ウェザーストリップ交換&ドアストライカー調整
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
初級 |
作業時間 |
1時間以内 |
1
先日雨の中、駐車場でランエボを停車させて車内で待機する機会があった折に、肩にパタパタと滴が垂れてきました。
前々から運転席側ドアが、走行中にカサカサと揺れるような密閉されていない雰囲気があったので、ウェザーストリップが経年劣化で痩せたのだろうと検討をつけて購入しました。
ウェザーストリップ一枚で7000円ちょっと、工賃が三菱ディーラーに問い合わせたところ6000円ぐらいとのことです。
画像のウェザーストリップとルーフの間に隙間があるのが確認出来ます。
2
ウェザーストリップはドアをぐるりと切れ間なく一周しているので、画像のチェックリンクと呼ばれるヒンジ部分を外さないといけません。
真ん中のピン?を下から打ち抜いて車体側とドア側のヒンジを分離します。
3
そこで用意したのがこちら。
金づちと、会社に捨ててあった金属の長方形の部品です。
プラスチックハンマーやゴムハンマーでは一点に衝撃を集中出来ないので
(物置設置の際にアンカーを打つ作業で痛感しました)、
こういったオーソドックスな金づちを使い、尚且つ直接殴打する際にチェックリンクや他の部分を間違って叩かないように、金属の塊をあてがってそちらに衝撃を加えます。
今回の作業で一番懸念していた案件なのですが、作戦がバッチリ功を奏しいとも簡単に外せました。
4
外したピンは失くさないようにマグネットトレーへ。
5
あとは古いウェザーストリップをバチバチと剥ぎ取ります。
ピンク色のプラスチックピンが要所についていて、ドア側に残るのでプライヤーを使って綺麗に抜き取りました。
また、作業の際にドア下部の繋ぎ目に錆が見受けられたので、ついでに錆転換材を塗りたくりました。
6
新品を取り付ける前に取り付け部分をウエスで拭いて掃除します。
その後車体にハメこんでいきますが、ウェザーストリップ側に二ヶ所両面テープがあるのでそちらを剥がして張り付け、ピンをドア側の穴に差し込みます。
一番難しいのが、ドア上部に溝が切ってあり、ゴムをうまくハメこむ作業にコツがいるところ。
ゴムの下側をまずハメて、上側を潰しながら押し込む要領でうまくはいります。
最後に軽くめくるようにしながら、ハマッていない場所があるか確認しました。
7
しかし、ウェザーストリップを交換しても、確かにドアとボディーの密着度は上がって、軽く閉めただけでは半ドアになるぐらい、新品のウェザーストリップはもちもちと弾力があるのですが、一番最初の画像の隙間がまだあります。
なんだかおかしいなと、ドアを閉めた状態で車体後方から確認すると、後部座席のドアに比べて運転席側のドアが微妙に浮いているというか段差があります。
そこで、ドアストライカーを調整することに。
プラスドライバーが必要なんですが、安物だと舐める可能性があるので、ベッセルのメガドラの二番を使いました。
先端部にギザギザが刻まれており、対象のビスによく食い付きます。
8
無事に調整が終わり、ピッチリとウェザーストリップが密着しました。
たまにキーレスでドアを開けると、連動して点灯するルームランプが不安定にチカチカ明滅してたのは、ストライカーに微妙にドアが浅くかかっていたせいかもしれません。
これで不快な雨漏りや異音が消えてくれると思います。
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