オルタネーター配線修理

出先で電圧が急に落ち始め、なんとか帰宅したもののメーター内のインジケーター点灯も特になく、オルタネーターではなくバッテリーの寿命か？と思い新調したものの、電圧は低いまま
近所の整備工場に入庫して整備のにいちゃんと話ながら何気にオルタネーターに触れてみると……。

分かりにくいですが、画像左下の青と白の配線が断線しています。その右側に赤色のエレクトロタップがありますが、どうやら前のオーナーがエンジンスターター？かなにかの配線を割り込ませる？ために施行した模様。
こんなとこにエレクトロタップ噛ませるなんて正気とは思えませんが、狂気の沙汰を実践したようで(爆)
私のエボは12万キロほど走っているので、オルタネーターの寿命かとも思っていたのですが、こんな有り様だったとわ……。

色々調べると、オルタネーターを脱着しなくても配線を作業の出来るところぐらいまで引き上げることが出来そうなので、B端子とコネクター、それに付随して束ねられていたもうひとつのコネクター、合計３本の配線を外して引き上げます。
それから、いつもお世話になっている整備の人に聞いていた「配線剥く時、ライターで皮膜を炙れ」を実践すべく近所のホームセンターでチャッカマンを購入(私はタバコ吸わないもんでライターありません)

画像で見るとスペースありそうですが、実際やっとこ手首入るスペースでチャッカマンを使い皮膜を出しました。
コネクター側の配線がギリギリの長さしかない(爆)
ここでコネクターの根本を臨終させると、コネクター含めた配線を新調しないとです(汗)

配線同士をなんとか寄り合わせます。ここでピンセットを使いながら、はんだをつまんで配線の上に置いて、半だゴテを押し付けます。左手でピンセット、右手に半だゴテ。ほとんど手術の様相で作業を敢行。
上側から一度つけて、ひっくり返してさらにもう一度はんだをつけます。
……なんとか接合出来たので、次はビニールテープを縦に裂いたものを(巾が1.5センチぐらいの)これまたピンセットを使いながら、コネクターの配線根本から医師が縫合するようにゆっくりと巻き付け、絶縁していきます。
この時点でかなり精神的に困憊してました。

分かり辛いですが、下にアルミホイルを重ねて敷いて、ハンダ作業する直前の配線を寄り合わせた状態です。

……無事にビニールテープ縫合作業が終了し、最後にもう一度、束ねられた配線からビニールテープを巻き直し、コネクターの根本まで巻き付けます。
こうやって、少しでもコネクターの配線根本にかかる負担を減らします(加減速でコネクターが揺れて、少なからず配線が動くのを抑制する)

画面左側の謎コネクターと、B端子を差し込み、最後にオルタネーターのコネクターを差し込み終了です。
こんな変な作業してる人、多分いないですよね(爆)