
先日ルノー「メガーヌ」がフルモデルチェンジしました。今回で4代目になります。ヨーロッパでは2015年暮れに登場し、2016年から販売されていましたが日本は2017年でした。
ルノーというといろいろな自動車会社を傘下に収め、その合計による自動車販売台数で世界一という集団です。しかし、多くの方が多くを知らないと思います。
例えばメガーヌとルーティアとトゥインゴを大きい順に並べたり、日産「キャッシュカイ」と共同開発したSUVの名前を言ったりできるでしょうか?多くの人ができないと思います。
世界を相手にする企業ですが日本を相手にする企業ではないんでしょうかね・・
そんな世界のルノーの大衆車であるメガーヌが日本に上陸したのですからお知らせしてみようかな?というわけです。
メガーヌ自体は、これまでも日本で発売していました。某北コースで黄色いスポーツカーがシビックに勝ったとか負けたとかやってたのですが知ってる方いますか?ローマ字では「MEGANE」と書くんですが車を知らない人からは必ず「メガネ?」って聞かれるんです。そういう車です。
今回導入されたメガーヌの種類は3種類。走りのグレード「GT」、ステーションワゴン「スポーツツアラーGT」、量販グレード「GTライン」です。
日本での対抗馬となるとVW「ゴルフ」、BMW「2シリーズ」、プジョー「308」、mini「クラブマン」でしょうか。日本車ではホンダ「シビック」ですね!
性能の目玉は4WSです。これは四輪操舵とも4コントロールとも呼ばれています。傘下に「スーパーハイキャス」を持ってる某社があるのでなんとなくわかると思います。
ハンドルを切ったとき、低速走行時は後輪が前輪と逆を向き、高速走行時は前輪より若干浅めに同方向に切れるというやつです。いまさら大声でアピールするほどのものでもないと思いますが・・
余談ですが4WSは日本の乗用車に始めて採用されたのをご存知でしょうか。それも1980年代ということですから、かなり昔です。当時はホンダ「プレリュード」やマツダ「カペラ」に始まり日本のメーカーがこぞって採用してきたのです。
エンジンは1.2Lと1.6Lの直列4気筒、直噴ガソリンターボです。本国にはディーゼルもありますが日本でディーゼルを出すような空気を感じたことはありません。「日本には低排気量ターボで十分」という考えは伝わってきます。
メディア等では1.6Lの「メガーヌGT」ばかりがアツく語られているように感じますが、1.2Lの「メガーヌGTライン」でなんら問題ないと思います。
数値でいうと
メガーヌGT:
全長4395 全幅1815 全高1445mm
右ハンドル
車両重量1430kg
1600㏄ターボ 205ps 280Nm
価格334万円~
メガーヌGTライン:
全長4395 全幅1815 全高1445mm
右ハンドル
車両重量1320kg
1200㏄ターボ 132ps 205Nm
価格263万円~
参考レクサス「CT200h」
全長4355 全幅1765 全高1460mm
右ハンドル
車両重量1380kg
1800㏄+モーター システム出力136ps
価格377万円~
です。
現在のトップグレードとして「メガーヌGT凄い!」と言われていますが将来的にまた北コースでシビックとやりあう黄色いスポーツカーがラインナップに加わります。
そうなるとメガーヌGTは過去の車になるので、メガーヌGTラインを3年くらい乗って、黄色いスポーツカーに乗り換えるというのも良いのではないでしょうか?
Posted at 2017/11/30 17:53:16 | |
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