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大阪っ子湾岸のブログ一覧

2025年02月09日 イイね!

どうしてPENTAXは売れないのか

一番問題なのは、K-3Ⅲでは既に解決しているが、一眼レフモデルの幾つもの機種が「黒死病」と言われる異常な症状で絞りが調整不能になってしまう問題と、その問題への対処のマズさでした。これは何年間も続きました。一定の期間PENTAXも対応したようですが、修理サポートを打ち切ってしまったらしく、資産としてのカメラが大量に無価値になってしまった。
原因は一か所。絞りのためのパーツが帯磁してしまう事。帯磁とは素の鉄製部品が何かの拍子に磁石の影響で単なる鉄なのに僅かに磁石効果が移ってしまう事。そのせいでほんの僅かの磁力ですが、何かのメカニズムが不具合を生じて絞りの操作が出来なくなるのでした。これで「PENTAX機は壊れやすい」という評判が定着してしまった。三菱自動車の車種が故障しやすい問題があるのにリコール隠しを過去にしていて、評判として「リコール隠し」と言われてしまったりとかあれですね。
何故かPENTAXと同じ会社のRICOHの高級コンデジGRシリーズではそういう悪い噂は立たなかった。噂どころかこちらは不具合自体が無かったのでしょう。
とにかく、こうした悪評が立ってしまったカメラメーカーは私の知る限りPENTAXだけです。日本以外では韓国Samsungとライカ社はあったかな。でも世界に冠たる日本のカメラメーカーで、性能を競い合うひしめくメーカーの中で、PENTAXだけが今の所黒死病の悪評の影響から脱していません。2024年秋ごろには「もう潰れるのではないか」という噂まで立ってました。
そんな不具合のせいなのか、それとも別の問題があったのか、PENTAXは本体のラインナップも少ないし、レンズのラインナップも乏しいです。レンズのサードパーティーもコシナ、タムロン、シグマと一通り揃っていた形跡はあるのですが、どこも撤退。
不具合を放置したまま迷走していた時期にカメラ本体を無暗にカラーバリエーション機種を出してみたりしていたようで、パーツ毎に色違いだとか、あらゆる手段を駆使して同じ機種を売っていたようです。私の購入したK-3Ⅲmonochromeも、単なるブラック色ではなく、何やら本社通販限定色のブラックらしい。
レンズラインナップも今が2025年ですが、2015年以降に発売なら「若い」レンズで、2005年ぐらいのレンズが現役でゴロゴロ。
また、元々Kマウントはフイルムカメラ時代にフルフレームの規格だったとしても、デジカメになってからは長くAPS-Cカメラが本流だったらしい。それを一新して「K-1」というフルフレームカメラも出して、レンズもフルフレーム規格に揃えようとした形跡はあるのだが、どうにもこうにも新規のフルフレームレンズはお高いレンズに。まぁ「PENTAXの黒死病はAPS-Cカメラだからフルサイズなら大丈夫」とイメージを上書きしたかったのかも知れない。その分主流であるAPS-Cレンズのラインナップの更新が遅れた様な気もする。今となってはアレだけど「デジタル時代のPENTAX一眼レフはAPS-Cカメラ」と割り切って、その線でレンズも増やした方が良かったかも知れない。
そんなPENTAXと逆の方向に行ったのがフジ。フジフイルムがミラーレスに参入する時にXマウントはAPS-C専用と決めてしまった選択は結果的にフジを大きく成功させたと思う。そうしなかったPENTAX。
だがPENTAXにも良い所があるのです。色乗りが独特で良いらしい。私はモノクロ機なので無関係なのですが。そして古いレンズではカラーの特色が出ないという事で、カスタムイメージスペシャルエディション(「純正に拘らず買い進める」に記載)を始めて新型レンズラインナップを次々とユーザーに買わせる囲い込みを始めました。今やPanasonicだとリアルタイムRUTとか言って、色合いを調整したレシピをネットで色々共有しちゃうなどという事をしているわけですが、PENTAXはレンズと本体を囲い込みながら買わせるために用いた。
そんなPENTAXですが、モノクロ機をレンズ交換式レフ機で出すという英断もPENTAXならでは。YouTube動画でもmonochromeは発売時に一回だけ取り上げるという形で動画を残した人は居たが、それ以降途絶えて誰も第二弾、第三弾とmonochromeを話題にする人は居なかった。つまり【誰も見向きもしない】状態になっているわけです。
Posted at 2025/02/09 18:54:12 | コメント(0) | トラックバック(0) | カメラ | 趣味
2025年02月08日 イイね!

キャップが外れてくれました

2025年01月30日 レンズの後ろキャップと前のモノクロ用フィルター
にて書きましたタムロンのKマウントレンズのマウントキャップが変にくっついて抜けなくなった話の続報です。
レンズを(中古でですが)購入(チェーン他店から取り寄せ)したカメラのキタムラの行きつけの店に持参して「抜けなくなりました」と相談。
価格コムのあのスレッドも見せました。
お店の人も簡単には取れずかちゃかちゃやった末に、どうやったか不明ですが、何かのタイミングで抜けた。見事に外してくださいました。
で、要するにタムロンのキャップの形が異常。一カ所無駄な出っ張りがある事で外れなくなるのだろう、との見立てをしてくれました。
そして更に使い古しですがPENTAX純正のKマウントキャップを「良かったら差し上げます」と付けてくれました。
まぁタムロンももうKマウントレンズから撤退済み。今更どうこう出来ないのでしょうね。お店の人が神対応してくれたお話。
Posted at 2025/02/08 17:26:04 | コメント(0) | トラックバック(0) | カメラ | 趣味
2025年02月01日 イイね!

レンズマウントアダプタ

引き続きカメラのお話。
Rayqual 国産レンズマウントアダプタ Pentax DA マウントレンズ-FUJI Xマウントボディー PDA-FX
なるモノを購入。
これは主にAPS-CのPENTAX KマウントレンズをフジXマウントカメラに装着して使うためのアダプタです。
現在持っているPENTAX機はモノクロ専用のため、折角Kマウントレンズも多少揃えたのだから、少しはカラーでどんな写りになっているか、チェックしてみたくて買いました。モノクロ専用2500万画素のレフ機と4020万画素のミラーレス機。両方ともAPS-C。つまり視野角は同等。
PENTAX K-3ⅢモノはISO最大160万と言う高感度オバケ。フジX-T5は高感度は普通だが、電子シャッターが18万分の1まで速く撮れるSSオバケ。
フジXマウントレンズがPENTAX機で使えないのだが、PENTAXレンズはフジでこうして(MFレンズとして)使える事に。
またレイクォール(宮本製作所)は国産レンズマウントアダプタ専業のブランド。
Posted at 2025/02/01 16:14:45 | コメント(0) | トラックバック(0) | カメラ | 趣味
2025年01月30日 イイね!

レンズの後ろキャップと前のモノクロ用フィルター

先ずはこれをご覧ください
https://bbs.kakaku.com/bbs/10505511859/SortID=10215916/
全く同じレンズ製品で、全く同じ状況に陥り(キャップが抜けない)ました。
実は数日前なのですが、未だに抜けない。。。
どうやらPENTAX Kマウントのレンズでは、レンズ側にモーターが無く、AFのピントを合わせるのにレンズ側に「棒」があり、それが本体側のモーターに噛み合って居る方法が未だ現役で生きている。NikonFマウントではDタイプかそれ以前の方法。レンズが軽く拵える事はできるが、音が大きく、動作も緩慢。その「棒」が変な風にレンズキャップに当たって居るのではないか。

そんな状況の中でもPENTAX系、モノクロ撮影系で買い物は続きます。
先日買った 17-50mm F2.8 EX DC HSM [ペンタックス用] はフィルター径が77mm というもので、結構デカい。防汚フィルターだけでも結構お高かった。
そんな中今回買ったのは「青空を含む風景や建物、人物、スナップ撮影向けのモノクロ用フィルター」と銘打った
Y2 プロフェッショナル
https://www.kenko-tokina.co.jp/imaging/filter/blackandwhite/49616071523386.html
というモノ。このモノクロ用フィルターのシリーズはどんどん廃番になっていてこれが残っている数少ないモデル。

> 肉眼で見たイメージに最も近く表現されるのは適度なコントラスト効果のY2です。
> モノクロ撮影において、空を暗く落として雲を強調したり、遠景を明瞭に描写します。

だそうです。
何がすごいかと言って、これモノクロフイルムか、モノクロ撮像素子の上でしか意味がない。例えば今のデジカメでは「モノクロ」で撮影する事も可能です。しかしモノクロ撮像素子のK-3Ⅲmonochromeやライカ製カメラ以外では、このフィルターの効果はマトモに出てきません。
また、(ライカはともかく)PENTAXのレンズは開放F値が深い(暗い)ものがほとんど。暗いレンズにカラーフィルターを付けると更に暗くなる。一応、今回のレンズはF2.8通しという事で、辛うじてフィルターを付けるにも意味があるが、単焦点レンズで開放F3.2とかF3.5とかビックリですわ。
Posted at 2025/01/30 11:04:14 | コメント(0) | トラックバック(0) | カメラ | 趣味
2025年01月21日 イイね!

モノクロ撮像素子でモノクロ撮影

ウチには3台APS-Cカメラがあります。
Nikon D200
フジ X-T5
PENTAX K-3Ⅲmonochrome
画素としては、D200が1020万画素、X-T5は4020万画素、K-3Ⅲモノは2573万画素。
D200はともかく、カラー機のX-T5とK-3Ⅲモノとではモノクロ画像で比較するとどうなるのでしょう。
普通のカラーのカメラはベイヤー配列と言われるGBRGの3原色(グリーンが倍配置されている)に各カラーフィルターが撮像素子に割り当てられる仕様。つまり4個の画素が1つの色。各画素分はその4つの色や輝度を総合して出来た色や輝度をそれぞれの画素位置に配する。
だから「4020万画素」は1005万画素程度のモノクロとも考えられる。
一方、PENTAXモノクロ機は全ての画素がそれぞれ輝度だけを測定し、合成したり平均したりする過程がなく、2573万画素の全てがダイレクトにそれぞれの輝度をメモリーに送る。カラー機でこのモノクロ画素を出すには一億画素が必要なのかも知れない。

また、カラー機だと各画素にカラーフィルターが付いて居るが、それが無いのでフィルターを一枚取っ払った分だけは感度が良い事になる。中小企業PENTAXとしては自社でゼロから撮像素子を製造できるわけもなく、SONYかCanon(Nikonは撤退)に依頼して製造してもらったのだと思われる。フジX-T5は感度がISO125-51200の範囲だが、PENTAXモノ機は200-160万というとんでもない値になっている。
一方、X-T5はシャッター速度が電子で1/180000秒、PENTAXモノでは電子1/16000秒。ISOとSSと絞りとはバランスで出来ている。通常SSと絞りを調整して、SS優先(絞りは状況に応じて可変だが絞り開放はレンズに依存する)にしたり、絞り優先(SSを状況に応じて可変。通常明るい場所だとSSの上限に依存して絞り開放が難しい)にしたりする。PENTAXモノ機の場合、通常ありえない高いISO値に設定できるので、暗い場面でもSSを短く撮る事ができる。レンズの性能(F値)も暗くても何とでもなる(但しボケはF値依存なのでボケない)。
Posted at 2025/01/21 05:57:03 | コメント(0) | トラックバック(0) | カメラ | 趣味

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大阪っ子湾岸です。よろしくお願いします。プラドは主に高速道路を遠距離走るために買いました。近場は軽トラやスクーターで移動。
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