やっぱりFBMは晴れが良いよ。。。
相変わらず筆が遅く、イベントから1週間以上過ぎてしまいました。皆さん速報レポートは沢山アップされているので、私はちょっと視点を変えて、今回の雰囲気がお伝えできるよう頑張ってみます。
見ごろより一歩手前ですが、紅葉が素晴らしい! 澄んだ空気で葉っぱに当たった太陽光が直接目に届きます。モミジ、サクラの赤系。ミズナラの濃黄色。コナラは海老茶色。カエデやシラカバ、ダケカンバ、ブナはやさしい黄色を身にまといました。ケヤキの見事さも忘れてはいけません。
そんな木々のトンネルを抜け車山高原に近づけば、一面のススキが陽光を浴びてシャンパンゴールドに輝きます。白樺湖の水面が山々の美しさに潤いを与えます。
こんな景色にはフランス車が本当に合います! コレ、仏車乗りのひいき目では無く、この場に来た人ならすんなり受け入れてもらえると思います。伊車もいいんですが、艶かしい色気がちょっと煩い(笑) もっと言うと、やっぱり古めのクルマが最高。新しいのもいいんですが、プジョーよりはルノー、そして一番調和するのがシトロエン。
絶好の天気と、穏やかで程よい気温。舞台は万全に整いました。あとは主役の登場です。そう、今年の主役は2CV。登場から70周年なんですね。会場の入りもちょうどピークかというころ、ジムカーナやクランク掛けを行った広場に、一台二台と2CVが集まってきます。私たちはその広場の周りの木陰にちょっとしたベースを作って見物です。
程無く、こんなに2CV居たのっていうくらいの台数が集結しました! 50台くらいは居るかなぁ。
様々な年代のいろんな仕様がありますねぇ。色もカラフル。このクルマ、全く威張ったり虚勢を張ったりするトコロが無いですね。平和です、自由です、愛くるしいです。うちの子もすっかり2CVがお気に入りで、私は黄色に乗りたい!と騒いでいました(笑)
ひとしきり歓談や記念撮影などをして、いよいよパレードランに出発していきました。声を掛け合い、手を振って、プッとクラクションを鳴らして、軽やかに、ちょっと出口の上り坂にもたつきながら(笑)、、、ちょっと照れくさくて、うーんと晴れがましいオーナーさん達の気持ちが手に取るように分かります。大切な1ページがFBMの歴史に刻まれました。ささやかでいてたっぷりの幸福感に、なんだかうるっときてしまいます。私も年をとりました。。。
さて、今年はこのお天気のせいか、私たちが朝10時に会場入りした時にはもう満車手前で、一番奥の駐車場に誘導されました。
会場に着いた時には、手がパンの人が美声を響かせていました。
台数、近年では最多だったのではないでしょうか? 新旧満遍なく参加している印象で、其処此処に旧車やレア車が佇んでいるのです。シムカ、マトラ、パナール。イタリア車も相変わらず沢山参加されています。今年はプジョーも割合多めに感じました。ただ、意外と3008は少ないですね。あと、一時期カングーだらけだったこともありましたが、今年は大人しめに思いました。
シムカでした。初めて見ました。ダンディズム漂わせていました。
お昼近くになれば、どこもかしこも大盛況で、飲食ブースは長蛇の列。おまけにトイレも大渋滞(笑) 今年も幼児連れなので色々大変ですが、自分なりに楽しんでくれていて一安心。更に久々にKOBARTHさん一家で参加で、フレンチブルのマルコが登場。娘も騒ぐ、ワンコも騒ぐ(笑) 賑やかな1日です。
マルコもとても楽しそうでした。最後には同じフレンチブル仲間にも出会えました。
空いた時間に会場内を見て回ります。新生アルピーヌ、来ていました。しかもジムカーナに出場したとの事! 好みはあるでしょうが、適度なサイズ感、汗臭過ぎずスノッブ過ぎないデザインは、RCZ亡き今、実に魅力的なスポーツカーに映ります。近くには往年のアルピーヌやゴルディーニも居て、辺りにはブルーのオーラが充満していました。
過去と現在の絶妙な調和! レトロすぎず、且つ、オマージュ感がムンムンです。
1800mm程度の全幅なのに、もっとワイドに見えるリアビュー。かなり迫力あり。
ご先祖様たちも健在です。なんとも清々しい青さです。
さらに会場をうろつきながら、スナップを撮ります。何気ない駐車風景ですが、いいなぁと思えるものをパチパチと。以下に貼り付けてみます。
サルーンのメガーヌ。これは凛々しいですね。品もある。ハッチバック、ワゴンより好きかも。
主役のひとり、DS。秋晴れに映えていました。
全フランス車の中で、デザインでは一番好きなサンク。何台か参加されていました。
RCZも多数参加でした。これ、見かけだけでなく、走りもいいんですよね。
佇む、英、仏、伊。こんな光景もFBMらしいですね。
あまりの雰囲気の良さに1枚撮ってしまいました。
これもなんか雰囲気良くて。
毎年、ルノーの展示かと思うほど。ちょっと気取っていてオシャレです。
新旧、レア車もフツーのクルマもみんな平等。この平和な感じと、長閑な景色が良くなじむ。
毎年の密かな楽しみ、今年も見たこともないフランス車を発見しました(笑)
前はついんご(笑)
後ろはプジョー188(笑)
ライオンマークがパンダでした!
コレ、206CCじゃないですよ。なんと三菱コルトのCCでした。英国仕様だか豪州仕様だか。凄いです!
これはプランジさんのムルティプラとお仲間のパンダです。何とも味のある2台ですね。プランジさんの娘さんにウチの娘が遊んでもらいました。ありがとうございました。
会場にきていたクルマのタイヤをざっと見て回りました。印象では圧倒的にミシュランが多かった。純正がミシュランと思われる車両が多くを占めますが、リプレイスと思われるセイバーやPS3、プライマシー3も散見されました。
今年は気候が良く、昼食を食べ、ゆっくり過ごすことができました。そろそろ会場を後にする時間になりました。荷物をワゴンに積んでクルマまで戻ります。
一緒に押してくれる娘。ぶら下がっているという説も。
秋の高原を満喫。マルコも足取り軽やかです。
何を祈っているのか娘。父のクルマ好き女子化計画にまんまと乗って、プジョーのバッジと、ごみ収集車のミニカーを買いました(笑)
そうそう、今回は8月に購入したクルマで参加しました。荷室の広さは驚異的なので、来年はいろんなものを積んで、もっとFBMを楽しみたいですね〜
308SWです。ガソリンです。まだ2000キロも走っていません。207はお留守番です。
今年は本当に晴れて良かったです。そして2CVの70周年イベントに立ち会えたのが何よりでした。毎年こんな素敵なイベントを主催している方々には感謝しかないです。おかげさまで今年も幸せな気持ちで、後ろ髪を引かれながら山を下りました。
帰るクルマを見送ります。なんか哀愁漂いますね。。。また来年FBMに集いましょう。
前回アップしましたサマータイヤ編に続き、今回はオールシーズン/ウィンタータイヤ編です。このジャンル、ここにきて大きな動きが出てきています。
日本のウィンタータイヤは、北海道、東北、北信越、山陰など、世界的にも厳しい冬期路面状況にフォーカスし、ある意味特殊な進化を遂げてきました。しかし、アイス性能に特化した高価なスタッドレスタイヤが果たして必要なのか? という疑問を持つ人も増えてきました。これは、温暖化で冬期でも降雪の少ない地域が増えたことも要因でしょうか。
そんな声に応えるように、グッドイヤーがベクター4シーズンという、優れたオールシーズンタイヤを投入したことで、タイヤを季節で履き替えないという選択も、無理なく選べるようになってきました。このジャンル、徐々にフォロワー/コンペティターも出てきました。
昨今のホイールの大径化は顕著で、高性能スポーツ/セダン/SUVでは、スタッドレスでも18インチ超、Hレンジ以上の所謂ハイウェイスタッドレスが必要。このジャンル、今まで正規ルートではピレリのソットゼロくらいしか選べませんでしたが、ミシュランも欧州で発売している製品を正規で輸入してきました。
合わせて、冒頭に挙げた、ノルディックタイプと敢えて呼ばれるようになってきた、従来の日本の所謂スタッドレスタイヤも、ドライ時の各種性能を疎かにせず、高速度域(H、Tレンジ)に対応する製品が増えてきています。ミシュランのX-ICEシリーズがけん引してきたこのジャンルも、選択肢が広がっています。
そんなトレンドを踏まえて以下に製品を紹介していきましょう。
<オールシーズン>
ミシュランより投入されたオールシーズンタイヤ。14インチがクロスクライメート。15インチ以上がクロスクライメート+。225/65R17がクロスクライメートSUVという、全3種のクロスクライメートシリーズです。
メーカーでは、圧雪まではスタッドレス同等、凍結路は不可というアナウンス。法規上、高速道路の冬用タイヤ規制は通行可です。
多くのオールシーズンタイヤ同様ロングライフが売りで、なんと、あのエナジーセイバーよりも摩耗度が少ないというのは驚きです。
また、ショルダー部のサイプは、摩耗するにつれ溝幅が広がるつくりで、雪上トラクションを確保するとのこと。
トレッドは、ベクターなどと同様のVシェイプのディレクショナルパターン。ウェットの排水性と、積雪を踏みしめながら切断し、ラグに雪を詰まらせず掻き出すためには、このパターンが有効なのでしょう。
展開は全21サイズ。14インチから17インチ。全てXL仕様です。
当初、オートバックス系列で先行発売ということでしたが、現在はどうでしょうか? フジコーポレーションでは、並行輸入品を販売しているようです。
FALKEN EUROWINTER HS449 ファルケン ユーロウィンターHS449
このところのラインナップがまるで輸入タイヤブランドの様な(笑)ファルケン。当然の如くオールシーズンタイヤも用意しています。2015年くらいから販売している様です。
やはり圧雪までは対応していますが、凍結路を推奨しないのは他銘柄と共通。高速の冬用タイヤ規制はクリア。
トレッドはディレクショナルパターン。そこに2本のストレートグルーブを配し、排水性を担保。ワイドで長いラグで、雪噛みと排雪性能を両立しているのは、このジャンルの常套手段ですね。
コンパウンドに配合する、シリカとポリマーの作用で、ウェット性能とハンドリングを両立し、ゴム自体は高剛性としながらも、トレッド面は柔軟に保つ新技術で、路面追従性を高めているようです。
他のファルケン製品同様に、サイドウォール形状をラウンドさせることで、ストレス無く撓ませて、コーナリングの粘りとリニアリティを向上させたとのこと。
展開は14インチから18インチ、全21サイズ。低扁平のサイズにはリムプロテクターが付くのはありがたい。速度対応は14インチの一部はSレンジですが、それ以外はHレンジです。
NEXEN N’BLUE 4SEASON ネクセン Nブルー 4シーズン
<ハイウェイスタッドレス>
MICHELIN ALPIN Series ミシュラン アルペンシリーズ
上がパイロットアルペン5、下がパイロットアルペンPA4
ミシュランのサイトを見たら、アルペンシリーズという項目ができていました。パイロットアルペンPA4、ラティテュードアルペンLA2、パイロットアルペン5とそれのSUV版の全4種類で構成されています。欧州で展開しているものを導入してきた訳ですね。
ミシュランとしては、このシリーズはスタッドレスタイヤでは無いとして、アナウンスしています。位置付けとしては、上段で紹介したオールシーズンタイヤと同等の、冬用タイヤ規制はクリアするが、アイスバーンはNGですよというヤツです。ただ、ウィンタータイヤの選択肢が少ない大径低扁平車はこれしか対応が無いものもあり、無理してサマータイヤで雪に挑む無謀をするよりは、これに交換する方が何倍も理性的で文化的な選択ですね。
サイズによって各パターンが振り分けられている感じです。見た目の印象ですが、PA4のトレッドパターンは、パイロットプライマシーを彷彿とさせますね。後継モデルだと思われるパイロット アルペン5(PA5とは言わないらしい)は、打って変わって、Vシェイプのディレクショナルパターンです。
さすがミシュランと思わせるのは、ラインナップの豊富さ。4種合わせて、何と106サイズ! これだけあれば困ることは少ないでしょう。17インチから21インチという展開からも、ターゲットは、スーパースポーツ/セダン、ハイエンドSUVあたりですね。
数年前までアルペンシリーズといば、村上タイヤさんのサイトで、並行輸入して販売されているのをお見かけするくらいでした。メーカーが正規販売するからには、このジャンルが商売になるということでしょう。
NEXEN WINGUARD Sport 2 ネクセン ウィンガード スポーツ2
ネクセンジャパンも、ハイウェイスタッドレスを用意しています。こちらも欧州では定番のVシェイプパターンが基本です。
内部構造もハイウェイスタッドレスに相応しいもので、ジョイントレスのキャッププライとビードワイヤー、高張力スチールベルト、高弾性カーカスなど、まるでサマータイヤかと思うような言葉が踊ります。
サイプやブロック、コンパウンドも、ドライ性能を担保しながら、ウィンターパフォーマンス向上させる工夫が施されていて、真剣につくられていることが伺えます。
展開は17インチと18インチで全12サイズと少ないのが残念ですが、このジャンルを用意してきたネクセンジャパンの心意気を感じました。速度記号は全てVレンジでこれまた全てXL仕様です。
<ノルディックタイプスタッドレス>
FALKEN ESPIA W-ACE ファルケン エスピア ダブル エース
ファルケンから、日本のタイヤメーカーにはこれまで無かった新作の登場です。パターン、速度記号を見ても分かりますが、欧州のウィンタータイヤや、ミシュランのX-ICEシリーズとの共通性を感じます。
パターンは、メーカーがラッセルパターンと呼ぶ、Vシェイプで幾重にも続くラグを擁するもの。排水性、排雪性の高さが想起されます。前作に比べ47パーセント増加したという横方向のブロックエッジで路面を引っ掻き制動性をアップ。また、87パーセントも増加したという縦方向のサイプエッジで氷上コーナリングの安定を高めたとのこと。シリカと軟化剤を工夫した追従性の良いしなやかなトレッド面で密着性を高め、住友系スタッドレスの採用技術である撥水ゴムによって水膜を弾いて除去しています。因みにBSなどは発泡ゴムによって水を吸って密着させるのですが、いずれも氷とタイヤの間にある水の処理が氷上グリップの肝です。
高速対応も抜かりなく、ブロックの変形、倒れ込みを抑え、フルバンド構造でトレッド剛性を高める。速度記号はSかHレンジを実現。17インチ以上の50扁平以下はリムガードが付きます。
展開は13インチから18インチで、全38サイズ。13インチからあるというのが、このタイヤを本気で国内に展開させる意気込みを感じます。
漸く、X-ICEシリーズに続くアイスバーンにも適正を持つ、積極的に運転を楽しめるスタッドレスタイヤの誕生です。これの成功いかんでは、今後の国産スタッドレスの方向性が変わるかもしれませんね。
CONTINENTAL VikingContact7 コンチネンタル バイキング・コンタクト 7
コンチのバイキングコンタクトシリーズも7世代となりました。今迄の非対称パターンから、見ての通りのユニークな左右対称パターンに激変しました。
それにしてもオリジナリティの高いパターンですね〜 ただ、そこはコンチネンタル。世界有数の複合自動車関連メーカーであるわけで、確かな技術的な裏付けがなければ、こんなパターンは採用しません。
狙いはズバリ、スタッドレスタイヤの永遠の課題、ドライ性能やウェット性能と、雪上/氷上性能の両立。それを実現するために、以下の様々な技術が惜しげも無く投入されました。
アクティブ・グリップ・シリカが、ポリマーと結合し、高密度かつ均一に分布することによって、コンパウンドの基本性能を向上。さらに菜種オイル! を配合することによって、低温化でも柔軟性を保つようです。
この特殊なダイヤ型が印象的なトレッドパターンは、インテリジェント・パターン・デザインと言い、よく見るとVシェイプパターンと、ブロックパターンを融合したような雰囲気。肝はタイヤの中心部から、水、雪を一気に掻き出すのに大変有効なパターンということのようです。
また、エフェクティブ・アイスエッジやアドバンスド・グリップ・コンセプトなどと言った、雪上/氷上性能に寄与する技術が目白押しですが、よく理解できなくなってきたので(笑)割愛します。
展開は14インチから20インチで、全60サイズ。速度記号は全てTレンジ。大半がXL仕様。
コンチ好きとしてはとても気になりますが、実売価格を調べてみると結構良いお値段です。もう少しお求めやすい金額だと嬉しいのですが。
NOKIAN HAKKAPELITTA Series ノキアン ハッカペリッタ シリーズ
上がハッカペリッタR3 下がハッカペリッタR2
阿部商会さんが輸入販売する、ノキアンタイヤ。昨年R2を導入したばかりですが、続けざまにR3を投入してきました。このシリーズ、ノルディックタイプなので、日本でも堂々とスタッドレス(笑)を名乗れる製品です。
R2が従来品、R3が新製品と思われますが、方向性は同じで、まずは氷上、雪上性能を鍛え上げたうえで、走行性能や燃費にまで配慮がなされています。かなりのテクノロジーが注ぎ込まれている本気のスタッドレスですので、以下に少し詳しくみていきます。
最初はトレッドパターンから。何れも回転方向指定のVシェイプが基本です。センターは連続したリブと呼べるようなモノになっています。特にR2は、かつてのサマータイヤ、SP Sport 9000 あたりを彷彿とさせるパターンです。V字のメインラグと、そこから繋がって斜め上に伸びるグルーブで排水性と排雪性を担保しながら、センターの連続する部分で、ハンドリングの応答性を高めている雰囲気です。
路面とタイヤの間の水の処理は、ノキアンが特許を持つ、ポンプサイプという、入口が狭く、中が広がったスポイト上のサイプでグリップの妨げとなる水を吸い上げ、ウェットや氷上での路面密着性を高めています。
氷上路のグリップのカギは、クライオ・クリスタル・コンセプト。コンパウンド内に仕込まれた、ダイヤモンド状の粒子が氷を引っかくという、かつてのクルミの殻的な直接的方法を採用。摩耗しても溝残4ミリまで均一に混ぜ込まれているためグリップが変わらないようです。
R2、R3ともに、ウィンタータイヤとしてはトップクラスの低燃費性能を誇っていて、一部サイズでは、転がり抵抗Aを実現しました。(ヨーロッパのラベリングでのAは、日本のラベリングでのAAAに相当)
R2は14インチから18インチで全14サイズ。R3は14インチから21インチで全70サイズ。速度記号はRレンジ~Tレンジ。大半がXL仕様。サイズ展開からも、これからはR3が中心になっていく感じですね。
このシリーズも昨年から気になっていて、実売価格を調べましたが、バイキングコンタクト同様ちょっと高いです。もう一段の頑張りを期待したいところです。
PIRELLI ICE ASIMMETRICO PLUS ピレリ アイスアシンメトリコ プラス
ピレリのアジア向けスタッドレスタイヤ、アイス・アシンメトリコも、マイナーチェンジしてプラスが付きました。
パターン自体は、プラスが付かない従来品とほぼ変化なし。新開発のデュラブルソフトコンパウンドを採用して、効きが長持ちするような改良が加えられた。従来品のコンパウンドをベースに、シリカ、レジン、ポリマー等の配合配分を改善し、充填剤と可塑剤の組み合わせでガラス転移点の温度を下げ、柔軟なトレッドコンパウンドの持続性を高めている。とのことです。ほぼメーカー説明コピーしてしまいました。。。
今のところ、発売サイズは14~18インチまでの15サイズということで、従来品と併売体制。徐々にプラスに切り替わっていくのでしょう。全て速度記号はQレンジです。
従来品アイス・アシンメトリコは、私も207で使用しており、氷上性能の限界勝負でもしない限り、ここ信州の冬でも過不足なく使えるものだという認識。ドライ性能も及第点。中国生産だがバランスも良く、なんといってもお安いのが一番(笑) さらにプラスになって性能低下が緩やかになってくれるというなら大歓迎です。
NEXEN WINGUARD ICE2 ネクセン ウィンガード アイス2
長かった今回のタイヤ紹介もコレで最後です。ネクセンのノルディックタイプ、ウィンガードアイスのバージョン2が登場です。
見ての通り、VRXかアイスアシンメトリコかという、既視感バリバリのパターン(笑) まあ、それだけ日本での氷上/雪上性能にフォーカスしてくれているということか。
低温域でも柔軟に、高温域では剛性を保つ、アドバンスド・ソフトコンパウンドを採用し、氷上のブレーキ性能を向上。3Dサイプや、ブロックのへりを、のこぎり状にすることで雪嚙みを良くし、トラクション性能を高めているそうです。
展開は13インチから18インチで、全34サイズ。軽自動車も守備範囲です。特徴的なのが、全てTレンジということで、日本メーカーのものより、ハンドリングなどのドライ性能が上回っていればアドバンテージになりますね。
以上、駆け足で、気になったウィンタータイヤをご紹介しました。本当はもっと早くアップしたかったのですが、筆が進みませんでした。申し訳ないです。実は新規導入した車両用のスタッドレスをどれにしようか、非常に悩んでいましたが、ちょっと意外な展開となりました。サイズは205/55R16です。みんカラに関係することですが、追々レポートをアップすることになろうかと思います。導入したクルマの紹介も含め、これからちょっと忙しくなりそうです(笑)
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