
先日フェラーリ「カリフォルニアT」という良い車に乗ったのですが、フェラーリ社も大変なんだなと感じました。
カリフォルニアTは「カリフォルニア」のターボバージョンでただのマイナーチェンジとは違う結構な改良モデルです。
エンジンはどちらもV8ですが、排気量は4.3リッターから3.9リッターに落としています。しかしターボ化したおかげで全域で扱いやすくなりフェラーリ社がターゲットとしている“新規顧客”が不満を抱かない加速性能、走行性能になっています。
しかし扱いやすいだけでは新規顧客は付きません。多くの人が欲しい2+2のシート、金属の屋根、トルコンではないですが7段のDCTの搭載、その他快適装備も充実しています。
良い感じです。ライバルはメルセデス・ベンツ「SL63AMG」、ポルシェ「911ターボカブリオレ」あたりでしょうか?車好きとしては中途半端な“ぬるい”系の車ですが決してぬるいなんて言えないほど高いレベルでオールマイティーに作られていて街乗りからサーキットまで使える文句無しの良い車です。
私は長いことフェラーリの客層は2種類だと思っていました。“大金持ち”と“フェラーリ好き”です。“大金持ち”は新しいフェラーリが出たら全部買います。なんならオリジナルを発注します。“フェラーリ好き”は8気筒モデルを買います。そんなイメージでした。あと“投資目的”もあると思いますがそれは置いておきましょう・・
そこに新しい客層が追加された感じだと思います。なんて言いましょうか?
この客層の多くは実はSUVを求めていると思います。それか「FF」や「GTC4ルッソ」みたいな感じ?フェラーリ社もプライドがあります。SUVを出すことには悩んでいるでしょう。でもカリフォルニアを出せたわけだからたぶんそのうち出すと思います。
あと、マセラティやアルファロメオとの住み分けとか言ってる場合じゃないくらい車そのものが売れない時代になっているのかもしれません。プラットフォームやエンジンをメーカーや国を超えてみんなで使わなきゃペイできない時代です。「グランツーリスモみたいなフェラーリないの?」「ステルヴィオみたいなフェラーリないの?」と言われる前に出そうみたいな時代なのかもしれません・・
Posted at 2017/05/16 17:35:26 | |
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