「あの頃のポルシェが何故!?」
そんな声が聞こえてきそうな?ルーフ「CTR2017」です。
ルーフは知る人ぞ知る、ポルシェチューナーです。そしてこれは中古車ではなく新車です。
今回ジュネーブショーにルーフが送りこんだ“イエローバード”ことCTR2017は2代目になります。
先代は1987年に登場し、3.4リッターツインターボエンジンは469馬力、553Nmを発し、最高速は340km/hを記録しました。
これは当時最速だったフェラーリ「F40」(324km/h)をぶっちぎる速度ですよ。あの頃ベストモータリングによく出ていましたよね。
さて、CTR2017ですが、クラシックポルシェそのままのシルエットはポルシェ愛を感じさせます。古参ポルシェファンが大好きな「空冷」時代のデザインです!(CTR2017は水冷エンジンです)私は991型のハイスピードグランドツアラーらしい伸びやかなデザインが凄く好きですがCTR2017の“ザ・スポーツカー”みたいなデザインはもっと好きです。
注目のエンジンは3.6リッターのツインターボを搭載していて、710馬力、880Nmを発生します。
こちらは520馬力の純正ポルシェ「911ターボ」ですがこれでも十分凄いからCTR2017はもっと凄いわけです。
最高スピードはブガッティに劣る360km/hですが最速クラスと言っていいでしょう。そんなに速くても日本では1/3ほど出していいか悪いかみたいな高速道路事情ですしね!
0-100km/h加速は3.5秒以下、0-200km/h加速は9秒以下です。
トランスミッションは6MTですがゆくゆくはDCTも搭載するそうです。
これほどのスペックのモノだと最近は1600㎏ほど重量があるものですが、CTR2017はカーボンファイバーをふんだんに使用して1200㎏(乾燥時)に抑えました。昨日出たレクサス「LC500」もふんだんに使用していますが2000㎏です。この違いとは・・
ちなみに駆動方式はRR(リアエンジン、リアドライブ)です。AWDじゃないというのは珍しいですね。しかしCTR2017は記録や速さを求めるものではなくロマンを求め、クラシックポルシェ好きが喜ぶ車を目指したのでは?と感じてしまいました。
気になる値段は30台限定で750,000ユーロ(9165万円)ということです。クラシックポルシェ好きなら大した金額ではないでしょう。
ついでにあの数値も言うとすれば市街地で10.2km/Lだそうです。
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Posted at
2017/03/17 18:08:21