
キャデラックブランドの稼ぎ頭だった「SRX」の後継となる「XT5」ですが2017年の世界新車販売台数は14万3905台で名前が変わってもブランド最量販車なんだそうです。
昔は“リタイヤした老人が乗る車”のイメージだったキャデラックですが最近はSUVはもちろん中型セダン「ATS」やスポーツブランド「V」等若々しいイメージに変わって元気です。2017年の累計販売台数は35万台超えで2016年から比較すると15%も上がっているということですから人気は本物でしょう。
XT5は最近流行りのクロスオーバーですが、アメ車といえばトラックやクロスカントリー系のほうが主流のはずなんですけど、2000年周辺に登場したレクサス「RX」(ハリアー)やポルシェ「カイエン」からクロスオーバー人気が拡大しました。
だれでもどこでもなんでもこなせて街乗りもファッショナブルというクロスオーバーが売れるのは日本もアメリカも関係なく世界的なものです。
フロントマスクは、まさに“キャデラック”と言えてワイルドな感じがします。まあこれがないとアメ車って感じがしないですしね。
こちらは私が好きなATS-VですがM3やM4、C63やRS4やRS5、RC-Fあたりとやりあうには十分な作りです。中古の値段があまり落ちてなくて価値も高い感じです。
話を戻して・・色々なSUVのサイズを比べてみましょう
CX-5
全長4545 全幅1840 全高1690
ハリアー
全長4770 全幅1835 全高1655
RX450h
全長4890 全幅1895 全高1710
XT5
全長4825 全幅1915 全高1700
カイエン
全長4855 全幅1939 全高1705
どれもそれなりに大きいですけどアメリカのフルサイズと比べたらおとなしめですね。世界戦略車という感じがします。といってもこの車体幅はなんとかならないもんでしょうかね。
インテリアもなかなか豪華です。昔は“応接間”な感じでしたが、今は質感があるというのか華美にはならずに質実剛健といったところです。ハンドル位置は相変わらず頑なに左ですけど。
価格を比べてみると完全なライバルであるRX450hが604万円~でXT5クロスオーバーは680万円~ということです。RX450hにはボロ負けですね。
まあ、アメ車の場合は価格云々ではなくて、そのブランドの良さやアメ車の雰囲気、心意気を味わうわけですからケチなことはかんがえないようにしましょう。
それでも4ATの5700㏄じゃなく、8ATの3600㏄という最新のスペックです。314馬力と368Nmのトルクを発生するV6エンジンはなんとDOHCですよ!素晴らしいじゃないですか!
売れてるし良いしでXT5は凄い車ですが、今度はXT4が登場します!キャデラックの攻勢が止まりません!
ブログ一覧 | 日記
Posted at
2018/05/15 18:00:48