リヤスタビブッシュ交換
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
初級 |
作業時間 |
3時間以内 |
1
今年に入ってから車検を受けて、指摘されたスタビブッシュのガタ。
車検はスタビにテープを巻いて緩みをなくして通してもらいました。このままでも大丈夫だよと整備の人に言われていたのですが、経年劣化でゴムが痩せているのだろうと思い、交換のため三菱ディーラーでブッシュを購入しておいたのですが、冬期は寒くてやる気が起きず、やっと春めいてきて暖かくなったので、ついに重い腰を上げました。
2
AYCフルードの交換も同時にやるので、四輪とも馬をかけて、四ヶ所でボルト留めされている(全て14)スタビブラケットを外します。
14のボックスレンチと14のメガネがあれば大丈夫です。ただ、作業している最中、14のギアレンチがあれば楽だったなと思いました。
指差しているのは、車検時に整備の人がテープを巻いてくれたとこです。
3
新品と今までついていたスタビブッシュの比較です。古い方はやはり痩せていて(数ミリ程度ですが、テープを巻いて厚みを出して対応しなければガタが出て車検NGとのこと)、ヒビが入っていました。試しに両手で真ん中から反り返らせたらあっさり折れました(汗)
4
分かり辛いのですが、画像右側が車両後方から見た状態で、左側が車両前方、下側から見た状態です。
スタビブラケットを外す時は、まず②のボルトを外します(画像は既に外した状態)
②を外さないと、①にボックスやメガネがかけれません。①のボルトは車体には接合していなく、二重になったブラケットを繋ぎ合わせる役目のボルトです。
②~④のボルトで車体に固定されているのですが、先にそれらを外してしまうと、①が外せなくなるので(車体に固定されている状態だと簡単に外れる。そうじゃないとブラケットがグラついて、①のボルトにトルクをかけれません)
順番的には②→①→③→④で外していきます。
④も狭くて外し辛いので、③から外した方が楽です。
続いて取り付ける時なのですが、まずはブッシュを挟み込んだブラケットを車体の穴の位置に合わせてから、①を締めていきます。それから、次が重要なのですが(これに気づかず無駄な時間を浪費しました)、②と④を同時に、少しづつ締めていきます。
どちらか片側だけを先に締めていくと、ブラケットが「V」の 字型に反っているので、反対側の穴位置が合わなくなりボルトが入っていかなくなります。
最後に③を締めて終了です。
順番は①→②と④を同時に少しづつ締めていく→③……でOKです。
手順が分かれば簡単なんですが、わからないと「?」ですね。
④を締める時に結構狭くてメガネの角度が回せず苦労しました。前述した14のギアレンチあればなぁって。
無事に取り付け完了し、試しに走ってきましたが、リヤまわりからの異音は皆無です。
走行していてゴトゴト異音がする場合、リヤスタビブッシュの経年劣化を疑ってみてください。
ユーザー車検なんかだと、慣れていないと気付かないで落とされる可能性があります。
プロは予め足回りのガタなんかを徹底的に調べて、車検場に行く前に処置するんですね。だから車検は一日がかりで、午前に予備車検、午後から本車検みたいな感じなんでしょう。
それから、社外のウレタンブッシュは確かに硬度があるのですが、寿命が純正の半分以下らしいので注意が必要です。
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