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2018年01月27日 イイね!

ほんのつまみ食いインプレ Renault MEGANE Sport Tourer GT w/ContiSportContact5 前篇(内外装)

ほんのつまみ食いインプレ Renault MEGANE Sport Tourer GT w/ContiSportContact5 前篇(内外装)


2018年、これが最初のブログ投稿です。相変わらずの筆不精でイカンですね。そして出不精でもある私を、友人が試乗に誘ってくれました。ありがとう。向かった先は、207でもお世話になっている、㈱タカサワさんの運営店舗、「ルノー信州松本」です。私たちがクルマを降りるなり、気さくな感じの営業さんが出迎えてくださいました~


乗ったクルマは、、、

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ルノー メガーヌ スポーツツアラーGT


今回導入された4代目メガーヌ、ルノージャポンのニッチ作戦によって、まずはGTグレードをもってきました。5ドアハッチとスポーツツアラーと称するワゴンボディ。エンジンは1.6ターボで基本ルーテシアRSと同じもの。GTライングレードも同時に導入されましたが、こちらはハッチバックのみでワゴンはありません。

今回用意されていた試乗車はワゴンボディのGTということで、話題の4コントロール搭載車じゃありませんか! ルノスポが手掛ける4WSの切れ味はいかなるものか、味わってまいりました。詳細なスペックはメーカーサイトを参照頂くとして、先ずは内外装の印象から。

ちょっと煩めのフロントマスク


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これは展示してあったハッチバックのGT

エクステリアでは、先ずこのフロントマスクに触れない訳にはいきません。要素が多く、煩雑で下品になりそうなところを、ライトユニットのデザインを上下でリピートさせたり、センターに巨大なロサンジュを鎮座させて、ライト回りだけが悪目立ちしないようにバランスさせている感じでしょうか。

ルケモン時代の、アバンギャルド極まる着想ながらデザインの黄金比は崩さない天才肌のスタイリングとは違う、時代のトレンドを適度にフォローした一般ウケは良さそうなデザインで、ラギッド感漂わすちょっと粗野で整い過ぎないフロントマスクはその典型でしょうか。しかし、例えばプジョーは既に一世代前(207、308T7、RCZ初期)にアグレッシブなフロントマスクを採用していたし、キーンルックや巨大なスピンドルグリルを擁する近年のトヨタ/レクサスデザインも狙いは近く、既視感と言うか今更ルノーがといった感じで、些か新鮮味に欠ける気が。

スタイリッシュなサイドビュー

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サイドビュー補足 下の308SWと比べると、上のメガーヌの方が、より「キャブバック」、リア重心なデザインだが、ハッチバックよりWBを伸ばすなどの基本的な仕立ては共通している


ワザとオーバーデコラティブ気味にしたフロントマスクを除けば、全体の印象は端正なプロポーションを繊細なディティールが包んでいるといった趣。長めにとられたフロントオーバーハング、寝かされたAピラー、リアオーバーハングの重さを感じさせないように、様々なデザインテクニックを駆使して仕上げられたリアセクションなど、全体に伸びやかでバランス良く、特にサイドビューは秀逸に思います。


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クォーターピラーをブラックアウトさせて、クロームモールをキックアップさせる手法は、ジャガーXJ譲り



魅力的なリアフェンダーラインは外装のハイライト

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サイズ以上にワイドでグラマラスに見えるリアセクション クリオのデザインをさらに発展させた雰囲気 


また、ハッチバックでもスポーツツアラーでも、リアフェンダーの面構成は秀逸で、豊かで肉感的なヒップラインを描きながらも、マッシブ過ぎない上品さを持ち合わせている。それに続くリアのライトユニットは一瞬リンカーンを想起させるデザインですね。


エクステリア全体の印象は、ベストセラーなBセグたるクリオ(ルーテシア)の拡大版に留まらず、前後左右のサイズの余裕を、より官能的でリッチな方向に充てた意欲的なデザインだと捉えました。ゴルフや308よりも実用車離れした、ある種のスペシャリティ感漂うデザインに仕上がっていると思います。


心が動かないインテリア

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インパネは、まとまりはあるが特に印象に残らず 品質感もVWには及ばず。


さて、一方インテリアに目を向けると、外装とは対照的な佇まいが。各レイアウト、機能的には問題なく、あるべき所にあるべきものがといった風。シンプルで悪くは無いのですが、細かく見ていくと、高級な素材を使っていないのはこのクラスではしょうがないとしても、質感良く見せようという工夫はあまり見受けられず。各所に配されたLEDイルミネーションが、ドライブモードが変わると変色する演出は子供っぽく、助手席前のダッシュに貼り付けられたブルーのガーニッシュも、とりあえず付けてみた感じで…ちなみにデザイナーは日本人の女性らしい。立体的では無く2D的な造形もそういえば日本車っぽい。個人的な好みでは前モデルの内装の方が魅力的な造形に映ります。


追記:そういえば前のモデルのRSトロフィの内装の写真がありましたので貼っておきます。

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ナビやインフォテイメント系は無頓着(笑)でしたが、樹脂の質感も上々でした。。。

日本仕様も是非大きなディスプレイを

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こちら日本仕様のセンターディスプレイ 画面小さいです、、、


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こちらは欧州の上級グレードバージョン 画面サイズは倍ですね


また、何でそうなったかは不明ですが、インフォメーションディスプレイと言うかナビ画面が、欧州仕様と日本仕様では異なります。日本仕様は画面が小さく、一昔前のボルボのフローティングセンタースタックの様な印象。欧州仕様は今風の縦にワイドなつくりで、見やすく触りやすい雰囲気。このワイド画面仕様は全グレード共通ではなく、上級グレード用らしいですが、できれば日本にも導入してほしかったですね。

ココがルノースポール‼︎

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表皮はアルカンターラ? 快適性もそこそこ確保しながら、優れたホールド感でやる気にさせるシート

ネガティブな感想ばかりの内装ですが、シートはさすがにルノーというか、ルノスポ仕立てに偽り無しの逸品。見ての通り本格的なスポーツシートですが、大柄なつくりなので窮屈な感じは無い。着座姿勢のスイートスポットは案外広く、適当に座っても何とかしてくれる懐の深いシートといった感じ。当然ながら入念に位置を合わせれば、かなりの一体感で、否が応でもヤル気が漲ります(笑)

さて、それでは内外装のまとめです。ヴァンデンアッカー体制になって、クリオも成功して自信を持ったのでしょう。以前のルノーテイストは殆ど薄れ、フツーにカッコよいエクステリアに、無国籍テイストであまりエモーショナルではないインテリアの組み合わせとなりました。そんな中にあって、異彩を放ちながら堂々鎮座するバケットシートの作りや座り心地には、確かにルノースポールの息遣いが聞こえてはいます。果たして肝心の走りはどうなのでしょうか。ちょっと心配になりながら試乗コースに向かいました。


長くなりましたので今回はここまで。走った印象は、つづき、後編をご覧ください。 近々アップ予定です~

Posted at 2018/01/27 23:35:44 | コメント(1) | トラックバック(0) | 試乗 | 日記

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