
初代スズキ「スイフト」が誕生したのは2005年ですから、12年という月日が流れたことになります。干支で言うと一回りですね。フィットやヴィッツに勝るとも劣らないスズキ渾身のコンパクトカーと言えます。
そのスイフトの中でも最上位に位置する「スイフトスポーツ」がフルモデルチェンジしました。
今回の変更点は以下となります。
・エクステリアの刷新
・インテリアの刷新
・1.4L直4ターボエンジンの搭載
・3ナンバー化
・アダプティブクルーズコントロール機能の追加
・セーフティパッケージ強化
・車重が1000kgを切る
大先生のインプレッションはこちらです。
エクステリア&インテリアはガラリと変わったわけではなく、誰が見てもこれまでのスイフトらしさを残しているのは好感が持てます。
そして、これまでの1.6L自然吸気エンジンから1.4L直4ターボエンジン「ブースタージェット」の搭載です。
お約束のアダプティブクルーズコントロール機能はオプションでの追加ということです。
セーフティパッケージの強化ということですが、これも6MTモデル以外はオプションということですから、このあたりがスズキらしいですね。「ベースは安く売るけどあれこれ欲しいなら金を払え」ですね。
今回のフルモデルチェンジの目玉はターボエンジンだと誰もが思っていることでしょう。
しかしそれだけじゃありません!1400㏄で自動車税が安くなり、970㎏で重量税が安くなり、燃費だって良くなっています。私的には目玉は「お財布にやさしいスポーツカー」だと思います。
それでもまあ、性能はやはり凄いです。ターボの加給によってトルクは230NMも出ています。重量970㎏なのでトルクウエイトレシオは4.2NM/kgです。4.2というとレクサス「IS350」の4.3を上回ります。良い感じのピックアップです。ちなみに3代目スイフトスポーツは6.5です。
スポーツカーとして見た場合この味付けはどうかと思います。最大出力140馬力も3代目より低回転で出ています。「エンジンの高回転の加速感や音を楽しみながら人馬一体で・・」というような昔の思想でいうと物足りないのかもしれません。
でも今の時代はそういう車は求められていないというのもあります。普段使いが99%、サーキットは1%みたいな感じでしょう。じゃあ99%側の乗り味に振るというのは正しい商売です。
大トルクコンパクト対決、デミオディーゼルとスイフトスポーツを比べたいですね。
Posted at 2017/10/02 17:06:33 | |
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