大阪っ子湾岸のブログ一覧

これなんですが
https://artteknika.hatenablog.com/entry/2016/11/04/174428
ウチのラズベリーパイ400にもUSBやHDMIばかりでなく、ナマのピンが出た拡張端子があります。またラズベリーパイ400にはDAC（PCM音源カード）がついてない。
一応、HDMIがあるので、映像だけでなくデジタル音声もそのままHDMIに投げてやると、DAC付きのモニターやテレビではサウンドを再生する事はできる。
また、USB式のDACを接続する事も出来る。一般的なUSB DACでドライバも入れずにそのまま使える。
ま、普通はそれで良いのですが、更に音を良くしたい、あるいは非力なラズベリーパイに一層負担軽く鳴らしたいという方法として今回紹介する「　I2S　」（Inter-IC Sound）という接続方法によるDACがあるわけです。
ウチの400はキーボード一体型完成品で、言わばApple][みたいなモノで、それだけでパソコンとして完結していますが、直前までのラズベリーパイは、まさに「ワンボードマイコン」然としたもので、しかもプロセッサの処理能力もメモリーも400よりもずっと低く、たとえUSBが使える状態でも　I2S　を用いてDACをつながないと、一旦USBを介する事だけでも処理能力を取られて、色々大変だったらしい。表向きわかりませんがUSBには何もかもつながるので、あらゆるデバイスを抽象化するデバイスドライバがOSのカーネルとの仲立ちをする事で「先に何がついているか」を実現しているわけです。通訳というか。でもそれを介さずに直で繋ぐことができればもっと簡易に、軽快に、レスポンスよく、処理できるわけです。
https://ja.wikipedia.org/wiki/Inter-IC_Sound
＞　Raspberry PiではUSBのオーディオインタフェースは、現状では16bit/48kHz までですが、I2Cではあれば、32bit/196kHz というのは普通にありますし、DSD対応のものもあります 。
つまり、より高性能なデータを再生できたりするわけです（CD音質で44.1KHz/16bitですから、とんでもない高ビットレートのデータでの話ではあります）