
11月29日(火)
照明を点けたままノンストップで爆睡してしまいましたが、いつもと同じ6時半にはスッキリと目が覚めました。
前の晩、寒冷地なのでエアコンを低めに設定し運転したまま寝たのですが、寝る前に干したタオル2本は乾燥しきって固くなっている。
チョッと喉が痛いけど・・・
昨日は雪がチラついていましたが、薄暗い空を見上げると晴れそうな予感がする。
下に降りると女将と息子の二人で朝の食事の準備をしている。
おはようございます!と挨拶を交わし、外にでると風も収まっており大して冷え込んでおらず、愛車銀レヴォは、びっしりと水滴に覆われてはいたものの霜は降りていませんでした。
一服をしていると、女将から「寒いから遠慮しないで囲炉裏端で吸ってね。」と声を掛けられましたが、暖かく奇麗に掃除の行き届いた館内では吸う気になれなかったのだ。
冷え込んでいないがそれなりに寒かったので、鼻水が・・・(失礼しました)
朝食前に露天風呂へ・・・・
朝の冷たく重たい空気の中での入浴はとても気持ちのイイものだ。
素朴な味わいのする朝食を済ませ、暖かな部屋で今日のコースを確認する。
幸いにも12/1から閉鎖になるR252の只見区間も問題なさそうでホッとするが、満腹になって暖かい部屋にいると当然の如く睡魔が・・・・
いかんいかんと思いつつもチョッと瞳を閉じるとzzzzz(^^ゞ
チェックアウトまでの暫しまどろむ。
清算を済ませ荷物を車に積み暖機運転していると、息子さんの口から「レヴォーグかっこいいですね!私もステーションワゴン好きなんでステージアを乗り継いで来たが、送迎にも使うので仕方なくヴェルファイアに乗っているんです。」と言われる。
亡くなったお父様は、スバル党でレオーネAWDに何台も乗っていらしたそうです。
銀レヴォを眺めながら、近々スバルに行って見てこようかとも言っていたので、相当興味があるのでしょうね(笑)
女将や息子さんと話しているうちに11時近くなってしまったので、名残惜しいが出発することにする。
本日の一発目は、大内宿だ。
宿から近く、山道を15分程上ると到着する。
ただ風が強くなってきて晴れているにも拘わらず寒~い。
そんな寒さの中でも観光客は次々に訪れている。

・大内宿駐車場から 周囲の山々

・茅葺屋根が列なる大内宿

・土産物屋も茅葺屋根

・淡雪と紅葉

・干し柿一吊り1,000円で売っていた(高っ!)

・蕎麦屋も当然茅葺屋根 (ネギ一本で食べる蕎麦が有名だが、朝食を沢山食べたのでパスした)

・R121湯野上温泉駅付近にて

・会津鉄道 湯野上温泉駅(全国的にも珍しい茅葺屋根の駅舎)

・駅構内に駐機していた可愛らしいラッセル車
見学後は、先ほど出発した湯野上温泉に戻りR121で会津田島まで南下し、田島からはR289で只見を目指す。
この会津田島の町から只見町まで、ず~っと福島ナンバーのガンメタのアベニールGTがフォグランプを点灯したまま山口までピッタリとマークされていましたが、山口の交差点を右折する直前でアベニールは脇道に飛込み、信号待ちをパスして行きました。
信号待ちする自分は青に変わってから右折すると、遥か先にアベニールらしき姿が見えました。
何しろ速いのでなかなか追いつきませんでしたが、前車に追いつき速度が下がったのでようやく追いつくことが・・・・
その後、前車がいなくなると再び速いペースに戻り快調に山道を進んでいきます。
相手がターボ付きであっても所詮バンベース、足回りの確りとしたレヴォーグは格段の差があるかと思われたが、どうやらノーマルではなく弄っているような感じでした。
本来ならばもう少し所要時間が掛かるところだったが、アベニールのお陰で遅延回復運転のように只見町へと滑り込むことができました。
また、アベニールは町外れの大きなパチンコ屋に入っていったが、田島からパチンコをしに只見まで?チョッと不思議でした。
只見町からR252を左折、通称:雪割り街道へと入っていく。
只見町に入る頃から再びミゾレが降り始めるが大したことは無く、少し走ると目の前に巨大な田子倉ダムが行く手を遮るかのように立ちはだかる。

・R252只見町田子倉ダム付近
これからダムの高さまでイッキに登る屈曲した山道となるが、前を走る千葉ナンバーの軽のワンボックスはノロノロとカメの如く登っており、ダムサイドまで直ぐなので仕方なくついていく。
自分と同じくダムサイドの駐車場に入るが、既に冬季準備でトイレ閉鎖、売店・レストランも今期の営業を終了し深い眠りについていて、売店前の自販機さえ使用中止となっていた。
車から降りると風が強く、斜めにミゾレが降っている。
このような状況でも、冬の準備でフェンスなどを取り外す作業が急ピッチで進められていた。ご苦労様です!

・田子倉ダムにて

・下流側の只見ダム (手前に掛かる橋は、先の中越豪雨で一部流出する)
そうこうしているうちにミゾレから吹雪に変わり、雲行きもさらに悪化してきたので出発。
短いトンネルやスノーシェードを通過する毎に路面は白く変わり、山肌に沿って急カーブの連続する湖畔の山道は厳しさを増し、工事片側通行の仮設信号機で引っかかることが度々あった。

・雪が強く降ってきた

・雪が舞って田子倉湖が見えない 橋脚はJR只見線

・丸鋸のような注意喚起

・雪が積もっています

・工事による片側通行
最後の片側通行で2台の前車に追いついたが、先頭は白のWRX、2番目は古いデリカ4WD、そして自分と3台で雪道へと変わった山道を走るのだが、新雪なのでスタッドレスタイヤでもズリズリと滑りとても厳しかったのだ。
途中でWRXがリタイアしデリカの後に続くが、このデリカ結構ハイペースなのだ。
おそらくパワーがない分、滑る道ではアクセルワークが楽なのかもしれない。
さすがにヘアピンカーブではかなり速度が落ちるが、スタッドレスのグリップ限界の速度で次々とクリアしていくので、こちらとしては状況が良く解り極めて走りやすいのだ。

・六十里越えトンネル (スノーシェードの外は吹雪!)
六十里越えトンネルを過ぎ新潟県に入り標高が下がってくると、路面の雪は消え速度も上がってくる。
そうなるとがぜん有利な状況となるが、雪道を走り慣れたデリカは快調なペースで下っていくのでそのまま追従し、入広瀬の道の駅で本日最後のピットインをする。

・入広瀬の道の駅で小休止
そうそう、田子倉でトイレが閉鎖だったのでトイレ我慢してたし・・・(;^ω^)
小さな道の駅なので、コレといったお土産が無かったのでトイレ休憩だけとなった。
出発の頃に、先ほど雪道で難儀していたWRXが下りてきた。
ホイルから判断してもスタッドレス履いているのでは?と思ったが、どうにか無事下山できて良かったねぇ~(@^^)/~~~
時刻は3時を少し回っていたが、ここから本日の宿まで途中高速を使用すれば1時間ほどで着きそうなのでホッとする。
何故って?これから先は難所もないからなのである(笑)
再びR252で小出へと下り、小出ICから関越道で石打塩沢ICまでACCを使ってラクラククルージング♫

・関越道 石打塩沢IC付近 (右前方は、石打丸山スキー場)
16:10予定通り、本日の宿 石打丸山スキー場 あざみ亭に到着!
お疲れ様でした。
つづく
※本日の走行距離 179.0km
※本日の平均燃費 14.6km/L