
最近は“いつかはクラウン”という言葉も使われることはなくなりましたが、その昔、トヨタ好きはみんなクラウンを目指していた時代があったのです。
トヨタがその時代の技術の粋を集めて作っていたのがクラウンでした。今はレクサスかもしれませんが、日本向けとして見るとクラウンはまだまだ良い車だと思います。
現在でも“いつかはクラウン”が生きているのはマジェスタシリーズでしょう。マジェスタが設定された頃は「セルシオ(LS)との違いは?」みたいに“トヨタツートップ”(センチュリー除くw)を感じましたが日本にもレクサス「LS」が登場し、そして現行型では「GSハイブリッドとの違いは?」と格差も感じるようになってきました。
そんな中、私のベストマジェスタは3代目(1999~2004年)ですね。名機「1UZ-FE」。たまりません。
クラウンの売れ筋というとロイヤルとアスリート、そのハイブリッドでしょう。ぱっと見は両者に明確な違いを見いだすのは難しいのですが、ロイヤルは上品に、アスリートはスポーティな味付けになっています。アスリートは特に将来のオーナーになるべく若者に訴求効果を発揮しているといってもいいでしょう。
オススメは2.5+モーターのハイブリッドのようです。私もクラウンを選ぶドライバーなら2.5ハイブリッド>3.5≧2.0ターボという感じがしました。
サイズを見てみると
クラウンアスリート:全長4895mm 全幅1800mm 全高1450mm
クラウンロイヤル:全長4895mm 全幅1800mm 全高1460mm
クラウンマジェスタ:全長4970mm 全幅1800mm 全高1460mm
となっています。
全長と全高はそれぞれのキャラクターに合わせて若干変わっていますが、全幅については3種とも1800mmです。ここにクラウンのこだわりがあると思います。
全幅1800㎜、私はまだ広いと思いますが日本ではこのあたりが限界だと思います。全幅1475mmの軽トラがスイスイ走る道をメルセデス「V220」やテスラ「モデルS」等で走ったことがありますが正直「キツい」と思いました。なるべくミラーtoミラーで2mは切りたいです。(でもカマロは別ですがねw)
381万円~(ロイヤル)というがんばれば十分に手が届く値付けであり、所有欲を満たしてくれるクラウンは今でも日本の最高級車の名を欲しいままにしていると狭い道を走っていて思いました。
Posted at 2016/11/19 18:46:43 | |
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