興へのお手伝いをしておりますが、このような誤解は残念でなりません・・・。


　他方、ベッテルは昨年同様に鈴鹿へ向けてスペシャル・ペイントを検討しております。
　今年はどのようなデザインになるのでしょうか？

　ベッテルとペインターのメッセージが愉しみです。


　ちなみに、↓はイタリアGP仕様ですが、単なるブラックペイントではなくカーボン目をさりげなく演出するあたりがお洒落です。


　↓のシンガポール仕様もナイトレースに合わせたペイントが施されています。