大阪っ子湾岸のブログ一覧

私のメインのパソコンのサウンドシステムの中心は、随分ボロっちくなってきたロジクール社のZ4というアクティブスピーカーです。
（参照URLに価格コムに残っていたスペック表を貼りました）
改めてスペックを見直すと総合出力40Wというのが目につく。おそらくピーク出力で、しかも２+１スピーカー（ウーハーは一つで高音部だけステレオ）の出力３つを合計した値。多分２０Wはウーハーで高音部は各１０W程度。しかもそれ「ピーク」の「公称」で「新品」の事ですからもうくたびれまくっているわけです。しかしそれでも40Wの出力。
ところで価格コムでこの「アナログ入力」「２+１アクティブスピーカー」で出力を「40W」にした製品は2022年２月の今、全くありませんでした。
どうやら、入力をUSBにして（DACを内蔵して）しかも出力も絞った（公称30W以下ならそこそこある）製品が主流な様子でした。２機種だけ５０W以上の出力の製品もあるにはありましたが、お値段がもう２+１システムのアクティブステレオで買うには見合わないややお高い製品になっていました。
つまり、今回FiiO社のMA3を買った（らiPhoneでは上手く行かないのでデスクトップパソコンの外付けDACとして使う）ので使いやすい２+１アクティブスピーカーでもないかと探してみたら適切な製品が無かったという事でした。
スピーカーは最終段階でどうしてもアナログにならざるを得ない。そのアナログ信号を手軽に聞くのにはパソコンには２+１システムのアクティブスピーカーぐらいがちょうどだと思うのに、そこにはもうUSBのDACは格安品が既に統合されていて、気軽にこういうちょっと凝ったDACに入れ替えて使うなどという方向は考えられていない。
「ピュアオーディオ」と言われる豪華なリスリングルームで高級スピーカーを鳴らすのではないわけで。パソコン周辺機器としてある程度ならせるアナログのシステムで、ちょっとDACを付け替えてグレードアップみたいに使いたいという用途は無いようです。