2024年06月30日
PENTAX 17の事を書いた後で、ふと思い出した。
私も一台、フイルムカメラを持って居ました。
NATURA BLACK F1.9 というカメラ。フジフイルム製でした。
https://fujifilm.jp/personal/filmandcamera/filmcamera/35mm/naturas/specs.html
フイルム会社なフジのカメラだったので、ハーフなどというケチな事は考慮せず、フルサイズのフイルムを必要とします。36枚撮りのフイルムなら36枚しか撮れません。
これもレンズ一体型。AF式。MFは不可だったような記憶。AEも付いているので露出は勝手に調整してくれます。
24mm F1.9のレンズがウリ。最短撮影距離は40センチでマクロ機能などはない。40センチあればテーブルフォトもギリギリ可能かな。広角な割に寄れないのはきついよね。でもPENTAX 17に比して圧倒的に明るいレンズでフルサイズなので撮り方としては工夫のし甲斐はある。
画龍点睛を欠くのは、これだけ優れたレンズなのにフィルターを付ける事が考慮されて居ない事。まぁNDフィルター付けたらフルオートの撮影するのにパラメーターが狂うみたいな事もあるのでしょうが。防汚フィルターでも付けて使いたいモノですよね。
さすがフジフイルム。このカメラが出た当時、NATURAというフイルムも出して居ました。それはISO1600の高感度フイルムで、このカメラにこのフイルムを合わせると暗くてもバッチリという謳い文句でした(オート発光するストロボを敢えて切って撮影する事が可能などという機能もあった)。とは言えこのフイルムも、フイルムシステム自体もフジは数年後に辞めてしまったのですけれども。
内蔵フラッシュが付いている。電池がRTCも駆動して日付を画像に刻んでくれます。「リモコンモード」という説明があって、どこをどうリモコンするのか詳細はわからないが、対応するそうです。
後は、重量が電池とフイルム別で190g。ちなみにPENTAX 17は同290g。NATURAが軽く、17が重い。ハーフカメラが重く、フルサイズが軽い。F値がより浅いフジが軽い。これは意外でした。とは言えPENTAX 17の290gもデジカメに慣れた私には大変軽量に思えます。NATURAの重量なんて写ルンですに毛が生えたレベル。
勝手に測距、勝手にAE、勝手にストロボ。こういうカメラがこの時代には当たり前でした。アホウでもシャッターボタンを押し込めば写せますというカメラ。そんな中で、多少ともF値の良いレンズが付き、24mmという多少とも広角で、明るさの足りない所を高感度フイルムまで用意して対処するというカメラ本体専業では考え付かないフイルム含めた総合力でした。
Posted at 2024/06/30 11:13:42 | |
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カメラ | 趣味
2024年06月29日
PENTAX 17 というフイルムカメラが出たらしい。
これは昔あったハーフサイズというフイルム節約型のカメラを作り直したモノ。
あの、今では希少品になってしまったフイルムを装填して、「36枚撮り」という極少のフイルムの容量を駆使して、それをハーフサイズという事で72回に分割して使うというやり方。
勿論撮り終えたら今でも扱っている現像所か現像所取次店に持ち込んで、数日まってフイルムに定着し、紙焼きもしてもらわなければならない。
https://kakakumag.com/camera/?id=20974
ハーフサイズフォーマット(17×24mm)という画角になる。
デジカメで最多販売フォーマットであるAPS-Cが23.4x16.7なので、これに近似していて僅かに広い。そしてフイルムが横に巻き取られるので、タテナガに映る。今ではスマホ撮影がタテナガなので、意外と違和感なく受け入れられそう。
レンズは単焦点で焦点距離が25mm(35mm判換算37mm相当)。
開放F値がF3.5あるから、まあまあ明るい。
37ミリは僅かに広角よりだが実質標準域ですね。
「ピント」は所謂ジャスピン狙いではなく、かといって写ルンですみたいにパンフォーカスという事もない。
・遠距離:5.1m~無限遠
・中距離:2.1m~5.3m
・近距離:1.4m~2.2m
・至近距離:1.0m~1.4m
・クローズアップ(テーブルフォト):0.47m~0.54m
・クローズアップ(マクロ):0.24m~0.26m
という6段階は選択できるというモノ。
短波受信機のバンドみたいにピント位置間に合わない距離がありますね。特に近距離はさすがに神経質。
で、絞り環なんて勿論なく、かといってAE(測光)機能はあって、フルオート、標準(プログラム)、低速シャッター、絞り開放優先、バルブ(開放バルブ)、日中シンクロ、低速シンクロの7種類を選べる。
フイルム式なのでISOは入れたフイルムで一意に決まってしまう。
デジカメじゃないのでホワイトバランスも存在しない。
ホットシューもコールドシューも外部ストロボ連動手段も無いが内蔵ストロボ(ガイドナンバー約6)は付いている。
リモートレリーズの為の取り付けジャックは意外と付いている。
φ40.5mmのフィルターは付く様なので、NDでもC-PLでも単なる防汚フィルターでも付ける事は可能。
バイクにたとえるとトルク走りするGB350みたいな。
Posted at 2024/06/29 21:30:11 | |
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カメラ | 趣味
2024年06月19日
ちょっと箱根に行ってきました。新名神から伊勢湾岸道路を超え第二東名を通って東名に合流して御殿場で降り、そこから山中のワインディング路を駆けあがって宿に到着。還りもほぼ同じ道を帰宅するわけです。
今回、かなりクルーズコントロールに助けられました。クルコンがなければ走れないハイペースでの走行でした。運転なんて「自由←→楽」で世間的には自由を謳うクルマが良しとされ、楽にドライブするなどという事はたとえ乗る人間が本当は望んでもなかなか言えないような所があると思います。ちょっと恋愛至上主義に似ている。
でも、行った先で楽しみたいから移動する、その移動手段でしかない場合には、よりストレスなく楽に行ける事は当然求められるわけで。そこが正しくクルコンではないかと思うわけです。
片道450kmを超える走行でした。さすがに行きは頑張りましたが、還りはヘトヘトで何度も休憩をとりつつ、何とかかんとか帰り着きました。
Posted at 2024/06/19 23:35:21 | |
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150プラド | クルマ
2024年06月14日
先ずは通行出来なかったルートが通行できる様になります。
先ごろ料金値上げを決めた阪神高速ですが、湾岸線を通ってスクーターで行けばクルマで行くより(降りてからが)速いでしょう。
また、京奈和道や名阪国道(前後の高速道路も)も通れる。加古川バイパスや姫路バイパスも使える。淡路島や四国上陸にも。
まぁ淡路島行きの高速道路は頻繁に横風規制で二輪通行禁止になるのですが。
但し、原2だったので【軽車両区分として】極端に安く配慮されて居た六甲山トンネルから六甲有料道路、六甲北有料道路の料金が125を超えると【軽自動車区分として】軽自動車やリッターバイクと同等の区分に
https://kobe-toll-road.or.jp/ryokin/ ←「車種について」の項で解説されて居る。
最悪なのは六甲山トンネルで10円→100円と10倍化。
125以下(50は禁止区間があるので実質原2限定)は全部通して乗って片道40円だったものが一気に370円に
https://kobe-toll-road.or.jp/wp-content/uploads/2024/05/R6.6.1ryokin22.pdf
まぁメリットとしては阪神高速や山陽道や中国道にそこから接続して居るので、原2ならそこで終わったこのルートで、その先に進入出来ると言う発展性。但し軽自動車も同じ区分なので料金も。高速に乗るなら圧倒的に軽自動車が楽なので。
それから、駐輪場には細かい区分があって50/125/軽二輪でそれぞれ留められない場所が多過ぎる。特に梅田界隈。またもし留めることが出来てもお値段は高くなっていく。だんだん50と125の間の区分は減る方向な気がするが125と軽二輪との間には大きな溝が今後も続く様な。
あっ! 「高速道路(有料道路)の大半で軽自動車と同額の割に、駐輪場では4輪より安い」とも言えるか!?
でも、少しでも高速道路を利用するなら皮ジャンやプロテクターも欲しいのが二輪の定め。4輪なら夏はアロハ、冬はセーターで移動できて、SA等で停車したらキーをロックするだけで一応(強行な窃盗はあるが)身ひとつでクルマを離れてトイレに行ける。トリシティでもヘルメットは脱ぐ必要があるし、グローブ(私は軍手愛用)脱いだり、手提げかばんを手にして(クルマと違って閉じ込められない)それからトイレに行ったりする。雨天なら悲惨。
遠距離まで行くとこちらでは晴れていたのに雨に遭ったりする事も多い。この雨天などにからきし弱いのもバイク(トリシティ)の特徴です。なのである程度長距離走行するとなると四輪が圧倒的に楽だし、身支度を置くカギつきのカバンになったりしてくれるのが助かります。
リッターバイクに全身それ用のライダースーツだと1日5百キロ7百キロと平気で走行してしまうのだそうですが、それはまたトリシティ155とは違う話で排気量パワーが全てを解決するような所。
Posted at 2024/06/14 08:29:30 | |
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トリシティ | モブログ
2024年06月12日
年末に盗難に遭い、スーパーカブ90(HA-02)を失ってしまって、前回のブログではそのカブの代替案を考え、どうみても「モトがとれない」という結論に至ったわけですが。
もう一方でトリシティを買ったのも2015年の04月で、もう9年以上5万キロ以上乗っているわけです。途中で何度か事故ったりもしましたが、割と人のしない重整備(前ショックのダンパーオイルの交換)(マルチメーター交換)などもし、バッテリー交換やスパークプラグ交換、ギアオイル入れ替え、ブレーキパッド交換、タイヤ交換、スクーターですからCVTベルトやウェイトローラー、外装プラの交換などもしました。オイル交換など二千キロも行かないうちにマメに交換しています。要するにメンテナンスのおかげで高年式車の割に調子が良いと自負しています。
ですが、やはり10年(あと半年)も乗ればスクーターとしては乗り換えても良い頃合いではある。気の早い人は2年かそこらで次々と乗り換えていたりするけれど。またカブを失い毎年支払う税金も一台だけになり、10年目(来年)には保険の切り替え時期も来ます。
税金ですが、毎年
排気量50cc超90cc以下または定格出力600W超800W以下 2,000円
排気量90cc超125cc以下または定格出力800W超1,000W以下 2,400円
排気量125cc超250cc以下 3,600円
2000円と2400円を合わせ(二台持ち)に比べたら、3600円(一台)は安い計算に。
自賠責は60ヵ月で
原付(125cc以下) 13,310円
(125cc超~250cc以下) 14,200円
クルマはあるのですが、ファミリーカー特約から外れる私の場合、この自賠責の価格差はほぼゼロです。従来は原付を二台払って居たわけで。
前に2023年型トリシティの軽二輪8BK-SG81J(155cc)版を考察した(ブログ 2023年06月20日「改めて、2015年トリシティ125と2023年トリシティ155とを比較する」)のですが、今の125トリシティ EBJ-SE82Jに比して【20kgの重量増】が一番のネックです。お値段も装備の豪華さもありますが【21万円アップ】には驚き。また軽二輪ならETC機も欲しいし。
566,500円かぁ。
Posted at 2024/06/12 10:48:38 | |
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トリシティ | モブログ