ランエボ9純正ビルシュタイン取り付け(リヤ)
目的 |
チューニング・カスタム |
作業 |
DIY |
難易度 |
![](/images/icon_difficult_on.svg) 初級 |
作業時間 |
3時間以内 |
1
ランエボ6購入時から欲しいなぁと思っていた、エボ9の純正ビルシュタインをオクで落札したので取り付けることに。
大分前から色々調べてはいたのですが、リヤはポン付け可能、しかしフロントはポン付け出来ず、かなり手間がかかりそうなので(後述します)ショップに出そうと思います。
2
外すボルトは片側計四ヶ所。ショック下部のボルト×2と、トランク内のアッパー×2。予めCRCをたっぷり吹き掛けておきます。画像は外れたところ。
3
……で、先程のボルトと、トランク内のボルトもそうなんですが、基本、経年劣化による錆びと固着で鬼トルクを掛けないと絶対外れません。そこで必要なのが「鉄パイプ」──これかロングラチェット、またはインパクトがないと、足回り関係の脱着はほぼ不可能だと思います。今回も大活躍。アホみたいなトルクで締まっていました。
4
トランク内のボルトは14mmのナットで留まっているので、メガネに鉄パイプをまかせてテコの原理でトルクをかけます。ハッキリ言って、腕力では外すのが無理なぐらいのトルクで締まってます。ボブ・サップか室伏並の膂力と握力があればいけるかもですが……。
鉄パイプを使い、「バキッ」という音と共に無事に緩みました。鉄パイプさまさまです。
そうすると、ショックは自由落下(笑)
5
あとは元通りに組み直すだけです。その前に、ショックのアッパー部のゴムにラバープロテクトをたっぷり吹き付けておきました。
それから、ガレージジャッキを使って、ショック下部を持ち上げ、1G状態にしてからアッパーのナットを締めました。
作業開始直前に洗濯機を回して、脱水終了まで一時間半かかる表示になっていましたが、工具を片付けて玄関に入ったら洗濯終了を告げる音が鳴り響いていたので、準備から片付けまで含めて、一時間半かかったことになります。
問題のフロントですが、取り付けに際して四ヶ所細工をしなければなりません。
1、ショック下部の穴に通すボルトの太さが、CPとCTでは違うため(CPが細い)、ビルシュタインの穴径が大きいのでセンターが出ません。その穴に入れるカラーを計八個、作らなければならない。
2、ショック下部のナックルがCPとCTでは厚みが違うため(CPが細い)こちらは合計四ヶ所スペーサーを入れなければならない。
3、ABSセンサーとブレーキのラインを固定するブラケットの長さが足りないので、延長しなければならない。
4、キャンバーを調整する偏心ボルトにもスペーサーをかませないと、過度なネガキャンがついてしまう。
……といった感じに、適当な加工品を使うとヤバそうな匂いがぷんぷんします。
恐らくホムセンで適当な材料を見繕って取り付け出来ないことは無いのですが、バイパスや峠を結構な速度で走る機会がありますので、ここはプロに依頼しようと思います。
6
──取りあえずリヤだけ装着して試走した感想を。
10万キロオーバーのエボ6純正脚はやはり抜け気味だったようで、路面の悪い場所ではバタバタした感じ&不快な音がしましたが、ビルシュタイン交換後はそれがなくなりシットリした感じになりました。不思議なことにスプリングをレートアップしたかのようなシッカリ感があるのですか、乗り心地はむしろ良くなって、突き上げ感がなくなりました。
それと、フル加速時に以前はやたらにリヤが沈み込んだのですが、ビルシュタインに交換後は踏ん張るというか、路面にタイヤを押し付けて、トラクションがかかるようになりました。
こうなると、フロントのチープなバタバタ感が余計に気になります。機会を見て、ショップに相談しようと思います。
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