
社長も言っていた通りあと数年で終わる三菱オリジナル車の1台「エクリプスクロス」。
満を持して2017年10月の東京モーターショーに登場しました。
SUVというのはどこも似たような形に見えてしまうのは、ミニバンが流行った当時を思い出させます。
それでも当時の三菱車は「デリカ」を筆頭にどことなく他とは違う雰囲気を持っていました。「RVR」も一時的にしてもまばゆい輝きを放っていましたよね。エクリプスクロスからはとくに感じられません。「世界中で売れる小~中サイズSUVの三菱なりの提案」という感じがします。CX-3やヴェゼルと同じように乗ってみて良さを感じる方向でしょう。
三菱ほど紆余曲折があって不祥事もあって、それでもなんとかやってこれたのは三菱グループのお陰というのもあるのですが、今後はルノーや日産のお世話になります。
“うちは金貰う側なんで、くれる方が儲かりゃなんでもいい”フランスのお偉方と“信じてくれればそれが真実です”みたいな某手下企業の下で似たような手法で儲かる車を作り始めるのかなと考えると悲しいもんです。
これまではどことなくトヨタでもなくホンダでもない“三菱”というカラーを全面に出している姿勢がファンを惹きつけてきたのでしょう。これからそのファン達は何を買うのでしょうかね?私なら「GTOツインターボ」か「ランエボ7」、「ランエボ10」を直しながら乗り続けるかな。
これはRVRのディーゼルですがパジェロディーゼル、デリカディーゼル、アウトランダーPHEV、RVRディーゼルを2010~2014年頃にやれていたらマツダのようになれてたかもしれませんね。まあ原因は“車が悪い”わけではないのでいずれにせよこうなってたのでしょうが・・
さて、エクリプスクロス。こいつはクロスオーバーSUVですね。
なかなかスタイリッシュです。コンパクトにまとまっていながらも居住性を大切にしていてさらに世界戦略も考えての全幅は180センチを維持しているのがいいですね。
エンジンは1.5Lターボと2.2Lディーゼル、1.5ターボにはCVT、2.2ディーゼルには8ATを組み合わせるそうです。三菱の稼ぎ頭である「アウトランダーPHEV」と同じようなPHEV車両にはまだしないそうです。
私としては一番オススメできる大衆車ことアウトランダーPHEVですが、プリウスPHVの登場で若干影が薄くなってきましたね。コンパクトなエクリプスクロスPHEVで巻き返しを図るかと思っていましたが、1.5ターボと2.2ディーゼルになりました。
三菱というとラリーで培ったAWDの走行性能が魅力なのですが、エクリプスクロスにもS-AWCという高度なAWDシステムが装備されています。
http://www.mitsubishi-motors.com/jp/innovation/technology/library/s-awc.html
ほとんどの人が荒地や泥沼を走るわけではなく一番ヤバくても大雪の時に乗るくらいだと思いますが自慢のAWDなのでたまには河原にバーベキューに行く等で性能を出してあげてほしいですね。
サイズは以下です。
全長4405mm 全幅1805mm 全高1685mm
ホイールベース2670mm
なぜ1.5ターボに6MTグレードを設定できないんでしょうかね。
Posted at 2017/11/22 18:15:55 | |
トラックバック(0) | 日記