
バレーノにエプトシーラーを貼り付けてから、静かになったりオーディオの音が良くなったりとそれなりに効果を感じている今日この頃。
ここでふと思い出したのが、家のオーディオの音の悪さでした。
新しい機材を買ったんだと自慢げに私の家に度々機材を持ち込んでは『どうよ?』と聞いてくる友人がいます。
聞いてはくるものの友人も今一つしっくりこないようで、『自分の家で聴いた音となんか違う』と言います。
そりゃ場所が違うんだから当たり前じゃんと返すと、『そういうことじゃないんだ』と。
部屋の音響特性が分かるという機器で調べてもらうと、『俺の家より良い数値でてるのになぁ…』と腑に落ちないご様子だったのが3か月前。
その友人の友人が原因を突き止められそうだというので連れて来てくれて、室内外を見るなりこう言いました。
『周りがアパートばっかりですからこりゃノイジーですよ。新たに電柱建てますか?(笑)』
よくよく思い出すと昨年タモリ倶楽部でマイ電柱の話やってたな…面白そうだけど踏み込んじゃいけない世界だよなぁと妄想していると、『冗談ですよ』と。
『ただ、電源が汚いのは確かです』とも仰る。
思わず友人にボソッと「この人大丈夫だよな?」と言ってしまいましたが、『たぶん大丈夫』と不安なことを言う。。。
結局対策としてノイズフィルターを間に挟みましょうということになり、“あり合わせの物&調達した材料”で作ってもらうことに。
私はできないので掃除係に専念。

ノイズフィルター(TDKラムダ製、この世界では有名らしい)
電源ケーブル(三ツ星製VCT3.5SQ)、電源プラグ、圧着端子、ケース、フタ、ケーブルグランド、ゴム足、スミチューブ
主な材料はこんな感じです。
※有資格者が行う必要のある作業ですので、無資格では行いませんようお願いいたします。
正直なところ今回の組み合わせでは電源ケーブルに懸念があったのですが、製作者曰く『どうせフィルターで変質しますから大丈夫ですよ』と、安心して良いような良くないようなことを言う…
過去に職場でVCTを音響製品に使ったことがありまして、その時の印象があまり良くなかったのです。
音圧が上がって音が前に出てくるような感じがしたのですが、一方でぱっつんぱっつんな音でもありまして、その時は余白とか余韻みたいなものが全く感じられませんでした。さて今回はどうなるか。
完成。

これは壁コンセント→電源タップへの接続用に使用。
元々接続予定だったコンセントの隣にテレビアンテナ用の端子があり、『場合によっては音声を拾っちゃうかもしれません』とのことだったので、急遽別なコンセントからとることに。
そのためここの電源ケーブルはちょっと長めになっています。
ここが長くても、後段のフィルターでろ過してもらえばいいやという判断です。
接続ががっちりできるレビトンの3口コンセントをここで使うことにしました。

使用機器に合わせて、2組作ってもらいました。
電源タップは以前から使っていたアメリカン電機製のOAタップ。
アメリカン電機製品のプラスチックの質感が好きで、製品としての使い勝手も良いので今回はそのまま活躍してもらうことに。
バレーノのプラスチックもこういう質感だったら良いのですが…
黒い電源ケーブルの部分がありますが、そこはカナレ電気製のLP-3V20ACを使用。
最初は全て三ツ星製のVCTだったのですが、完成後にバランス調整のためこのケーブルに変更しました。
間に弁当箱みたいなものが入ったので、設置場所に注意が必要になりました。
接続を終えて試聴。
最初はキンキンして耳障りで聴けたもんじゃありませんでした。
大丈夫かなぁと思いつつずっと通電し続けていると、段々バランスが良くなってきてまともな感じに。
何となく静寂感があって、空間が広くなった感じ。
友人達も『良くなってきたね』と、ホッとした様子。
一応根拠はあったようなのですが、本来こういうのは手探りで追い込んでいくんでしょうから大変ですねぇ。
この文章を入力しながら音楽を聴いていますが、使用前と比べて明らかに改善されました。
緻密さというか繊細さが出てきていますし、それでいて音痩せもしておらず好印象。
確かにうちの電源は汚かったようです。
深夜になるとさらに解像感が増してくるので、睡眠不足覚悟で音楽を聴くようになってしまいそう。
年齢を重ねていくと聴力も少しずつ衰えていくはずなのに、逆にその耳で饒舌に語りだしてしまうのがオーディオ業界。
ブラインドテストでどれが一番音質が良く聴こえるか?をアンケート取ったら、嫌っているはずのドンシャリを選ぶ人が最も多かったとどこかで読んだことがあります。
バレーノのオーディオのEQ設定がまさにその状態でして、ピュアオーディオとは何なのかと思ってしまったのでした。
あれこれ悩まず、【音楽】の文字通りいきたいですね。