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大阪っ子湾岸のブログ一覧

2025年12月07日 イイね!

Rosetta 2という仕組み

Mac mini M4のスペックを見ていたら
Rosetta 2 x86-Emulationという機能を見つけました。
このRosetta 2とは、元はRosetta(1)があったわけですが、過去のMacの用いていたプロセッサのエミュレーション、つまりフリをしてくれて、プログラムの過去互換性をある程度サポートするというしかけです。そういう機能をAppleは自社製のプロセッサなのでメインのチップに仕込む事が可能なのです。

Rosetta(1)の場合はWikipediaでは「2004年、MacintoshがPowerPCからインテルアーキテクチャへ移行することに伴い、従来のバイナリの互換性を維持するためにPowerPC用プログラムコードをインテル用コードに変換するRosettaが開発され、Appleの発注を受け仮想化ミドルウエア開発で実績のある米Transitive(2009年にIBMが買収)の技術が導入された。」とあります。

「Rosettaを利用した場合、たとえ最新のCore i7でも、PowerPC時代のPower Macと比べても性能はそれほど伸びない。」とされ、(1)はあまり評判がよくなかった事が窺い知れます。ところが2は案外評判が良かった。「Rosetta 2はAppleシリコンを搭載したコンピューターでもインテル向けアプリケーションを実行できるソフトウェアとして発表」されました。この説明では1と同様に「ソフトウェアで」とあるが、続く項目に「Rosettaとは異なりインストール時にARMプログラムに変換する機能が実装された」とあります。これが今回のお題のRosetta 2 x86-Emulationな訳です。OSとメインのチップとが協調して実現している。

しかし「Intel MacのサポートはmacOS Tahoe 26までとし、macOS 27を最後にRosetta 2を廃止すると発表した」という訳で、macOS27までの期間、すなわちこのMac mini M4に関しては買ってすぐにmacOS26になったわけですが、今後約1年間はソフトウェアとしてのintel Mac用ソフトウェアの互換性は確保されるという事です。その後は、結局Rosetta 2 x86-Emulationは無用の長物になってしまうのか。ソフトウェアとしてのOS側のサポートが無いなら仕方ないですよね。

これはどういう事かというと、2024年にソフトウェアとしての継続を断念してしまった楽譜ソフトFinaleというモノがあり、知り合いが使い続けているわけですが、多分AppleSilicon、すなわちARMのM4Macなどには最適化されてなくて、Rosetta 2の助けを借りて来たのではないかと思うわけですが、そういうソフト(プロ用で、数万円もして、かなり有名でしたFinale)がどん詰まりで使えない状態に陥るという事です。

で、実は知り合いのプロのミュージシャンに2020年にMacbookAir intelと、このFinaleの組み合わせを私はお勧めしたのでした。知り合いはすんなりMacbookAirを購入。数か月以内にApple M1搭載のMacbookAirが出まして、その時点でM1Macは大成功。故障した機械を勧めたわけではないけれど、M1は大人気大活躍のマシンで、intel Macは確実に動くが目立つ事もなく普通で、ちょっと申し訳ない事をした様な引け目があったわけですが、その上Finaleの廃業の一件。ソフトウェアの使い方を覚えるだけでも結構時間を食う大事でテクニックの消滅は大問題。更にはFinale上で作られた沢山の楽譜の資産がそのままでは使いまわしできなくなりかねないという重大問題。多分汎用のファイル形式への書き出しは出来て、それでやりとりすれば何とかできないわけではないとは思うが、それもいちいちやるのは面倒。まぁ業界第一のアプリが廃業するなんて思いもしなかったものではあるけれど。

これがWindows版(Mac/Windows両用なので存在します)ならまだマシ。古いサポートの切れたWindows用アプリでも、そのまま使い続けてWindows11が亡んだら別にWindows12の新PCに移せばそれで使える(バックアップのインストーラーは必要だし、もしかしたら販売メーカーとインストーラーが通信する必要があったりして、そのメーカーが廃業してたらアカウントが作れないという落とし穴もゼロではないが)。それでもこのRosetta 2の様なOSが勝手にサポート打ち切りなんて事はMicrosoftはしなさそうなので、そこだけでも大違いなのです。
Posted at 2025/12/07 10:19:46 | コメント(0) | トラックバック(0) | Apple | パソコン/インターネット
2025年12月06日 イイね!

嬉しいMac miniのセットアップ

実にセットアップが面白かったです。PCのセットアップするのが久しぶりという事もある。

先ずはMac mini。昔一台だけ使った事がありましたが、多分AMDのビデオ回路を内蔵していて、良くある持病だそうですがこれが半田付けが不良で映らなくなったのではないか?とにかく数年もせずにダメになった記憶。
それはともかく、今回のMac mini M4なんですが、さすが2024年版。コロっとした本体にはUSB-C(とHDMIとRJ45のEthernet端子とステレオDACの3.5mmジャック)しかありません。要するに本体には何もない。そこに外部機器を取り付けるわけですが、キーボードやマウスのためのUSBはだいたいUSB-Aなのですが、本体USB-Cに合わせて変換でどうにかして使うか、Bluetoothにするしかない。

モニターは、とにかくセットアップという事で、ウチのありあわせの17年以上昔に買ったDellの19インチ液晶を繋ぎます。19インチというのは1280x1024の解像度。DVI-IとアナログRGBしか接続できないのでDVI-I→HDMI変換を装着しています。Ratinaなんてどこ吹く風。裏にUSB-Bの入力があって、モニター自体がUSB2.0の4口のハブになっている。さすがにこのハブ部分はもう使いみちがないなぁ。

そしてキーボードとマウスです。いろんな機器がそこらに溢れている我が家ですが、古いのでほとんどUSB-Aしか付けられない。その中でレノボのキーボード 0B47190 だけがMicroUSBの端子があって、ケーブルをキーボード付属と違うモノが付け替え可能なモノだったので、(キーボード)MicroUSB→USB-C(Mac mini)のケーブル(これも在庫がある)を利用してつないだ。このキーボードにはダイヤルは無いものの素朴なマウス代替の赤ポッチと2ボタンがあるのでマウスの代わりにもなります。

USB-A凹USB-C凸の変換を買いました。これを用いて2000年頃に買ったiMacG3の付属品のキーボードを付けるのも良いと思います。何と言っても純正。またBluetooth式のAnkerのキーボードもあります。
Posted at 2025/12/06 12:14:10 | コメント(0) | トラックバック(0) | Apple | パソコン/インターネット
2025年12月02日 イイね!

Mac mini M4を衝動買い

ブラックフライデーで衝動買いしちゃいました。
M4 のMac mini。オプションなしのツルシで最低スペックです。
10コアCPU/10コアGPU/16GBユニファイドメモリ/256GB SSDストレージ
ちなみに今持ってるMacbookAir2020 intel core i5も16GB/256GBです。2020年にはデフォでは8GBメモリーでオプション選択で増設したのでした。

比較すると
https://www.check-mac.com/en/compare-apple_mac_mini_m4_2024-vs-apple_macbook_air_13_i5_1.1_2020

CPUだけに特化して比較すると
https://www.cpu-monkey.com/ja/compare_cpu-apple_m4_10_cpu-vs-intel_core_i5_1030ng7

Core i5は4core8threadのハイパースレッディング方式。M4は4coreがパフォーマンス(発熱強/処理能力高)、6coreが高効率(発熱弱/低処理能力)のbig.LITTLE形式。

Intel Core i5-1030NG7は2020年式の10nmプロセスルール
Apple M4は2024年式の3nmプロセスルール
Intel Core i5-1030NG7はGPU部分は14nmプロセスルール(M4はCPUと同じ)

M4はH.265/H.264のエンコード/デコードがハードウェアとして織り込み。AV1のデコードも織り込み。

Intel Core i5-1030NG7は1.10 - 3.50 GHzの可変クロック。
Apple M4はP Coreが0.91 - 4.46 GHz、E coreが0.90 - 2.89 GHzの可変クロック。

TDP的にはIntel Core i5-1030NG7は10Wで、Apple M4は25W。
MacbookAirは充電するだけで本体が熱くなる熱がウィークポイント。
MacminiM4は充電の必要もない。

メモリーの世代が一つ違う。
M4が LPDDR5X-7500 (120.0 GB/s) Core i5が LPDDR4-3733 (58.3 GB/s)。そしてAppleのMシリーズはメモリーとCPUとが密着した形で実装されているのが有名で、実装の差で他のプロセッサが如何にメモリー規格の公称帯域を狭めていたか(Applesiliconが如何に公称帯域速度を落とさない実装を発明したか)がわかります。

M4は16 Neural cores @ 38 TOPSのAIプロセッサも搭載。なお40TOPS以上からMicrosoftはAIPCと呼ぶらしいので、それには足りない。

Macbookはノート型なので本体に表示パネルとキーボードとパッドとCMOSカメラとリチウムバッテリーが内蔵されている代わりに外部端子は電源(USB PD)含めてThunderbolt3が2つ(あと音声出力)しかない。
Mac miniはHDMIが1つ,USB3.2Gen2(10Gb/S)USB-Cが2つ、Thunderbolt4USB-Cが3つ。GbEが1つ(あと音声出力)。バッテリー非搭載だからバッテリーあがりは無いがコンセントの接続なしには動かない。また全てのUSBがMacminiM4側はUSB-C化されているので、マウスやキーボードでもUSB-A端子な有線でつなぐには変換やハブが必須。

MacminiM4は 802.11ax (WLAN 6E)、 MacbookAirは 802.11ac
MacminiM4は Bluetooth 5.3、 MacbookAirは Bluetooth 5.0
ウチの環境はルーターが既にWi-Fi6Eに対応しているのでこれは嬉しい。

届いて、AppleIDなど登録を済ませたらMacbookAirは売却です
Posted at 2025/12/02 11:08:07 | コメント(0) | トラックバック(0) | Apple | パソコン/インターネット
2025年06月09日 イイね!

1990年秋は色々メルクマール

> DOS/Vが発表されたのが1990年10月11日だ。最初に登場したDOS/Vの正式名称は、「IBM DOSバージョンJ 4.0/V」である。
https://pc.watch.impress.co.jp/docs/topic/feature/2020161.html

私が初めてコンピュータを買ったのも1990年。12月ごろだったと思います。
> Macintosh Classic(マッキントッシュ・クラシック)は、Appleのパーソナルコンピュータの一機種。1990年10月14日に発表され、Macintoshとしては1000ドルを切る初の製品だった。

購入当時2MB/40MBの製品で、一年後にプリンターを使うのに4MBにSIMMを拡張しました。

PCDOSは注目しつつも手を出さずに長く遠巻きにしていました。Palm Top PC 110(2431-YDW)という製品を買った時に初めてWindows3.1と共にPCDOS7をバンドル製品として使い、その後にPCDOS2000というパッケージで買いました。Palm Top PC 110は私の購入時は製品寿命が終わりかけの頃で投げ売りで格安だったので発売は1995年10月だったがその数年後だったと思う。

逆に自作PCとしては1996年の年末ぐらい(不確か)にハズレのCPUだったPentium ProとUSB2.0が未サポートなハズレのチップセットIntel 440FXのマザーボードで拵えたが、ハズしまくった選択だったので自作PC趣味には無縁になった。

最初がMacintoshだったので、PC-9800シリーズやDOS/Vなど知らない世界で触るのが楽しかった。

既にPCDOS7.0ではグラフィカルなファイラーなどが付いてはいたが、基本はコマンドラインのOS。その最後がPCDOS2000だった。
一方、Macintoshはご存じGUIの(大衆的な意味での)元祖。

Posted at 2025/06/09 14:55:28 | コメント(0) | トラックバック(0) | Apple | パソコン/インターネット
2024年11月04日 イイね!

Thunderbolt5を搭載した新Mac mini

今秋登場のMac miniには大きく言って二機種あり、上位機種にはThunderbolt5が搭載されました(下位にもThunderbolt4搭載)。
この世代のMacのSoCはM4と言われる3nm世代のプロセスルール。
ThunderboltはUSBの規格の上位なのでざっくりUSB5の上位と言える内容。まぁUSBの呼び名は変転してUSB4Gen2などと呼ばれ、更には最高公称通信速度である80Gbpsとも。
それに映像出力も搭載し、PDも搭載したモノがThunderbolt5。
Thunderbolt 5
2022年10月19日、インテルはUSBインプリメンターズ・フォーラム(USB-IF)のUSB4 2.0仕様のリリースに合わせ、次世代Thunderboltをプレビューした[18]。最大80 Gbit/sの双方向帯域幅を提供し、Thunderbolt 4の速度と比較して、将来のホストデバイスと標準をサポートする外部ストレージドライブ間のデータ転送速度が最大2倍高速になる。また、外部ディスプレイ(Thunderbolt 4の速度の3倍)で最大120 Gbit / sの帯域幅を許可するモードがあり、ホストデバイスは60Hzで最大デュアル8Kディスプレイをサポートできる[19]。

完全な仕様は以下の通り。

USB4 2.0 80 Gbit/s仕様の最新バージョンをサポート
Thunderbolt 4から80 Gbit/sの総帯域幅の2倍、ビデオ集約型使用には最大3倍の帯域幅を120 Gbit/sに提供
DisplayPort 2.1のサポート
より高速なストレージと外部グラフィックスのために、PCI Express 4.0のデータスループット
新しい信号技術を介して、最大1 m(3.3フィート)の既存のパッシブケーブルで動作
既存のThunderbolt、USB、およびDisplayPortと互換性
インテルの有効化および認証プログラムによってサポート
インテルは2023年9月12日に、Thunderbolt 5の機能とその詳細を発表した[20]。

と言う訳で、Intelとしては2023年9月に発表した訳だが、消費者に提供される完成品として約一年の時を経て、Thunderbolt5を謳う製品は多分これが初。

マトモな銅線、マトモなシールドのUSBCケーブルなら制御チップ無しで1mまで80Gbpsと言うのはすごい。

しかし実はThunderbolt4を使い切る製品も今は未だほとんどありません。
Posted at 2024/11/04 10:19:35 | コメント(0) | トラックバック(0) | Apple | パソコン/インターネット

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