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2018年12月24日 イイね!

スイフト(ZC83S) 走行距離25000キロ時の印象 w/WINTER MAXX 02

スイフト(ZC83S) 走行距離25000キロ時の印象 w/WINTER MAXX 02

プロボックスの後継に選んだスイフトも、1年経過して走行距離25000キロを超えました。流石に営業車ですから、このペースですと4年で10万キロですね。以前はこの倍は走っていましたが。わかってきたこともありますので、ここまでの印象を書いてみます。また、履かせているスタッドレスタイヤのレポートも一緒にお伝えします。






馴染んできた脚回り 


先ず、乗り心地が変化してきました。ダンパーが馴染んできたのでしょうか、アタリのカドが丸くなり、ガツンとしたショックが和らぎました(以前は段差を通過する度にドライブレコーダーがピピッと反応していましたが、今はほぼ無し)。

という訳で、25000キロ経過時点で結構ダンピングの変化はあります。先日、八ヶ岳方面のワインディングを駆け上がることがありました。仕事ですから平日で、しかも夕方。生活路というか通勤路らしく、交通量は少ないですが、アベレージスピードはかなり高め。大きなRが続きます。うーん、脚が馴染んだということなんでしょうが、ロールスピードが多少速くなった気がします。抑えが効かなくなったというか。私も飛ばすことにかけては苦手ではないつもりでしたが、知らない道且つ、クルマの挙動に自信が持てず、地元のクルマ、しかも軽自動車に煽られて道を譲りました。そういう走り方をするならRSにしとけ、ということでしょうが、今後これ以上サスが柔らかくなってくるのはちょっと困るなぁと感じます。

ただ、現時点で特に市街地を走る限りにおいては、一般的な日本のBセグ車とすれば、硬めの脚だというのは間違いのない事実です。良い部分としては、このサスをして、ガタピシ低級音が少ないのは大したものです。


エンジンは心持ち吹け上がりが滑らかになった気がします。軽量な車体と相まって、日本の道路環境においては申し分のない動力性能だと言えます。CVTの制御も相変わらず節度感あって、CVT嫌いの私も、このジヤトコ製CVT7はすっかり気に入りました。これは好みの問題になりますが、たとえば一般にデキの良いと言われるフィットのCVTなどに比べると、クセというかフィードバックは多く、全開加速時のラバーバンドフィールや、ロックアップクラッチの動作、副変速機の変速ショックなどが明確ですが、これら挙動が変速機の現状をドライバーに把握させる手助けとなり、CVTらしからぬ一体感が得られます。スイフトに組み合わせる場合には積極的におススメしたい変速機です。

EPSの制御の問題で、あまり芳しくないと思っている高速の直進安定性ですが、やはり100から120位迄はもう少し座りが良ければなという感じです。しかし、それ以上の速度域になると焦点が合ってくる感じがします。欧州では良いのでしょうが、日本ではイリーガルな速度域ですので、もう少し下の速度でも座りが良くなるといいですね。空力の兼ね合いもありそうです。

XLとの違いが、、、とても感じの良いXGリミテッド

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今はラインナップから落ちているXGリミテッド。アルミホイールやパドルシフトなど省略されるも、セイフティパッケージも選べ、RS譲りのグリルも凛々しい、バランス良いグレード。

最近、同じくスイフトのXGリミテッドに度々乗る機会があるのですが、コイツはEPSの悪癖があまり感じられないのです。センターの座りも良く、フィーリングも適度なしっとり感があり重さも適度。時速100キロ程度の高速巡航でもXLのような頼りない挙動は感じません。まあ、このXGリミテッドの方が新しいので、EPSの制御を変更した可能性もありますが、タイヤの影響も無視出来ない気がします。私のXLは185/55R16。XGリミテッドは175/65R15。銘柄は同じEP150ですが、パターンも少し違います。16インチの方がどっしりしていて安定感があるように思いがちですが、乗った印象は逆。さらに、15インチは16インチのネガを全て解消している雰囲気です。

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XGリミテッドが履く、175/65R15のEP150のトレッド。

色々想像してみると、900キロ弱の車重に185幅では、接地面積当たりの荷重が軽過ぎるのではないでしょうか。175幅にすると、面積当たりにかかる荷重が増える為、その重みでセンターも座り、ステアフィールや重さも明確且つ適度になったのではないか。また、縦のエアボリュームも増えるので、段差に対する当たりも穏やかになり、スポーティなのに走り易い理想的なセッティングに仕上がったとも考えられます。

装着2シーズン目となる、WINTER MAXX 02

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基本的には、01と似たパターンだが、よりグリップに効きそうなエッジが増え、排雪性の高そうな幅の広いラグが頼もしい。

そういえば、装着しているスタッドレスタイヤのレポートをしていませんでした。軽めに触れておきます。ダンロップのウィンターマックス02です。1年目に1万5千キロ走行しました。今期で2シーズン目となります。

DUNLOP(住友ゴム) WINTER MAXX 02
サイズ 185/55R16 83Q
製造国 日本
製造週/年 40週/2016年

ルポに履かせた01と基本的には同じ方向性です。乗り味は硬め。サマータイヤから履き替えても違和感少ない、スッキリとした軽快なフィーリング。

ドライ/ウェットは、普通に日常使いする分にはサマータイヤと遜色ない使用感。音も2シーズン目の今期は多少大きくなりましたが、スタッドレスとしては煩く無いと思います。ハードブレーキングではトレッドの捩れを感じるし、ハードコーナリング時はごく稀にグリップが抜け、少し横にズレる挙動が出る場合もありますが、概ね安定感ある信頼に足るものです。

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ホイールはダンロップから販売されているViolento JSというもの。16インチ 6J インセット42 PCD100 4穴 フツーのホイールだが、精度感もあり重量も軽過ぎず重過ぎず。塩害対策を施しているようで、スタッドレス向きの製品。

このタイヤ、凍結路/積雪路も無難にこなします。積雪路では雪を噛む感覚があり、安定したグリップ感が続きます。アイスバーンですが、これも昨今のスタッドレスの標準的な効き加減ではないでしょうか。効き方が安定していて、急にグリップを失ったり、えらく短く止まったりというムラが少ないので、運転に集中できリズムが作りやすいタイヤです。

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積雪路での雪嚙みの良さが、BSなどに対するアドバンテージか。国産スタッドレスの中では、オールラウンド型の代表選手。

耐久性ですが、1シーズン目に15000キロ程度走行して有効残溝5割程度残していますので、上手くすると3万キロ程度は使えそうです。

欧州ブランドのスタッドレスほどのドライ性能は要らないが、非降雪時でもしっかり走れて、ライフの長いスタッドレスタイヤを希望されている方にはオススメのタイヤだと思います。語弊を恐れずにいえば、VRX2などの氷上特化系と、X-ICEシリーズなどのドライ性能担保系の、ちょうど中間的な位置を狙った製品だと感じます。

スイフトXLに合わせた場合ですが、高速度域ではセンターの座りがサマータイヤ(BSのEP150)より更に曖昧になります。上にも書きましたが、一般使いでは、このスイフトに185/55R16は違う気がします。スタッドレスは15インチにダウンさせるのが賢明かも。

今回のまとめ

スイフトの25000キロ経過時のまとめですが、目立った故障なく、低級音も軽微でヤレ感も少ないという面では優秀なクルマだと思います。サスが馴染んでくると、スポーツ走行時の抑えの弱さと、一般走行時の硬さが鮮明になり、なんだかチグハグな印象です。タイヤサイズについては、16インチより15インチの方が合っているように思われます。営業車ですので、距離の経過が早いです。特に耐久性の面でどうなのか、今後も追々レポートしていきます。

これまでのスイフトのレポートは以下の通り。宜しければご参照ください。

その①

その②

その③

Posted at 2018/12/24 23:03:40 | コメント(4) | トラックバック(0) | クルマ
2018年12月04日 イイね!

CPC5 3シーズン目の総括

CPC5 3シーズン目の総括207に履かせているプレミアムコンタクト5ですが、今期で3シーズンが経過しました。早速以下に印象を書いていきます。

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今期は一層走行距離が少なくなった207。8月からは私の通勤車になりました。

安定したウェット性能 ハンドリングと乗り心地のバランス

相変わらず、ウェットは安心して走れます。アクアプレーニングは今期も殆ど看取できませんでした。また、ウェット、ドライとも安定したグリップが持続していますので、それをベースにしたハンドリングには自信が持てます。ゴムの硬化もあるのか、縦のダンピングはドタバタ感が少し増しましたが、コシのある乗り心地は未だ維持しています。走行音もパターンノイズは相変わらず小さい。ロードノイズは流石に増えた感じですが、私的にはあまり気にならないレベルです。ただし、以下に書きますが問題も発生しました。

規則的なローテーションはやはり大切か

この春、スタビリンクなどの修理の際、スタッドレスからサマーへの履き替えも、ついでにディーラーでやってもらいました。

修理から戻ってくると何だか車が左に流れる。結構強烈に。タイヤがローテーション位置には無頓着に装着された感じ。袋には一応右前とか左後とか書いておいたのですが。時間も無かったので、とりあえず前輪左右を入れ替えると、ちょっと右流れっぽい感じだが概ねOKだったのでそれでシーズン通しました。

でも今迄の素直な感じは減退し、雰囲気としてはキャスター角が立ち気味のようなステアリングの手応えで、しっくりきませんでした。

これはスタビリンクなどの修理の際に、アライメントに変化が出たことも有り得るので、一概にタイヤローテーションだけの問題では無いかもしれませんが、先日スタッドレスに交換したら、ほぼ違和感無くなりましたので、タイヤ位置の影響が大きかったと思います。

私は普段、前後のみのローテーションです。これで2シーズン過ごした後、急に出鱈目な位置関係になった事が今回の原因ではないかと推察しています。恒常的にクロスローテーションしていたなら結果は違うかもしれません。

いずれにしても、前後でもクロスでも、どちらかに決めて、規則的なローテーションをする方が良いと感じます。私は、タイヤ内部構造が一定方向の回転に馴染んだ後、クロスローテーションすることにより、逆回転して変化させることを避けるためにも、前後のみの入れ替えです。一部のメーカーが推奨している、クロスの次は前後にみたいなローテーションは個人的にはNGだと思いますし、全く規則性のない交換では、1輪のみ大きく摩耗したりという危惧もありますしね。

あー、1輪だけ減りが早い…

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1本だけ3.6mmと極端に減ってしまいました。左前輪に装着したタイヤです。

上記に書いた悪い結果が出てしまいました。他と比べて左フロントの減りが早いです。多分、前回前輪に履いたものを、今回も前輪に履てしまったと思われます。面倒がらずに、残溝測って位置直しすればよかったです。まぁ、今後は今迄通り、自分でタイヤ交換します(苦笑)

もう1シーズン履けるかな

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四角に✖️印が4つ並んでいますが、これがサマートレッドウェアインジケーター。

写真を見ていただくと分かりますが、コンチには通常の残1.6ミリの印であるTWI(トレッドウェアインジケーター)とは別に、サマートレッドウェアインジケーターがあり、こちらは残3ミリを教えてくれるものです。ウェット性能を担保する為には、溝の深さを最低でも3ミリ以上は確保してほしいというメーカーサイドの主張です。清水和夫さんのDSTを観てもわかるように、ウェット性能は溝が浅くなると途端に悪化するので、最低限ここは気をつけたいものです。

今シーズンは4000キロ程度の走行で、例の1本を除き、4ミリ台の残溝となりました。何とかもう1シーズンは、摩耗が激しいものを左後ろに回して耐えようと思います。
Posted at 2018/12/04 21:29:30 | コメント(4) | トラックバック(0) | タイヤ | 日記

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「90年代、グランジの嵐を乗り越えた、Tyketto 笑っちゃうくらい王道のハードロックの傑作曲、Forever Young 2017年の名演を、荒波に、一人で立ち向かう君へ…
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何シテル?   06/03 01:58
bikeshiku(ビケシク)です。よろしくお願いします。 車歴(平行所有期間あり) オペル・ヴィータ GLS 16V プジョー307 XS VW ...
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