ラジオパネルウッドとバキュームコントローラー

赤矢印部分のラジオパネルウッド
次はここをレストアします。
静電気モップが入ってる所はラジオが収まる部分ですが、取外してボックスを裏から取付けて小物入れにしてます。
その下のノブはアッシュトレイで一番下に有るのがバキューム切替スイッチです。

パネルを外して小物入れやアッシュトレイも取外しました。

バキュームコントロールスイッチプレート
ＡＩＲを押すとボンネットとフロントガラスの間のスカットルベンチレーターの蓋が開いて外気導入が出来ます。
ＨＥＡＴを押すとヒーターバルブが開いて温水がコアに流れるシステムです。

ぽっかりと口を開いた状態です。
バキュームホースに左・中央・右の区別テープを貼って戻す時に間違えない様にしてます。

そのバキュームスイッチのカシメて有った蓋を外した状態です。

下の方に硬質ゴム製の物が有ります。
これがボタンと一体で動いてバキュームを切ったり繋いだりします。

ヒーターバルブ上手く作動してない様で、温風が止まらず夏でもヒーターが効いてしまい困ってました。
この機会に原因を探ります。

硬質ゴムを外した状態です。
パイプの二つ穴をゴムが塞いだり繋げたりするしくみです。
パイプの穴が若干詰り気味でしたのでワイヤーを通して綺麗にしました。
全体を掃除した後で摺動部にグリスを塗って組み立てました。
硬質ゴムのスライド面にもグリスを塗らないとバキュームが漏れます。
コントローラーには問題無かったので他のバキュームラインをチェックします。
ウッドパネルの剥離作業と並行で進めます。