
前回のアイス・アシンメトリコに続いて、ルポにもスタッドレスを新調したのでレポート開始します。
購入したのは
DUNLOP WINTER MAXX 01(ダンロップ ウインターマックス01)
サイズ 165/65R14 79Q (外径575mm)
製造国 日本
製造年/週 2016年/28週
前装着タイヤはブリヂストンのブリザックREVO2 175/60R14 79Q(外径570mm)でした。
ルポのOE装着サイズは、185/55R14で、外径559mmです。今回のウインターマックスだと、直径でプラス16mm、車高8mmアップの計算ですが、ルポのホイールは6Jです。165/65R14の外径575mmは5Jのホイールに装着した状態を基準にしたものです。よって、6Jに装着すると少しひっぱり気味になり、実測で570mm前後といったところでした。今回なんでこのサイズにしたかと言えば、安く上げるという一点に尽きます。各リスクは承知の上での購入ですが果たして。。。

当然ながら日本製でした。国産だけに軽点マークでしたっけ?、有ります。

ウインターマックスのトレッドパターン。下のアイス・アシンメトリコの画像と見比べると、非常に似通っている気がする。ドライでの排水性、剛性感を狙ったパターンに感じる。両銘柄とも発泡ゴムやクルミの殻などに頼らず、サイプ、ブロック、シリカコンパウンドの柔軟性などを駆使して氷上性能を確保している点も共通性がある。

こちらアイス・アシンメトリコ。 ほら、ウインターマックスによく似ていますね。
Q.なんでウインターマックス01にしたのか。
A.いつもお世話になっているタイヤ屋の店長に、サイズを言ったらこれで見積もったから。
えっ、そんな理由、、、半分本当です。でも最初から私もウインターマックス01に決めていました。店長も私の好みを知っての上で進めてくれたのか、偶然なのか。すんなりいきました。
私がウインターマックス01を選んだ理由(第一候補のアイス・アシンメトリコにサイズが無かったので、セカンドチョイスだったのですが)
①耐久性/耐摩耗性が良さそう
今まで使っていたREVO2ですが、私の使用環境/運転スタイルには全く合わず、消しゴムのように削ってすり減らせただけで終わってしまいました。正直、こんなに早く減っちゃうの?と唖然としました。私、直線のアイスバーンでは無理しません。氷上で他より短く止まる性能よりも、毎日の直角ターンやストップ&ゴーの連続する通勤経路で、いかに長持ちするかのほうが重要です。摩耗も少なければ、結果として氷上性能の低下も少なくなりますよね。ウインターマックス01は、ラベルにも書いてあるように、効いて長持ちが売りらしい。構造も発泡ゴムや混ぜ物(クルミとか)をしておらず、ゴム自体の耐久性が高そうな気がするので。
②ドライ/ウェット性能が良さそう
アイス・アシンメトリコと同様な、太目の縦方向ストレートグルーブや、これまた横方向の溝(ラグ)がしっかり切ってあり排水性が良さそうなパターン。サイドのブロック剛性も高そうでドライのグリッピングフォースも期待できそう。センター付近のブロックは連続して直線に並んでいるため、センターリブとして機能し、ハンドリングの手ごたえが確保されているのではないか。
③価格が安い
これも大きい理由ですね(笑)。今シーズンNEWモデルのウインターマックス02がデビューしたので、01は廉価版クラスとして残ることになりました。性能を考えれば、コンセプトはほぼ同じなので、新しい02を選んでおくほうが良いに決まっていますが、4本だと結構な差になるので。
④雪上/シャーベットなど実際の雪道に強そうだから
REVO2が悪いわけではないと思いますが、REVO2の1年目の時、新雪とシャーベット状の雪が入り混じった緩やか下りカーブを慎重に(笑)走っていたところ、唐突にグリップを失い、危うくカメになるところでした。私の少ない経験からですが、以前のBS系は限界性能は高いかもしれませんが、インフォメーションが希薄なため、限界に到達しそうなことが判断しづらいのではないか?現行のVRXはさすがに違うとは思いますが。と言うわけで、ウインターマックスならインフォメーションしっかりしていそうだな、と勝手に想像した訳です。
ですが、未だ雪が降らないので(1回だけ降ったが)、
1000キロ弱のドライのみの印象
履き替えてから数十キロは正直、失敗した~と感じました。とにかくグリップ感なく、ハンドル座らず、まるで捉えどころありませんでした。そのうちに、ブレーキングの度にみるみるシャキッとしてきて、センターも座り、はっきり硬めの履き心地だなという印象になりました。ハンドリングもぐにゃっとした感じや、撓み感も少なく、気持ちよく走れますね。
もっさりしておらず、すっきりキビキビです。
音は、アイス・アシンメトリコと比べると、スタッドレスっぽい音はしますがさほど気にならず。
65扁平にして、縦にエアボリューム増えたので、硬いながらも当たりはカド丸めた感じ。さすがに幅を165と標準-2センチにしたので、ステア軽いし、直線での安定性は多少低下したかも。
ただ、いつものタイヤ屋さん、急いで作業した割にはバランス調整ばっちりで、高速道路では久々にルポ本来の、矢のような直進性を感じました。往復200キロほど走りましたが、快適でした。純正の鉄ッチンホイールもバランスの面では侮れないですよね。無論、腐っても日本製のタイヤですからタイヤ事体のバランスも良好ということでしょう。
総じて、私の先入観もあるでしょうが、パターンや構造が似通った、アイス・アシンメトリコと近い印象でした。幅を狭めたので、雨の日ちょっと心もとない手ごたえもありますが、乾燥路を走る限りではほぼ狙い通りか少し期待以上と言ったところ。十数年前、プジョー307にダンロップDS2を履かせたときは、典型的ダルダルなスタッドレスでしたが、すっかり変わりましたね。あとは、雪、氷、耐久性、どんなものでしょうか。追々報告いたします。
Posted at 2016/12/24 14:08:52 | |
トラックバック(0) |
タイヤ | 日記