フォルクスワーゲンの車って輸入車なのに安いんですよ。
「フェートン」無き今、フラッグシップモデルは世界的に「アルテオン」でしょうか。
高級SUVに「トゥアレグ」という車があるのですが、フラッグシップはアルテオンですね。
そんなフラッグシップでも車両価格は599万円なんですよ。安いですよね。
知っている人は知っているのですが、フォルクスワーゲンとトヨタはここ数年、世界販売台数のトップを競っているメーカーです。(某連合は連合だしry)
日本でトヨタとやりあうには多少不利でも価格的な驚きを演出したいと考えているのかもしれません。
今回はフォルクスワーゲン「ゴルフGTI」です。
ゴルフはホットハッチやベーシックカーの代名詞、ベンチマーク的存在で現行型の7代目は2012年デビューです。GTIは2013年です。
フォルクスワーゲンの“GTI”というとその車種のスポーツグレードになります。
しかし21世紀頃からなかなか難しい存在になっています。GTIより速いグレードもあるのです。ゴルフでいうと「R32」や「R」です。
こちらでは「ゴルフR」が各社のスポーツグレードと戦っています。GTIじゃなくてRがスポーツグレードなのか?と思ったりもします。
私の認識では“GTI”はスポーツ、“R”はハイパフォーマンスとしています。なんだそりゃと思いますがポルシェの「911 GT3」と「911 ターボ」の関係みたいな感じでしょうかね?
まあそういう“立ち位置”はあまり深く考えなくていいでしょう。買う時にはGTIとRを両方試乗してみて好きな方をどうぞ!
色々なハッチバックを乗り比べてみるとわかるんですけど、ゴルフGTIの剛性感はすごいですよ。
何をするにしても“重厚感”があります。ステアリングもパワステのはずなのに少し重い感じがして、運転してみるとそれがなんとも言えない安定感というか安心感につながります。ペダル操作も重いですよ。国産コンパクトカークラスのペダルに馴れていると、クレームたらたらかもしれませんけど、これがゴルフでありドイツ車です。
市街地走行ばかりの人にとっては苦行になりそうな気もしないでもありませんが、40年くらい前までは、パワステもないクソ重いハンドルをぶん回してたのですから、初心に戻れということですかね。
ということでドイツ車に乗るのでしたら、腕力鍛えましょう!
って、そんな古い読者はいないと思いますし、ゴルフGTIのステアリングはそこまで重くありません。言い過ぎました。
見た目のマイルドさは、走り出してしまえばまさに羊の皮を被ったオオカミの風情です。
ポルシェに乗ることは一生無い人がほとんどの中で、ポルシェってこんな感じ??なんてことがゴルフGTIに乗ったら一瞬でも思えるかもしれません。
エンジンは、2リッターの直噴4気筒ターボで230psです。
最大トルクは350Nmで1500回転くらいから出ますよ。
自動クラッチで最強のDSGもある中、あえての6段マニュアルも選べるのがこだわりでしょうか。これで400万円~で購入できるのですから、まさにバーゲンかも??「シビックタイプR」より安いですからね!
フォルクスワーゲンは不思議な車でホテルの1階駐車場に停めても絵になるんですよ。
これがフィットやヴィッツじゃそんなわけにはいかずに安っぽい絵になってしまうんですけどね。
コンパクトカークラスでメルセデスベンツと並んでもひけを取らないのはミニとフォルクスワーゲンくらいでしょうか。
って、どことなく外車礼賛ぽいですね…国産車が安っぽく見えるのはいまだに変わらないし、このあたりはマツダがなんとかしてくれると思うので期待してます。
Posted at 2018/02/27 17:48:29 | |
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