こんにちは~(^o^)丿
リハビリ開始したGちゃんです。
今回は聖地であるグンマー帝国のチョッと
ディープなB級スポット、時代劇・木枯し紋次郎で知られる(年長者限定・汗)
三日月村と、誰しもが知っているメジャーな国定忠治にも登場する
赤城山を我が愛機・銀虎と共に探訪することにしましょう。
この地域は群馬県の中で県の中心部(中毛地区)から東側(東毛地区)に位置し、タイトルにある上州新田郡三日月村は太田市藪塚町に属しており、赤城山は県庁所在地である前橋市富士見町と時代の変遷を経て変化しております。
10月3日(火)
2か月近く愛機・銀虎でドライブしていなかったため、秋のドライブシーズンの手始めとして隣県の
グンマー帝国へリハビリドライブ?を決行しました。
一般道を多めに走っても時間的に十分余裕のある行程を組み、週間天気予報でも雨マークのない平日にしたことから、人気も少ないであろう観光地を存分に堪能することを可能にしています。
日頃から怠惰な生活(^^ゞを送っているので、通勤ラッシュが引け始めた頃に出発です。
首都高・入谷ランプから川口線で北上し、浦和から東北道で坂東太郎(利根川)を超え、岩舟JCTからは北関東道で進路を西に変え高崎方面へ進み、帝国を目指します。
太田藪塚ICで降り一般道で県道K315とK69を経由し、東武鉄道・桐生線藪塚駅近くの踏切を渡ると穂が垂れ黄金色に染まった水田が出迎え、
ジャパンスネークセンターと三日月村への案内看板が現れますので、この看板通りに車を進めると小さなゲートを潜り駐車場(無人コインパーキング600円前払い)となります。

・三日月村駐車場からの展望
斜面を登り三日月村入口前の最奥まで進み駐車しますが、
駐車車両はなんと0台Σ( ̄□ ̄|||)
本当に営業しているのかどうか
不安になってきました((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル

・急な坂道にて

・関所(ここから入村します)

・各料金についてのお品書き(手書きΣ(・ω・ノ)ノ!)
駐車場から少々急な坂道を登ると関所があり、ここで入村料と別途アトラクション券(3か所分)を支払い、さらに村内では現代の通貨は使用出来ないので両替(1000円)が必要となるが、使用しなかった分は返金されます。
それでは
入村し江戸時代にタイムスリップです。
ツクツクボウシの
蝉時雨がBGMとなり、汗ばむ陽気で
藪蚊に歓迎されました。

・入口付近にある峠の茶店(その他、売店などあり)

・無料の竹馬(って言ったって竹じゃない木製の竹馬?)
ここは、1971年(古っ!)TVで放映された作家・笹沢左保氏の時代劇「木枯らし紋次郎」の舞台となった主人公・紋次郎が生まれ育った上州新田郡三日月村を再現した
テーマパークで、小高い丘に当時の面影が色濃く経年劣化により怪しげな雰囲気をも醸し出しております。
各展示コーナーへの
移動は、起伏にとんだ地形で殆どが
深い樹々に覆われているため薄暗く、簡易舗装のアスファルトは湿って所々苔が生えて滑りやすく、注意が必要です。
見物客は、最初私の他に初老夫婦が1組いただけでしたが、帰る頃にはあと数人が・・・
これじゃ採算合わないなぁ・・・(涙)
順路通りに進むと先ずは急な下り坂、非常に足元が悪くうっかり
苔を踏むとコケそうになります(;^ω^)
下りきったところで紋次郎の生家が現れ、三度笠を目深に被ったマネキン紋次郎登場でトレードマークは長い楊枝ですがチョッと短めだね。

・紋次郎生家

・紋次郎の生家内部(注、ストロボ使用 ほぼ真っ暗で何も見えない)

・正面から見ると雰囲気は出ているが、下側から覗くと・・・

・手前右が炭焼き小屋、その先には小さな旅籠が・・・
さらに鬱蒼とした坂道を下ると炭焼き小屋や小さな旅籠が見えます。
馬小屋と併設された小さな旅籠の2階には、夕涼みをする女性が・・・

・旅籠 上州屋
短い坂道を登りきると茶店や火の見やぐら、神社などが現れますが、ヒマを持て余していた茶店・三日月庵の娘さん(チョッと昔の尾根遺産・爆)から
『冷たい麦茶はいかがですか~?』と声がかかったので、ひとまず休憩してみましょう。

・茶屋 三日月庵と周囲

・三日月庵から上州屋が見える
麦茶は無料サービスですが、あまりの閑散ぶりに
情で“ところてん”を注文する。
2文也~っ
湯吞み茶碗は一見すると益子焼風の陶器に見えますが何とプラスチック製!
ところてんは、
発泡スチロール製の容器に・・・Σ( ̄□ ̄|||)
これでは色気も情緒もぶち壊し、何にもありませんねぇ・・・
食べているうちに老夫婦が入店、注文は氷イチゴ!
う~ん、何でもアリだけど
センス0%だ!!
ダメだこりゃ~

・センス0%のところてん、味はお察しください。
気を取り直して撤収~
今度は上り坂、途中から下ってきた道と合流したりして期待?のアトラクションへと暗く狭い山道を登っていきます。

・水車小屋があるが水が・・・流れていない

・アトラクション入口周辺

・不可思議土蔵

・ボールが登っていくように錯覚する不可思議土蔵内部
最初は鏡の館・戯揶満館(無料)複数じゃないと楽しめず、次へ行きます。
2棟の傾いた蔵・不可思議土蔵(有料:18°と20°傾斜)で、中に入ると平衡感覚が狂い下がっている方へとよろめき、次第に頭が痛くなってしまいました。
次は、絡繰屋敷(からくりやしき)ですが受付の昔の尾根遺産が同行して案内しれくれます。
ここだけ内部撮影禁止なので、少々ネタバレを。
要するに忍者屋敷なのであ~る。

絡繰屋敷(内部撮影禁止)
襖が正しく開かない、壁が反転、床の間から隣の部屋へ繋がる、囲炉裏の下に隠し階段、そして迷路、トラップの階段などなど、ボケた頭の体操って感じで降参すると昔の尾根遺産が笑顔でヒントを教えてくれますが、
無い知恵絞って一生懸命考えます。
でめたし、でめたしでした。はい(^^ゞ
続いて懐中電灯(無料レンタル)片手に
一人で怪異現洞へ突入!
内容的には、インディージョーンズ的な感じで暗闇の洞窟探訪です。

・出入口

・足跡の上に立つと何かが起こります((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル

・つり橋と滝

・とても怪しげで真っ赤な洞窟

・謎の朱塗りの建物

・ようやく出口の光が・・・
だいぶネタバレしてしまいましたm(_ _)m
最後は「かかわり~な/木枯し紋次郎記念館」の見学となります。
ここは、原作 笹沢佐保、市川崑監督、中村敦夫主演のTV時代劇“木枯し紋次郎”が当時一斉を風靡し、『あっしには 関わりのねぇことでござんす』という決めセリフが耳に残っていますが、若い方たちには理解不能でしょうね(苦笑)

・ かかわり~な/木枯し紋次郎記念館(無料公開)

・さすがに若い!中村敦夫氏と笹川佐保氏

・当時、カッコイイと思った中村敦夫氏
一巡して小腹が空いたので、
退村する前に峠の茶店で蕎麦でもすするかな。

・お品書き

・暑くても熱い山菜蕎麦を七味かけて戴きます!

・峠の茶店 内部装飾

・銀虎の中はアッちっち
入村から退村まで3時間たっぷりと楽しみましたので、国定忠治の赤城山を目指し銀虎発進!

・踏切待ちで東武特急が通過、りょうもう号?それともあかぎ号?

・信号待ちでザクロ発見!

・昔は笠懸村だったホーロー製の看板
絶好の秋晴れのもと、光り輝く赤城山の広大な裾野を大胡目指してアップダウンや屈曲する狭い道ですが、東国文化歴史街道と並行している裏道で西へと向かい、K4上毛三山パノラマ街道に合流すると、いよいよ赤城登りが始まります。
交通量は少なく快調に登っていきます。
少しずつ標高が上がり赤城森林公園を過ぎる頃には
九十九折れが始まり、勾配もきつくなってきます。
しか~し、トルクフルなFA20とS#で至って快適ドライブ♪
ただ、この区間はカーブとカーブの間の
直線区間に大波のような連続バンプが多数ありますので、
調子こいて飛ばすと大変な目にあいます。
ご注意ください。
途中、数台ほど
道を譲ってくださったドライバーさん、ありがとうございました!
もちろん、十分以上に車間を空け走行していただけなのですが、たぶん
アクセサリーライナーの光がプレッシャーとなったのかもしれませんね。
ピークを過ぎると大沼までの下りとなり、昔ケーブルカーの終点でもあった鳥居峠へと向かいます。
旧駅舎は、赤城山頂駅記念館サントリービア・バーベキューホール(長っ!)に変わって砂利敷きの駐車場が行き止まりです。
晴れ渡って景色は抜群なのですが、
過ぎ去った台風のような冷たい強風で写真撮影のみして
早々に退散、今宵の宿へと向かいます。

・鳥居峠で前橋市内を望む

・大沼湖畔到着 宿前から
宿は大沼湖畔のうらぶれた感溢れる土産物店が立ち並ぶ一角にある青木別館です。
大沼の湖面は強い北風(からっ風?)に煽られ白波がたって、湖畔に立つと小さな砂粒が肌を刺します。
それに陽が陰り始めているので気温が低くなり、体感では真冬日のような感じで
宿(食堂と土産物店&旅館)に入るとストーブ(石油大型ファンヒーター)が赤々と燃えていましたΣ(・ω・ノ)ノ!
チョッとレトロチックな店舗兼食堂の2階は民宿風の旅館となっていましたが、古さの割には隅々まで綺麗に掃除が行き届いて清潔感があり、女将や従業員の態度も良かった。
2階の角部屋203号室(BTなし8畳)へ案内されると、部屋にもファンヒーターが既に準備されていて、障子を開けると大沼の展望が抜群♪今流に言えば
レイクビューってところです(笑)

・203号室内部

・部屋から眺める大沼

・西日で輝く紅葉直前の山肌
・ウェルカム珈琲で寛ぐ
風呂は24H使用可とのことで、さっそく汗を流しに行きましょう。
旧態依然としたタイル張りの小さな浴槽ですが丁寧に清掃され清潔感があり、3人まではイケそうです。
隅には陶器製の小さなライオンの口から加熱された循環温水が勢いよく吐出し、一種独特の昭和テイストの趣があります(笑)

・レトロテイストな男性用お風呂
充分に体が温まり、汗を引かせるために強風の中で一服およびクールダウン、つ~ぅか瞬間冷凍です。
そのような寒さの中、カメラで
青いセダンを激写する一人の青年が目に留まりました。
近づくとWRX STI!それも
黄色のブレンボ!!D型だぁ~!!!
興味津々のGちゃんは、この青年に声を掛けます。
刺すような冷たい北風に煽られつつ会話が始まります。
なんとみんカラ登録者とのことで、
速攻お友達登録となりましたヽ(^o^)丿🎊
夕闇が迫り暗くなっても熱い会話で盛り上がり、銀虎を隣に移動して
激写大会が始まったのです。
青年はデジ一眼、私はコンデジで三脚併用ですが強風でブレが・・・
下手な鉄砲も数撃ちゃ当たる方式で寒さに耐えながら撮りますが、次第に真っ暗に・・・
彼はこれから帰宅とのことでしたが、その後イニDの如く榛名も走破し一般道で都内に無事戻られたようです。
大変お疲れ様でした!

・フィッ党さんの最新鋭戦闘機 D型 WRX STI

・銀虎とツーショット(^^♪

・銀虎とツーショット その2

・銀虎とツーショット その3 注、実際はこんなに暗~い
時刻は6時、夕食時間となってしまったので
名残惜しくお見送り、道中気をつけてくださいね~(@^^)/~~~
お待たせしました。夕食です。
食堂の一角でナイスな具材いっぱいのボリュームある鍋料理を戴きます。

・本日の夕食

・ぐらぐらと煮え立つ味噌仕立て具沢山の鍋

・天ぷらには目の前の大沼で獲れたワカサギも(旨し♪)
たっぷりとご馳走になり部屋に戻ります。
背中に暖かなファンヒーターの風を当てながらヌクヌクとタブレットでみんカラを見ると、みん友さんから色々とコメントやイイね!がついています。

・早くも活躍するファンヒーター
コメント返しや徘徊をするうちに日付が変わってしまい、
障子を開けると中秋の名月が近いだけあってほぼ満月状態でした。
荒れ狂う強風で月の前には雲がかかりますが、僅か数秒で流れ去っての繰り返し。
その隙を縫いながら激写します。
しかし
簡単に撮れません( ノД`)シクシク…

・どうにか撮れたお月さま

・流れの速い雲で霞んだお月さま
しかし、窓を開けたままだと部屋の温度は一気に冷蔵庫状態に・・・
ぶるるっ、さび~
再び部屋を暖めてからの就寝です。
それでは
皆様、おやすみなさ~い(@^^)/~~~ZZZzzz・・・
明日に続く
本日の走行距離 157.9km
〃 燃費 12.7km/l