
「RX-9」か「RX-7」か「コスモ」かは知りませんが何か出るのでは?と思われていた、第45回東京モーターショー2017にマツダがひっさげてきたのはコンセプトモデル「VISION COUPE」でした。スポーツカーメーカーが大好き“4ドアクーペ”の最新型です。
2017年は「コスモスポーツ」&ロータリーエンジン50周年の節目の年ですから、2年前の第44回東京モーターショーに登場したコンセプトモデル「RX-VISION」は、ロータリー50周年に向けた何らかの予告というのが大方の見方でした。でも間に合わなかったんでしょうね。
きっと新型ロータリーエンジン自体はあるんでしょう。でも排気ガスの問題が解決できないか、株主様が許してくれなかったか、予想より儲からなくて資金が不安等あったんでしょう・・
そして出てきたのは4ドア4シーターのVISION COUPEでした。このボンネットの高さから載るエンジンは「SKYACTIV-X」等普通のエンジンでしょう。S2000を大きくして4ドアクーペにした感じかな?
アストンマーチン「ラピード」という感じもあります。それでもVISION COUPEかっこいいです!マツダが直6を作るとは思えないのでこのノーズは長すぎると思いますが直4とミッションの間にモーターを入れると考えると良い感じです。ラピードより信頼性は高いと思うし2000~3000㏄くらいになると思うし明らかに買いです!
いずれにしてもVISION COUPEは次世代ロータリーエンジン「SKYACTIV-R」搭載車ではなさそうです。
世界的にEV指向が続いていく中で、ディーゼルやガソリンエンジン以上に厳しい立場にあるロータリーエンジンの開発を続けるマツダに喝采です。
マツダはトヨタとEVを共同開発しながら独自に内燃機関の開発も続けています。近い将来はさらなるプレミアム感向上のためにFR車の導入も考えています。
数年後VISION COUPEみたいな4ドアクーペが新しいマツダプレミアムの提案としてきっと登場するでしょう。でもマツダにはそんな体力はないような気がするので心配です。
これからどのようになっていくのか。
でも展示車のアクセラやCX-3、ロードスターRF等を見ていると「売れて儲かっても、売れずに損してもまたなんらかの良い車を売るだろうな・・」と思いました。
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2017/10/31 17:40:18