
3月も半ば近くなり気温も上がり始め、花粉症の方は早くも症状が出てくる頃となりました。
前回(3/4)は、温暖な地である伊豆下田にて一足早く春のツーリングを味わうことが出来たが、雪が好きなスキーヤーやボーダーにとってはシーズン終焉が近づき、そろそろ幕引きの準備が・・・。
ということで、自分にとっては今シーズンに別れを告げるため
最後のスキーをしてきました。
ゲレンデは、毎回紹介してきた新潟県南魚沼市(旧・六日町)にあるムイカスノーリゾートです。
3月13日(月)
午前中に用事を済ませ、いつも通りに外環川口西ICより大泉を経由し、関越道で新潟方面へと進んでいきます。
途中、いつもと同じ谷川PAで小休止しましたが、ここまでは曇り空で視界はイマイチ、いつもだった眺めることの出来る秩父の山々や群馬県に入っても低い雲に覆われており、残念ながら望むことが出来ませんでした。

・いつもの休憩場所 関越道・谷川岳PAにて
しかし、関越トンネルを抜け新潟県側に入ると晴れており、路肩には随分と溶けてしまったが薄汚れた雪が残っておりました。
土樽からの長い下り坂の途中、右手には中里から始まり、正面には岩原、左手には神立、湯沢布場、湯沢高原、ガーラ、石打丸山、石打花岡、マウントビュー、上越国際、塩沢と続き、右手には、越後の山の代表的な飯士、巻機(まきはた)金城山、八海山などが次々と眺められ、六日町ICに近づく頃には右側には坂戸城址のある坂戸山、左手には桝形山頂上に大きなアンテナがあるムイカスノーリゾートが見えてきます。

・真正面は、岩原スキー場

・右も左も越後の山々が続く
ムイカスノーリゾートのリフト運転終了は16:30、時計を見ると既に3時を回り、このままスキー場に向かっても極く僅かしか
滑る時間がないので、直接本日の宿へ向かいます。
今回はスキー場に隣接するホテルではなく、シーズン最後でもあるので少し贅沢して温泉のある旅館に決めました。
宿は街外れの少し小高い場所にあり、『魚沼の隠れ温泉・くつろぎ庵』と宿が謳う通り隠れ家のような立派な山荘って佇まいで、宿へ向かう山道も宿入口の所で除雪もなく深い雪に覆われて通行止めとなっていました。
アプローチからして秘湯感バッチリです。

・市道は積雪のためこの先通行止め(宿入口)

・狭い道を入っていくと宿が見えてくる

・今日の宿(くつろぎ庵)

・金城山

・魚沼平野の高台に立つ銀虎

・越後の山々が映る
山肌に沿った石垣の上に建つ宿は、小振りながらも重厚感があり、眼下には今走ってきた関越道や六日町の町並み、その後ろには坂戸山、大きな金城山を望むことが出来ました。
駐車場に止めるとさっそく若いスタッフが出迎えてくれ、小さな山門を潜り石段を登って玄関に入ります。
中に入ると太い柱、高い天井、囲炉裏など贅沢な空間が現れ、囲炉裏端でチェックインの手続きとお茶を戴いた後に部屋に案内されます。
部屋は僅か3部屋しかなく、今回は槐(えんじゅ)の間(15帖)となりました。

・ロビー

・槐の間
夕食まで少し時間があるので、ゆっくりと温泉に浸かることにします。
風呂は貸切タイプで2か所、何れも露天風呂と内湯があり貸切風呂扱いなので、とても贅沢な時間を楽しむことが出来ます。
また、
本日の宿泊客は私一人!ってことで好き放題に入浴することに・・・
もちろん、湯温についても希望通りに調整してくれます。
雪を望みながら越後の夕暮れ、そして至福の時を過ごします。

・満天の湯

・脱衣場に用意されていた山笠(降雪・降雨時用)

・露天風呂の周囲は暖かいのでフキノトウが咲いてます
日も暮れると今度の楽しみは夕食となります。
昨今食事処で戴くことが多く部屋食はめっきり少なくなりましたが、ここは部屋食です。
期待が大きくなりますが、この宿は海の幸山の幸がふんだんに並ぶ贅沢料理ではなく地元で採れた野菜などを厳選した
素朴な田舎料理を提供しています。
飽食な現代人には、たまにはこのような素朴な料理でもいいのかもしれませんが、個人的には少し不満が・・・

・本日の夕食(越後の銘酒、味比べは八海山、鶴齢、高千代、緑川)

・直接予約サービスの2品(ゼンマイの煮つけ、刺身こんにゃく)

・香ばしかった揚げ出し豆腐
食通で贅沢感を味わいたい方には、是非とも上越国際スキー場近くの大沢山温泉にある里山十帖(旧・高七城)の方をお薦めします。
次点で、六日町温泉の龍言かなぁ
しかし、
若いスタッフさんは一生懸命にお客を持てなす努力はしており、
接客は好印象です。
まだオープンしてから日が浅いので、今後に期待しましょう。
就寝前にもう一度ゆっくりと温泉に浸かり、床に就きます。
おやすみなさい
明日につづく
本日の走行距離 206.4km
〃 燃費 17.0km/l
Posted at 2017/03/18 03:09:45 | |
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