
思い起こせば現在販売されているコンパクトカーの中でも最古参なのがマーチです。
その形状は新型がリリースされるごとに時代に合わせるかのように見た目がガラッと変わってきた車でもあるのです。
そんなマーチも来年のフルモデルチェンジで5代目となります。
初代マーチは1982年登場ですから、1代あたり9年弱のゆったりとしたモデルスパンと言えますが、それだけそのときどきのマーチの形状は人々の目に焼き付いているといえるでしょう。
私は初代の角張ったデザインやスーパーターボが強く印象に残っていますがこの10数年くらいのマーチは流線型となりました。3代目あたりは女性受けする良いデザインだと思いますが現行の4代目マーチはデザインうんぬん関係なく失敗だと思いました。タイ製なのが原因とは思いませんが良く感じない作りでした。その失敗を踏まえてか?日産は5代目マーチはフランスで生産するそうです。
マーチ(外国名マイクラ)はコンセプトモデルとして2015年のジュネーブショーで発表されました。さらに先日の2016年パリショーでは市販車に近いものが浮かび上がってきました。
私は新型マーチの形状に驚きました。フルモデルチェンジのたびにその形状を大胆に変えてきたマーチですが今回はこれまでとは方向を変えより大胆なデザインになったと思います。
先日youtubeで動画を漁っていてみつけたジュークのサーキット走行(3:00分頃)ですがSUVでこんなに走るわけで、マーチの走りも相当期待できると思います。
エンジンは1.0リットルガソリン、0.9リットルガソリンターボ、1.5リットルディーゼルターボが採用されるようです。
噂では1.2リットルのターボエンジン(ニスモやオーテック?)も用意されるということですから楽しみです。
サイズは全長3995mm (+170mm)、全幅1742mm (+77mm)、全高1452mm(-69mm)、ホイールベース2525mm(+75mm)となり、ローアンドワイドな感じになりそうです。
この大きさのままだと日本では3ナンバーになるのは必至ということです。もし3ナンバーとなれば新型マーチの変貌ぶりには何かポリシーがあると言ってもいいでしょう。
もちろんこれだけではなく安全性や快適性能等、日産の技術の粋を集めたような車になることは間違いないと思います。
大きく生まれかわるマーチの発売が楽しみですね。早く乗りたいです。
Posted at 2016/10/22 00:40:12 | |
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