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　「21.6ｍｍ」の画角で撮影可能なウルトラワイドコンバーターレンズ「VCL-ECU1」が届きましたので、実際に装着して試してみました。

　カメラセットの際、ビデオステーの微調整が甘く水平がしっかり出ていませんが、DVの縦横比「4：3」ではなくフルHDの「16：9」の画角で、路面の奥行き・シフトノブを映像内に収まめることが出来ました。

　今度はサーキットでのインカーを撮影してアップしてみます。

　
「SONY NEX-VG10」 + 「E16mm F2.8」 + 「VCL-ECU1」

　かつてシューマッハーがファーストオーナーとして所有したF355GTS・・・。


　この個体の詳細をこちらからどうぞ・・・。

　「SONY NEX-VG10」が到着したので、第一印象を・・・。


　インカーでの使用が主目的なので、まずは車内にセットしてみましたが、やはり「E16mm F2.8」の「28.8ｍｍ」相当の画角では理想的な広角アングルとしてはイマイチ足りず・・・。
　「VCL-ECU1」を追加注文して、「21.6ｍｍ」を試してみることにします。



　インカー以外での撮影も少し試してみましたが、既存の小さいセンサーでは撮れない映画のような雰囲気のある映像が撮れ、HDMI端子でハイビジョンテレビに接続して確認しても、問題になるような点は一切無し・・・。

　予想以上に驚いたのはマイクの性能で、音の広がりや音源がハッキリ収録されているので、ちゃんとしたスピーカーで聞くと音質の良さを実感・・・Ferrari向きのビデオカメラであること間違いなし。


　そして、スタビライザーである「Steadicam Merlin」にセットすると、「5D markⅡ・24-70L・SONY PCM-M10」のコンビネーションとは比較にならない軽さなので、今後は気軽に持ち出してスナップ的な撮影が楽に出来そうです。

　マーリンを利用しない手持ち撮影においては、ファインダーの効用を再確認・・・。ファインダーによる撮影は、液晶モニターを利用した撮影方法と比べ1点支持ではなく2点支持になるので手振れが大きく減り、あらためてファインダーの意義を再確認しました。
　また、ファインダー自体も業務用機種と同一なので、覗いていても苦になることが無く、快適な撮影環境で愉しむことが出来ました。

　いよいよ開幕を前にして、F1のテストが始まりました。


　毎戦ヘルメットペイントが楽しめるベッテルですが、今年はどんなデザインを見ることが出来るのでしょうか？



　また、シューマッハーのラインは、クロームに変更されました。

　新たなインカー機材選びに時間が掛かりましたが、やっとシステムが決まりました・・・。











　作品撮りではその用途に最適なカメラである「5D markⅡ」を所有しているので、インカーや↓のような「Steadicam Merlin」を使用するための撮影用ビデオカメラを探しておりました。



　↑の動画は、音を含めたFerrariをしっかり撮りたかったので、「5D markⅡ」と「SONY PCM-M10」を使用して撮影しましたが、セッティングに多少時間が掛かたり、撮り損ねることもあったので、今回は容易に撮影が可能な機種を選びました。


　
　当初はCanonの新機種を検討しておりましたが、最終的にはセンサーの大きさと内蔵マイクが決め手になり、昨年の夏に購入を先送りした「SONY NEX-VG10」に決定しました。
　
　しかし、「録音レベル調整不可」「リモコン無し」「反転しない液晶モニター」には強い不満が・・・。SONYには、もう少し気合の入った製品を期待したいものです。
　また、「5D markⅡ」の45Mbpsのビットレートに慣れてしまい24Mbpsのビットレートでは少々不満
なので、そろそろAVCHD規格も考え直してもらいたいものです。


　インカー等で使用するレンズは左の「E16mm F2.8」ですが、動画撮影の場合は35mm換算で1.8倍の「28.8ｍｍ」で撮影されるので、必要であれば右の12ｍｍ相当になる「VCL-ECU1」を追加して「21.6ｍｍ」で撮ることにします。