
イタリアのランボルギーニ社は2017年12月4日に本社で、新型SUV「ウルス」を発表しました。
ランボルギーニのSUVといえばご存じ「LM002」です。でもLM002はクロカンでしょうかね。SUVではないか・・LM002は1986年とのことなので30年以上ですよ。長かった・・
今回のウルスはSUVの世界でもスーパーカーを目指して誕生したそうです。
SUVといっても兄弟車のポルシェ「カイエン」同様に悪路走行もお手の物です。
ウルスの走行モードにはよくある舗装路向け以外にも、オフロード向けの「TERRA」、雪上向けの「NEVE」、砂漠向けの「SABBIA」があります。これは凄い!
こちらは雪上走行ですがこれと同等以上にいけるわけです。万能ですね~
ウルスの値段は2779万円ということですから、悪路で走りたくないというのはやはり貧乏人の発想でしょう。
「小石や砂や倒木が当たって傷がつくなあ…」というのは考えてはいけないのです!
で、エンジンはV型8気筒4.0Lツインターボです。ランボルギーニではターボ初採用なんだそうです。
そのターボエンジンは650馬力、850Nmを発生するということですから、化け物エンジンですね。なんとウラカンより数値が上です。どういうことでしょうか・・
このパワーとトルクで最高速は305km/h、0~100km/hの加速は3.6秒ということです。ウラカンには及びませんが運転手によっては勝てる差です。
SUVクラスではトップ性能と言ってもいいでしょう。レンジローバーのSVRとかカイエンのターボ、グランドチェロキーのSRT8なんかが速いと思いますがとりあえず1番です。
ちなみにカイエンターボは0~100km/h加速3.9秒、最高速286km/hです。ウルスと兄弟車なので近い性能ですね。
というか、SUVでこの性能はいらないのでは?という意見はとりあえず封印しましょう。
こういった個性のある車を出してくれることがカーマニアには嬉しいものなのです。
トランスミッションは8速ATとなっています。トルコンですが最近のものなのですぐにロックアップします。コンフォートとパフォーマンスの両立はやはりトルコンなんでしょうね。駆動はもちろん4WDです。
車両重量は2200kgということです。意外と重たい?と思うのはランボルギーニ車だからそう思うのですが、SUVですからね。ハイパフォーマンスSUVは2500㎏を超えるものが多いです。
フェラーリは「SUV出さない」といっていますが、BMWのいう“SAV”みたいなことを言って「SUVではない!」とSUVみたいなものを出す可能性は高いです。
その時は知らないふりしてニヤニヤしながら受け入れてあげましょう。
Posted at 2017/12/15 18:01:35 | |
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