この調整、なかなか難しくて単にゆっくり閉まる様にするだけですと、閉まる時間が長くなるだけでなく、最後に閉まり切らないと言う自体になってしまいます。

悪い例はこちら。

動画を参照下さい。頑張って閉まろうとして力から尽きています。

※動画は『こちら』から参照願います。

 この様な失敗を繰り返して、ギリギリ閉まる設定値に調整しました。

これに伴い、整備手帳も更新しましたので再度ご確認ください。

今度は満足度UP間違い無し・・・かも(?!)

関連情報URL : https://minkara.carview.co.jp/userid/266865/blog/46651135/

この時、エンジン始動時でエンジンが温まっていない時、タコメータの5,000〜6,000回転部分に青の車温度表示がさてれいます。※下記写真の青丸部分

これ、G21では表示されていなかった事はお伝えしましたが、今回CAFDの差分確認で表示/非表示化に成功した(と思う)ので、小ネタでコーディングパラメータを紹介します。

ちなみに、エンジンが温まるとこの表示は消えて、通常通りタコメータ表示となります。

私が所有していたG21(i-STEP:03/2022)のCAFDとの差分比較で発見したパラメータですので、iDrive7搭載車ならいけると思います。

これ、エンジンが温まっていない時に回転数を急激に上げない様にする警告とするならアリかと思いますので、表示されないGシリーズの方はお試し下さい。

パラメータはいつもの通り整備手帳を参照下さい。

関連情報URL : https://minkara.carview.co.jp/userid/266865/car/3373236/7196511/note.aspx

そういえば、G26に乗り換えしたのに乗り換え記念やってませんでした。

遅くなりましたが、乗り換え記念として前回iDrive8搭載車のコーディング事情で少し触れたステアリングヒータに関するコーディング情報をお届けします。

実はGシリーズのステアリングヒータに関するコーディングはG21に乗っていた時から調べておりまして・・・G21に乗り換えたばかりの時、ステアリングヒータの自動起動メニューがコーディングできる事を知り挑戦したのですが、メニューを有効化してもステアリングヒータは動かず。

なぜ挑戦したかと言うと、F30/31ではスポーツステアリング装着車は元々ステアリングヒータ機能が内蔵されていて、後付けのボタンとコーディングで機能を有効化できたので、G20/21もスポーツステアリングにもステアリングヒータ機能内蔵されており、自動起動できるならボタンいらないかもと考えたからでした。※写真はF30/31のボタンです。

ですが、Gシリーズではスポーツステアリングにステアリングヒータボタンが無い物についてはヒータ機能がありません。

ですので、Gシリーズではステアリングヒータ内蔵のステアリングと関連する接続ケーブル一式を購入して後付けし、コーディングする事で有効化できます。

ステアリング交換なので、費用高めなのが難点です・・・

今回はステアリングヒータ後付け後のコーディングパラメータ調査と検証をG15にお乗りのみん友様『rubyogawa』さんにご協力頂き、実際に後付けの動作検証やコーディングパラメータの精査をして頂きました。

この後付けコーディングはG20/21やG22/26、G05/06等のiDrive7やiDrive8搭載車両利用可能と思います。コーディング自体もBimmerCodeで可能ですので、ステアリングを買える財力がある皆様には有効かと思われます。

後付け、コーディングで下記の様にステアリングヒータON表示が拝めますよ。

コーディング情報はいつもの通り、整備手帳に記載しておきますのでそちらを参照下さい。

この情報は次回のバージョンアップでチートシート(xls)、チートコード(xml)に反映予定です。

私の乗り換えたG26はiDrive7ですが、最新のiDrive8搭載モデルが増えて来ましたので、iDrive8搭載しているモデルのコーディング情報を少し調べてみました。

これからiDrive8搭載モデルを購入されようとしている方、ご参考になれば幸いです。

まずは、すでにご承知かとおもいますが、クラスターモジュールであるDKOMBIモジュールがDKOMBI8となり、BMWサーバ認証無しではコーディング不可能となっております。

そのため、全てのコーディングツールでDKOMBI8のCAFDを読み込んで参照/編集できません。今まで定番カスタマイズであったMやALPINAクラスターへの変更が出来ない、クラスターにMロゴ表示をさせる事が出来ない等、DKOMBIを弄るコーディングは軒並み全滅です。

その他、WAVEモジュールが追加されています。こちらは5G対応の通信系モジュールではと言われておりますが詳細不明です。

こちらもDKOMBI同様、BMWサーバ認証無しではコーディング不可能なので、読み込み出来ないモジュールです。

 

その他のモジュールは現状CAFDを読み込めますので、コーディングは可能となります。

ですが、海外サイトの報告ではiDrive8搭載車ではVIM(Video in Motion)の裏コマンドが使えなくなり、コーディングは可能なものの、運転中のナビ操作などは出来ない様です。

最新のBimmerCodeでもiDrive8搭載車の対応が始まっていますが、i4などのiDrive8対応車ではVIMが無くなっています。

この辺りの強化もiDrive8の宿命なのでしょう。

それに、iDrive8ではConnected Driveを経由しないと色々な機能が利用できない様になっているので、シートヒータやステアリングヒータもConnected Driveから購入して機能を有効化させる必要が出て来ています。

今まではコーディングでシートヒータの自動有効化や、後付けでステアイングヒータを有効化できましたが、今後はステアリングヒータ等のハードを後付けしてConnected Driveから購入しようとしてもBMWサーバでオプション対象ではないから購入不可や、そもそも車両によって購入一覧に現れないかもしれません。

現状私が調べている限りでは、iDrive8搭載車に関するコーディング情報は殆どなく、これからの様です。ある程度、iDrive7搭載のGシリーズコーディングが利用できますが、i-STEPがバージョンアップしていくと、マッピングを変えたり対策が進む可能性があります。

iDrive8搭載車は確実に増えていくでしょうから、アンテナを高くしてiDrive8関連のコーディング情報も仕入れていきたいと思います。

iDrive8搭載車にお乗りの方、もしコーディングをしてみて気づいた事がありましたら情報共有をお願いします。

お年玉企画でチートシート＆チートコートのバージョンアップ通知を正式ユーザのみん友様にご案内差し上げました。

通知後、i-STEP11/2022ではエンジン始動中ドアロックでクラクション2回鳴り無効化のコーディングパラメータがマスクされてチートコードが使えないとのご連絡を頂きました。

最近はi-STEPもおおよそ年３回アップデートされていますので、この様に今まで出来ていたコーディングが出来なくなる場合もございます。

サイレント不具合対応や機能強化がありますので、i-STEPのアップデートは避けられませんけどi-STEPバージョンアップ時はご注意下さい。

前置きはここまで、今回の調査です。

まず、i-STEP07/2022の私の車両で確認です。

下記の画像の様に7083モジュールの後半が「029_030_008」になっており、２回鳴りを無効化する『VAM_HORN_AT_SECURE』パラメータがマッピングされています。

次に、ご提供頂いたi-STEP11/2022の7083モジュールのCAFDを読み込みます。

こちらは後半が「029_060_006」になっており、確かにCAFDのバージョンが上がっており、パラメータのマッピングが大きく変更されています。

チートコードでコーディングしようとしても赤文字で『パラメータ無し』の表示がされました。

このパラメータ、みん友のトシ棒さんからからの情報ではLauncherPRO5.XやEsysUltraではマッピングされておらず、唯一BimmerUtilityのみがマッピングされていたとの事。

トシ棒さんにご協力頂き、どこに再マッピングされたかを調査しました。

※トシ棒さん、ご協力有難うございます。

調査のポイントはBimmerUtilityではマッピングされている点、こいつで該当パラメータを変更したCAFDを頂き、差分チェックで割り出します。

この辺りは元プログラマの血が騒ぎますね。デバッグ経験が役に立ちます。

仕事の愚痴ですが、最近のエンジニアはデバッグが苦手なんですよね。時代はローコード、ノーコードなので、プログラムを書く機会もほとんど無いので問題調査のデバッグをする機会も殆どありませんから仕方がないでしょうけど・・・

トシ棒さんのご協力のおかげで無事パラメータマッピングを特定完了。

特定した情報は整備手帳に記載しておりますので、下記整備手帳を参照下さい。

関連情報URL : https://minkara.carview.co.jp/userid/266865/car/3373236/7191698/note.aspx